玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

#君のいる町 原作萬画18巻のOAVも買ってしもうたんじゃ…

わし山内重保ファンなんじゃけど、山内重保監督の山内重保分と原作成分と比較検討するために、原作18巻に同梱していたOVAも買ってしもうたんじゃ…。ブレンパワード18話で絵コンテを書いたのは山内重保さんじゃけど、ネリーブレンにダンスを躍らせるって発案したぁは富野監督じゃとか、そういうことがブチ気になるんじゃ…。
このDVDアニメは山内重保監督とは違う人らが作っとぉじゃけんど、主人公の桐島青大と枝葉柚希の声は細谷佳正(ライナー・ブラウン)さんと中島愛(まめぐぅ)じゃけん、テレビ版と同じ声なんじゃ…。ランカ・リーとかたまゆらの歌は好きだし、オーディオコメンタリーでマメグウさんとほそやんさんが談笑してるのは聞いて楽しかったんじゃ…。でもTV版で声が変わっとる人もおる…。

OVA
総監督 - 吉浦康裕
監督 - 小林寛
脚本 - 村上桃子
キャラクターデザイン - 茶山隆介
総作画監督 - 高田晃
音響監督 - 長崎行男
アニメーション制作 - タツノコプロ
協力 - 広島県庄原市
製作 - 講談社

DVD付き 君のいる町(18)限定版 (少年マガジンコミックス)

DVD付き 君のいる町(18)限定版 (少年マガジンコミックス)

スタッフ(テレビアニメ)

原作 - 瀬尾公治君のいる町」(講談社週刊少年マガジン」連載)
監督 - 山内重保
シリーズ構成・脚本 - 吉田玲子
キャラクターデザイン - 西位輝実
総作画監督 - 羽山淳一
美術監督 - 松本健治
色彩設計 - 辻田邦夫、竹澤聡
音楽 - 奥慶一
チーフプロデューサー - 辻畑秀生、立石謙介、中川岳、後藤謙治、大角誠
プロデューサー - 高林庸介、古川慎、依田一
アニメーションプロデューサー - 内藤祐史、白石直子
アニメション制作協力 - ミルパンセ
アニメーション制作 - GONZO
製作 - 「君のいる町」製作委員会(テレビ東京電通GONZO

なんでタツノコからGONZOに移動になったんか…。なんで山内重保監督が出現したのか・・・。なんでテレビ版はGONZOなのにブレインズベース輪るピングドラムに参加してらっしゃったスタッフが多くなってるんか…。色彩設計の辻田邦夫さんは山内重保作品にもよく参加してるけど、同時期にタツノコプロガッチャマンクラウズとBrain's・Baseのブラザーズコンフリクトにも参加していて、ピングドラムファンの私的には色合いが好みでええんじゃけど!
スタッフの人事異動がテレビ画面の水面下でどう動いたのか、ワシには全然わからんのじゃ!



ちなみに同じ原作者の涼風のアニメ版は

アニメーション制作 - スタジオコメット
製作 - マーベラスエンターテイメント(現マーベラスAQL

全然違う制作会社なんじゃ…。でも君のいる町OAV版には涼風のキャラがゲスト出演しとるんじゃ…。でも原作にはそんな場面はないんじゃ…。しかも大学生編の18巻に付属のDVDなのに描かれとるんは8巻の修学旅行のエピソードなんじゃ…。

ちなみに、広島には幼稚園の頃まで住んでましたし、小学生の時は長崎に住んでいたのではだしのゲンのアニメを見せられたりしていましたが、基本的に言語はテレビアニメで覚えたので、私はあんまりなまってません。広島弁はわからん。主人公の青大を演じるほそやんさんは広島出身。
ちなみに原作萬画はこういう話らしい。

涼風みたいに妊娠して終わりやろ

12: 風吹けば名無し 2013/06/18(火) 12:07:39.70
>>6
主人公の友達がすでにそれやった

http://mangagatari123.blog.fc2.com/blog-entry-674.html

広島で生まれ育った主人公(イケメンで料理がうまい設定)が、中学高校といろんな同級生や幼馴染や転校生の美少女ヒロインと恋愛したり下着を見たりして過ごし、友情と恋の間で悩みつつも東京で大学に進学してヒロインとくっついたり離れたりイチャイチャしたり浮気したりドキドキしたりセックスしたり、っていう、そういう少年マガジンらしいDQN風味の、クソッ、心の中の童貞を大事にしているキモヲタの30代男性の私には本当になじみが薄い文化圏の、その、サンデーの名探偵コナンは小学生になって童貞を守っていることで今日まで続いているというのに、マガジンの金田一少年はヒロインとセックスしたがってコンドームを買ったりしているという所から見受けられるその両雑誌の違いの、リア充爆発しろ、っていうか、最近の若者にはこういう無軌道でノーたりんな性生活が受けるんか?畜生!死ね!豚みたいにセックスセックスセックス!

どいつもこいつも糞セックスしたいだけだろうが!

それとも俺みたいに就職も結婚もできずに親を自殺させて家庭崩壊したクズとはこういうリアルが充実している世界は世界線が違うのか?異次元?異次元ファンタジー?むしろあっちが現実世界で、夢を見続ける事が 俺のファンタジー?信じる奴がジャスティス?っていうか、俺はとっくに死んでいて、今いる俺は脳内妹の世界で、俺は誰だ!(石ノ森章太郎版Black)
こんな人生は間違いだった失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した
あたしは失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗したあたしは失敗




と言う風に、非常に難解で精神的負荷の高い作品です。ニコ動の童貞どもには理解されにくい作品ですね。
一応テレビアニメになりそうな巻は買ってきたので、ニコニコ動画のネタバレコメントももう何も怖くない。
クソッ!


しかし、そういう下品めいたエロコメマンガなんですけど、いや、一概にこれが悪いとも言えない、こういうだらだらとずるずるとした、なんとなく流れに乗ってるだけの性生活こそが逆に人間のクソムシとしての本性を自然主義的に描いているとも言えるのではないだろうか、って言う作品なんですけど。
(振られた明日香ちゃんの故郷の福島の原発は連載中に爆発したっぺよ!)
山内重保監督はむしろ浪漫主義的な演出をする人だし、映画的にまとまった作品つくりをする上品な作風で童貞にも優しいので私はファンなんですけど。原作はあけすけでベタベタのすれ違いラブストーリーで読者の評判で展開が二転三転する場当たり主義的に連載が続く週刊連載の若者向けエロコメ萬画なので、

バクマン。 20 (ジャンプコミックス)

バクマン。 20 (ジャンプコミックス)

還暦を迎えた山内重保監督とは結構隔たりがあるような気もするんですけども。


いや、だが、ちょっと待ってほしい。
山内重保監督はまじかる☆タルるートくんとかエロコメとか、花より男子みたいなラブストーリーも監督してるし!
あと、聖闘士星矢ドラゴンボールでも山内重保監督は東映まんが祭り東映アニメフェア系での劇場版とか、原作の合間のアニメオリジナルエピソードとかを手掛けたわけだし!スチールセイントとか。
大丈夫大丈夫慣れてる!
原作が続いてる萬画でも、ほら、最近でも夢喰いメリーとか、原作に近い路線で始めつつアニメオリジナルで一本の映画としてまとまりを持ちつつ、原作とは微妙に離れて原作とは違うエンディングでありつつも原作を殺さないような距離感なんですから。大丈夫だから大丈夫。
だから、君のいる町のテレビアニメも原作通りのカットとか原作に似せた微妙なギャグ顔とか原作のダサいサブタイトル(バタンチューってなんだよ)とか取り入れつつ、アニメ単体でもそれなりの映画としてまとまるようなそういう所に着地すると思いますし、ちゃんと着陸することを信じてアニメならではの演出を楽しみましょう。


私は謎の彼女Xを愛読するような彼女いない歴童貞なので、無軌道なイケメンリア充学生のセックスラブストーリーとか、そういう話自体は本当に苦手ですけど!


でも、山内演出とかそういう作品の香り立つような感覚と言うのは好きですし。原作がエロコメ乳首パンチラ萬画でも、ドロドロの浮気と都合のいいハーレムヒロインであっても、むしろそれを山内演出で違う方向に演出するアニメならではの料理みたいなのを楽しみたいわけですよ!
都合よく週刊連載を盛り上げるために登場しては使い捨てられていくキャラクターにも生命を吹き込むのがアニメですよ。
おにいさまへ・・・とか原作と全然逆方向に行っている出崎統監督が誇り高くてかっこいいわけですからね。そういうのがアニメ化の醍醐味なわけで。

ニコニコ動画では山内演出を批判して、「OAVの方が原作通りでよかった」というコメントが多いんだが。
いや、OVA版も悪くなかったですよ?
週刊連載の萬画よりも書き込みが丁寧だったし。あー、まあ、山内演出が東映kanonOVA京都アニメーションkanonみたいな雰囲気の違いはある。抽象演出と写実演出と。いや、でも、東映系と虫プロ系で言うと、虫プロの方が抽象派だし京アニの方がサンライズ系列で虫プロ系なんですが。
いや、君のいる町タツノコとゴンゾなんですし、山内重保監督はフリーの演出家だし個人のスタッフの人事はもっと複雑だから一概には言えないんですが。
長い原作を時系列入れ替えしてアニメの長さに合わせるのも、タツノコプロバージョンでも結構やってますし、山内重保監督バージョンばかりが複雑にやってるとは言えないよなあ。
タツノコプロバージョンもラストシーンでかなりワンカット数秒ごとに時系列と時空を飛び越えた演出をしてて印象的だったよ。


タツノコOVAはロケハンが丁寧で地域タイアップもやってて(いや、山内版も広島の庄原市との協力はしているのだが)京アニっぽかった。
実写っぽいというか、アニメならではの灰汁が少ないというかあっさり風味と言うか。
でも、きちんと見せ場のシーンは描いてる。あ、でも、キスシーンは物理的なアニメーションで、生々しかったので、抽象的な山内演出とは違うなーと。
でも、原作にない芝居を入れたり、原作とはオチが違ってたり、っていうのはタツノコバージョンもどっこいどっこいだし、原作も決して完璧な作品ではないので、山内演出ばかりがコメントで非難されている状況はファンとしては心が痛む。
むしろ、原作通りの絵や原作に似せたギャグ顔を入れたところで「変な演出!」とコメントされるのは苦々しい思いである。だが、原作に近づけることで逆に山内成分から離れて作品の統一性が乱れる、っていう所もあるんだよなあ。


タツノコプロバージョンは青大が原作にはない場面でスプリンターのようにダッシュする場面とかも写実的なアニメーションで描かれて、「あ、りょーちもさんが参加してる」って思ったです。


まあ、りょーちもさんの動きを重視して絵柄を重視しないアニメーションも割と賛否両論だったりもするんですけど。
山内版の方が絵柄はタツノコ版よりは萬画原作版に似せていると思うんですけど。山内版は西位輝実さんのキャラデザで総作画監督羽山淳一さんだからピングドラムっぽさもあるんですが。
タツノコプロバージョンの絵柄は原作に似せてるというよりは、灰汁が少ない絵柄なので、見やすかったし、動かしやすくもあったんだろうなあと思った。
山内演出は良くも悪くもアクが強いからなあ。でも、私はそういうアクの部分の味に振り回されるのが好きなんですけどね。
さすがに30代無職(結婚できないしする気もない)にもなって高校生の好いた惚れたがどーのこーのというメインストーリー自体には興味ないですからねー。アニメキャラにも感情移入とか愛着もないし。興味は演出とかかなー。まあ、自分では何も生み出さず、仕事もしないで感想を言うだけのキモヲタ無職で親を自殺させてるとか、そういう生き方もあんまりよくないんだけども。私はそういうあんまりよくないキモヲタとして生きて、やがて死にます。


っていうか、小中学生の頃は普通に山内作品を見てたけど、ムシキングを見てないのはファンとしては痛いよなあ。
ムシキングもすごい作品だったらしいじゃん…。全然原作ゲームと関係ないような…。
そういう演出ビーンボールみたいなところが好きだなー。
細田守監督はすごい売れたけど、演出は好みだけど、細田監督のオリジナルだと母性本能が本当に自殺遺族としては宗教上の理由で生理的に合わない。あいつはケモナーだし、僕はシスコンだし。理解し合えない。
でもウテナは今度見る。
ナージャの細田回はすっごいよかったんだがなあ。