玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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#翠星のガルガンティア 第09話深海の秘密

脚本:海法紀光 絵コンテ・演出:平田智浩

私の中で、ガルガンティアは「毎週ジャンルを変えてくるアニメ」だったんだが。
1話が宇宙戦闘もので、2話が異文化交流、3話がロボット戦闘で、4が恋愛病弱もの、5がお色気もの、6が山内フラッシュ、7が監督コンテで、8話がご近所物語
で、今回は新世界よりとかエウレカセブンとか「タイム・マシン」とかプレデターとかイカ娘あたりのSFものと白鯨を組み合わせた感じですね。
いや、いろんな引き出しがあって面白いと思います。
あとは、クライマックス、あと4話でどうなるか予想もつかないので、そのワクワク感を大事にしていきたいですね。
また来週も予想を上回ってほしい。


しかし、チェインバーさんが意外とすぐにバッテリーが半分くらいに減っててビビった。無限力だと思ってたのに…。戦闘用アプリをフル稼働で使ったらノートパソコンくらいの稼働時間なのか…。意外ときつい。
チェインバーだけで地球や銀河を何とかするのは無理なのにいろいろな情報を与えられたりして、レド少尉が大変そう。
レド少尉、末端兵士だしいろいろと周りの状況が激変してるせいで、戦略が自分で組み立てられなくなってて大変そう。
まあ、所詮レド少尉は非実在青少年なので、彼が困っているところを僕はエアコンの効いた部屋でゴロゴロしながら見るんだが、そういう態度が資源を浪費するのだ!
どうだ、俺は屑だろう?ワイルドだろ〜?


あと、いろいろ言われているが、顔はめ合成怪人は実写でやると本当にちゃちになるので、アニメならではの表現として評価したい。
あと、あの膨大なニュースで使い捨てられた古代の戦闘機が伊藤計劃っぽくてカッコ良かったしエレベーターも時代に合わせて変わったので、デザインナイス。
ピニオンの今後の見通しが視聴者に開示されていない段階でさらに妙な情報が増えたので、困惑します。


同じような過去の大戦争の歴史を見るのは∀ガンダムの「衝撃の黒歴史」だったんですが、あれに比べるとまだまともなアニメを見てる感じですね。衝撃の黒歴史ガンダムの新作なのに過去のガンダムが勝手に映し出されて、放送事故かと思いましたもん。
また、衝撃の黒歴史ではその映像が主人公だけでなく一般市民にも放映されてしまって暴動が起きたり軍部が暴走したり、話がひどく広がって迫力があった。
そういうことはガルガンティアでは起こらなかったけど、ガルガンティアは短編なので、一般人が情報を知ってどうするか、っていう風なアプローチの話つくりではなく、情報を隠し通せるかどうか、情報を生かせるかどうか、っていう責任をレド少尉が抱え込んだり癒されたりする心の動きが重要なんだと思う。