仕事があるんで、あんまり長くは書けないけど、原作はドラえもん時空で何周も17歳をしているけど、アニメは1週1年で話をまとめるように、原作の場面を取捨選択組み換えしている様子。
今回は秋と初夏と夏がひとまとまりに再構成されていて、良かった。
また、そういう原作のいじり方に加えて、健全なエロスがドラえもんの「のび太さんエッチ!」みたいなドラえもんっぽさであった。ユーモアシーンの茶番っぽい所もシンエイ動画的。渡辺監督は元ドラえもんの人だし。
あと、原作と違って出崎電車が活躍。
出崎統ファンにはやはり楽しい。
渡辺歩監督が同時にやってる宇宙兄弟のストーリーの一本線の感じに比べると、かなり「遊び」とか「多様な解釈の幅」が大きい様子。ドラえもん時空のエピソードを1クールくらいに再構成するのだから、それはそうだろう。
だが、原作ファンとしては原作の持ち味をちゃんと出せていると思う。
むしろ、原作が連載に応じてリアルタイムに不安定だった所をまとめていて、新しいシーンを違和感なく入れているという所に工夫を感じて、いいと思う。
それと、やっぱり色とか光や音がつくと、豪華に見えて楽しいな。
- 作者: 植芝理一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/06/22
- メディア: コミック
- 購入: 5人 クリック: 51回
- この商品を含むブログ (110件) を見る