玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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妹かわいい輪るピングドラム第1話「運命のベルが鳴る」1st station

スタッフ語りとか、ウテナ語りとか、画像キャプチャとか、詳しい事は他の人のブログと公式サイトに任す。
失われた何か 輪るピングドラム1話「何だかわからないけど、最高に面白い幾原邦彦監督12年ぶりの新作!」(感想)
http://haruhiism.blogism.jp/archives/52159502.html
輪るピングドラム
なるほどなー。
僕は少女革命ウテナ世代なんですけど、(放送当時高校生だった)、テレ東が映らなくてそれから12年も見たいと思いつつ見てないという糞なんですけど。(なんか先に富野とか宝島とかおにいさまへ…を見ないといかん気がして)ホスト部は見た。
でも、なんか周りのアニメファンがウテナファンが多いし、アニメージュウテナの特集記事は読んでいたので、大体のストーリーや幾原邦彦グラビアは知ってるし、興味はある。
てなわけで、ピングドラムも注目してて、先に小説も買って100Pくらい読んだ。どうやら、小説の1章がアニメの1話に対応してるっぽいので3話くらいまで読んだことになるのかな。小説上下で2クール?

輪るピングドラム 上

輪るピングドラム 上

で、アニメ見た。



小説を先に100Pくらい読んだからか、ピングドラム1話を見ても「あれ、案外普通」って感じ。派手なアニメーションはアベノ橋とか他にもあるしなー。作画的に、抜くべき所は結構手を抜いてて、全部が全部細かく作画されてるわけじゃないし。演出的にも他にもシャフトとか、もっと尖ってるアニメあるしなあ。
ただ、妹が可愛いのでえらい。
と、思いました。
陽毬ちゃんかわいいです。
これが全ての価値観!



もう、陽毬ちゃんが色んな服装に着替えて可愛いし、冠葉(赤兄)、晶馬(青弟)の双子の高倉のお兄ちゃん二人が陽毬ちゃんをとっても大切に思ってるってこともポイント高いよな。妹は変身前からお兄ちゃんの女王様なんだよ。陽毬デーは何でもしていいし!水族館にデートに行くし。おうちの中は陽毬ちゃんの好きなかわいいもので溢れていて、陽毬ちゃんだけ可愛いベッドで寝てるのだよ!
ウッヒョウ!
まー、僕としては、兄は一人の方がもっとストレートにラブ出来ると思うのだが、これで、兄が一人きりだとちょっと閉塞的な近親愛になってドラマとして閉じちゃうし、葛藤としても面白くないので、冠葉がリビドーで生存戦略で、晶馬が常識人で語り手という、お兄ちゃんの愛欲の二面性を分担してドラマに波を持たせる構造なのかな。それは良いね。


しかし、陽毬ちゃんかわいいなあ。
エンディングで女王様ファッションに着替える所を丹念に描いてるイラストもエロかわいいよー。でも、普段はスカートの丈が長めで可愛いよー。お兄ちゃんはこういうガーリッシュな服が大好きです。
普段はスカートの丈は長くて、リビドーが炸裂して生存戦略する時はド派手にハイレグパンツ丸出しドレスってのが良いのだよ!

輪るピングドラム―試運転マニュアル公式スターティングガイド

輪るピングドラム―試運転マニュアル公式スターティングガイド

うひひひ。
(しかし、アニメキャラらしく、ハンドバッグは持ってないな。ていうか、水族館に行く時、三人とも手ぶら。手ぶらなのか。)

小説版では、陽毬ちゃんの今日のコーディネートについて、細かく描写されてて可愛いです。
あと、陽毬ちゃんのお気に入りの可愛い小物についても、小説で説明されてて可愛い。
アニメはそこら辺や、医師との会話などの段取り台詞を結構かっ飛ばしてサクサク進めてるけど、だいたい同じ。あ、謎の宮沢賢治小学生はアニメオリジナルだな。小説は視点が登場人物に近いので、客観視点を入れるアニメとは演出が違うな。
ゴミ箱から目を光らせるペンギンどももアニメオリジナル。冠葉似の1号は資源ごみ。晶馬似の2号はもえるゴミ。陽毬似の3ちゃんはもえないゴミ。特に意味はある?色かな?緑、赤、青。


それと、高倉兄妹が住んでいる公園の隣のボロっちぃ狭い一軒家は、古い家っぽい雑然さ(たとえば、ふすまや家具にべたべた貼られたシール)や小汚さ(たとえば、コンロや換気扇周りの油汚れや壁のひび割れ)が描かれてると思ったけど、影色にピンクを使ったりして配色がポップだから、汚い木造日本家屋でも可愛い兄妹の小さなお城って感じがして、とってもかわいいっす。こういう風に主観的に物事を描き変えられるのは絵画の力だなー。
2話に登場する荻野目苹果ちゃんのマンションとか、オシャレな女学校との対比になって行くのかしら?


とりあえず、僕にとっては世界の謎よりも命の不思議より、妹が可愛いということが全て!
妹よ生きろ!
生存戦略ーッ!
妹と生存戦略したいね!


あと、原作のイクニチャウダーってなに?
ファビュラスマックス!(伝説的にマックス!)



しかし、長男の冠葉の声の木村昴さんは新ジャイアンか。きれいなジャイアン・・・。イケメン剛田武・・・。



余談だが、東京の地下鉄丸ノ内線(作中では東京スカイメトロ・荻窪線)が印象的に描かれていたので、レールとか分岐(荻窪行きと方南町行きは中野坂上で分岐するんス)とかUターン(荻窪から池袋は丸ノ内線の端から端だけど、東京駅経由で皇居をぐるっと回って行く)とか、そこらへんも象徴してんのかなーとかなんとか。
新宿三丁目で乗り換えた方が近いんだけど、妹思いのお兄ちゃんは、支店の荻窪から終点の池袋までずっと妹が座れるように乗り換えないんだろうなーとか思うと萌えますね。妹愛してる。
小説だと、荻窪線は遠回りだけど家族で一番よく乗る路線だったので、退院したばかりの陽毬にとって懐かしいから乗りたがったとの事。ノスタルジックかわいい。
ミラクルトレインってのもありましたね。あれは大江戸線

ハンディ版 東京超詳細地図

ハンディ版 東京超詳細地図


あ、バスに乗ってもいいんだよな。やっぱり意味合いが。


あー、白熊モビルスーツから兄が縛られている黒熊モビルスーツに通路を刺して、妹があんな煽情的なアイドル女王様衣装を着て、それを脱ぎ捨てながら歩いて来て、全裸になって「生存戦略しましょうか!」っつって兄になんか突っ込むとかエロイよー!
性別逆転セックスのメタファーだよー!しかも近親相姦だよー!もう一人の兄は穴になんか落とされてこれもエロいよー。
うひひひ
小説版の頃は生存戦略の時は韃靼人の踊りみたいなBGMの予定だったっぽい、ドラムが聞こえるっていう描写だけど、アニメの挿入歌は動きにあっててミュージカルっぽくてエロいね。