バカの壁企画で、俗流心理学と歴史事実を列挙して、アホな人々を紹介して、適当なオチをつける感じ。
大家だからできるパロディネタで、内容的には、幻想の未来の方がおもしろかった。銀齢の果ては老人自身による老人バトルロワイヤルで多少興味があるが。
心理学の本職のid:p_shirokuma先生の方が、系統だった物を書けるんじゃないかな?くらい。
筒井康隆全集はアルファルファ作戦辺りまで読んだ。
七瀬シリーズはあんまり読んでない。断筆周辺はちらほら。
まあ、本書はベテラン作家の徒然語りみたいなものだなー。
- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/02
- メディア: 新書
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