玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

昭和元禄落語心中と死神を見たので老人になりたい

 前回までのあらすじ。


 疲れからか夢遊病を発症したグダちんは不幸にも記憶がない夢中遊行でソシャゲのガチャを回してしまう。全ての責任を取り仕事を辞めたグダちんが精神科医に告げられた病名の内容とは……。


 ハッキリ言って、恐怖。アルコールがないと眠れないので気絶するまで毎晩飲んでノックダウン睡眠をして、夢遊病。記憶がないにスマホの電源を入れ直してパスワードを入力して課金してしまうとか、アルコール中毒とギャンブル中毒と意識障害役満です。


nuryouguda.hatenablog.com
 夢遊病で玄関を開けたり冷蔵庫の中のものを食べて、そのままベッドに戻って寝るのはまだ自動的な習慣をトレースしているだけなんだが、記憶がないのにソシャゲに課金っていうのは恐怖でしかない。リミッターが効かないので。ていうか、夢遊病なのにパスワードを入力とかできるんだ!
 まあ、課金履歴を確認したらリボ払いの致命傷で済むレベルだったんですが。SSRは出てませんでした!!!!


news.ameba.jp


 悪化すると自動車を運転して殺人を犯して無罪になることも可能らしい。さすがに寝てる間に無計画に殺人をすると計画が狂うので困る。
 そういうわけで心療内科で診察してもらった。


 ていうか、睡眠障害だけではなく慢性疲労症候群と多臓器不全とPTSDという診断を受けた。


 はー。俺は本当に可哀想だなあ。全身が壊れているし死にかけている。



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nuryouguda.hatenablog.com


 
 そこまで死線をさまようと、逆に死にたくないなあって思ってしまうのが人間のしょうがない所なんですよ。

 石田彰さんが演じた八雲師匠みたいに、死にかけて体がガタガタになると怖いなーって思う。普段からメンヘラで厭世的なふりをしているのに体が死にかけたり意識障害で放火したりすると死にたくないなーって反応してしまうんですねえ。
 俺、35歳にして、老いた落語家の境地に達してしまった。


 昭和元禄落語心中、手塚治虫文化賞受賞おめでとうございます。
animation-nerima.jp
(イベントは10月14日に終了しました)
www.asahi.com

togetter.com
 石田彰さんの落語はベテランの落語家の人にも認められたそうですごいですね。


togetter.com


昭和元禄落語心中 -助六再び篇- Blu-ray BOX(期間限定版)



  • アニメと文化の話

 まあ、別に死んでもいいんですけど、僕も身内や知人を何人も自殺させてきたし、人口削減論者なんですけど。Gレコの批評と小説一本くらいのやりかけの仕事はやるべきだと思った。このブログにもありがたいことに欲しい物リストから援助してくださる読者さんもついてるし。
 あと、編集長のはるしにゃんが自殺したせいで没になった同人誌の企画で、F91のベラ・ロナについて論じたわけだけど。
nuryouguda.hatenablog.com
 はるしにゃんはアニメの批評で飯を食おうとしたのに自殺してしまったわけだが、僕は僕で富野由悠季監督が海のトリトン以来描き続けてきた「姫」というモチーフについてのディズニー・プリンセスにも負けない評伝を書きたい、という落語心中の関俊彦みたいな気持ちもある。なんか僕の原稿を途中まで読んで自殺したはるしにゃんは僕に対して失礼なのではないか?と、最近思うようになってきた。まあ、あの世は在るか無いか観測できないのだが、せめて生きている人間が生きている間に先に死んだやつよりもアニメや文化で楽しむのが富野由悠季的な人間観なんじゃないかなーって思う。死んでしまったはるしにゃんの意志が今どうなってるのかはわからんけども、悔しがらせたいというか、僕の文章に対してはるしにゃんが「続きは読まなくてもいいし自殺したい」っていう態度に出たのは僕に対して非常に無礼というか、僕を否定する行動だし悔しいので、僕ははるしにゃんに否定されたのよりももっと強い気持ちで文章を書き続けないと、負けた気がするので書く。
 しかし、まあ、富野由悠季の作品を一つの観点から評価し直すって言うのもかなり時間と労力がかかるのですぐにはできない。しかし、今死んでしまったら完全なゼロだ!ということも寄生獣から学んだ。
 精神科医も「継続は力なり」って言っているし。(まあ、その先生も「クリニックを新築したローンさえなかったらさっさと引退したい」とか言ってるのだが)
 僕は仕事も長続きせず、国立大学の理系を卒業したのに大した技術もなく、KLabを過労で辞めたためにスクフェスのうまい汁を吸い損ねて、台湾版映像の原則の公式サイトを作ってウェブデザイナーに売り込みをしたらWeb業界の人に「サイトはしっかりしてるけど、君は覇気がないね」って言われて、ウェブの仕事にも就職できず……。覇気ってなんだよ!


 そういうわけで今までの人生は無駄だったんですけど、唯一10歳の頃から半世紀続けているのが富野由悠季活動です。(どうやらガンダムよりも富野らしい)
 で、まあ、肉体労働とかをして日銭を稼いでいたんですけど、そうするとブログの更新が目に見えて遅れて、そんな生活でアルコール中毒になってKLabでやられた神経の古傷が悪化して再度過労死の危険とか…。3週間くらい嘔吐と下痢と目まいとかが続いて、さすがにヤバくなったのでアルコールを控えて仕事を辞めたのだった。まあ、肉体労働の仕事は誰にでもできるけど、こういうブログは僕にしかできないので。って言うと偉そうだけど、実際問題として僕くらいしかGレコの各話感想やカット分析を腰を据えてやってる人がいない。
 貴様らもっとちゃんとしろよ!なんでまとめサイトとか名無しのコメントで満足してるのだよ!それでもオタクなのか!ええいっ!私が出るしかないようだな!この私、ヌ・リョウグ・ダが評論しようというのだよ!


 そういうわけでアニメの話をしたい。
 お金は、まあ、即死はしなさそうなので、ボチボチ……。仕事で金を貰って死ぬよりはやりたいことをやって死んだ方がいい。僕の場合、やりたいことはアニメの話をすることで。


 昭和元禄落語心中もざっくり文化を継承する話だった。僕も桂枝雀師匠が自殺する前から落語を聞いてたし落語も好きだ。アニメも好きだ。こんなにいいものがなくなるわけはないのだ。
 落語心中の最終回はこういう話。↓
animedeeply.com
 まあ、僕も富野アニメ以外の各話感想は書いてなくて、こういう若いライターの人が書いてくれているのに任せている面もある。


 そういうわけで、アニメの話を語り継ぎたい。というか、別にプロの物書きになりたいとかじゃなくて、落語に出てくる生半可な文化人のおっさんみたいに与太郎に適当にアニメの話をするオッサンになりたくなった。結婚もせず三十路も半ばになるとおっさんはおっさんになることを受け入れるマインドになるのだ。


与太郎「グダちん!アニメの話をしておくれよ」
グダちん「しょうがないね……。昔々ある所にウォルト・ディズニーという人がいてアニメーション……、あ、このアニメーションというのは当時流行した映写機を」
与太郎「ぐぅーーー」
グダちん「遡りますこと1878年。パリ万博にエミール・レイノーという人が、ちょっと寝るんじゃないよ」
与太郎「いや、もっとクールジャパンな話をしておくれよう」
グダちん「アニメーターの低賃金は……さっきまで書いていたアニメーターが翌朝冷たく……」
与太郎「そっちのクールじゃねえよ!」


 というような竹熊健太郎を中途半端にしたような余生を送るオタクになりたい。



 まあ、半分冗談なんですが、最近は富野関係のオフ会とかTwitterとかで二十歳くらいの若者の富野ファンを見ることがあって、「Gレコから富野に入りましたー」とか言われると、「おいおい、そんな若さでこんな冥府魔道に入ってしまって大丈夫か?」って思う。その反面、海のトリトンリアルタイム世代の奥様方には頭が上がらない。
 富野ファン、アニメファンの中間層になってしまったなあ、ということを感じる。うーん。僕もキングゲイナーの当時はあきまんを語るスレにいる大学生だったのだが、いつの間にか大学生が子供に見えるような歳になってしまった。


 いや、まあ、アニメ協会とか落語協会の幹部になるような器じゃあないです。人間関係が苦手だしPTSDだし。
 結局僕はアニメーターにもアニメ業界人にもなれず、評論家や文筆家になることもなかった。中途半端なおじさんです。しいて言うならアニメ海賊です。正規のコラムニストでもなく広報でもなく、勝手にアニメ周辺で騒いでいる海賊です。エイハブです。ジョン・シルバーです。小説家に成れなかったうえに恋人も持てなかった場合の月がきれいの安曇くんです。腐ったワナビです。


 坂口安吾太宰治についてこう言った。

http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/43137_30135.htmlwww.aozora.gr.jp
 一般の方々にとって、戦争は非常時である。ところが、芸道に於ては、常時に於てその魂は闘い、戦争と共にするものである。
 他人や批評家の評価の如きは問題ではない。争いは、もっと深い作家その人の一人の胸の中にある。その魂は嵐自体にほかならない。疑り、絶望し、再起し、決意し、衰微し、奔流する嵐自体が魂である。
 然し、問題とするに当らぬという他人の批評の如きものも、決して一般世間の常態ではないのである。
 力士は棋士はイノチをかけて勝負をする。それは世間の人々には遊びの対象であり、勝つ者はカッサイされ、負けた者は蔑まれる。
 ある魂にとってその必死の場になされたる事柄が、一般世間では遊びの俗な魂によって評価され、蔑まれている。
 文士の仕事は、批評家の身すぎ世すぎの俗な魂によって、バナナ売りのバナナの如くに、セリ声面白く、五十銭、三十銭、上級、中級と評価される。
 然し、そんなことに一々腹を立てていられない。芸道は、自らのもっと絶対の声によって、裁かれ、苦悩しているものだ。
 常時に戦争である芸道の人々が、一般世間の規矩と自ら別な世界にあることは、理解していたゞかねばならぬ。いわば、常時に於て、特攻隊の如くに生きつつあるものである。常時に於て、仕事には、魂とイノチが賭けられている。然し、好きこのんでの芸道であるから、指名された特攻隊の如く悲痛な面相ではなく、我々は平チャラに事もない顔をしているだけである。
 太宰が一夜に二千円のカストリをのみ、そのくせ、家の雨漏りも直さなかったという。バカモノ、変質者、諸君がそう思われるなら、その通り、元々、バカモノでなければ、芸道で大成はできない。芸道で大成するとは、バカモノになることでもある。

 僕はそういう芸の道のプロにも成れず、一般社会にもなじめないどっちつかずのおじさんです。
 就職する前に安倍晴明を祀った晴明神社陰陽師に人生相談をしたところ
「グダちんは心がきれいすぎるので一般社会の労働になじめないので出家した方がいいと思う。でも、現代仏教の組織にもなじめないので寺にも入れないと思う。雲水としてさすらうしかないのでは」って、無茶苦茶なことを言われるくらいピュアなおじさんです。


 先日29歳で亡くなった高畠エナガさんのように死ぬまで萬画を書くような根性もなかった。
高畠エナガ短編集 1 Latin



 しかし、僕は子供は持たなかったけど、若い人に昔のアニメの街談巷説を伝えるインターネットおじさん、という風な年の取り方をしてもいいんじゃあないかな。という中年っぽさが出てきた。
 一応肝臓の数値はいいのだが、不眠症夢遊病PTSDと自律神経失調でしばしば臨死体験をするので老人っぽさがある。
 そういう風に死を意識すると次の世代を意識する。次の世代を意識すれば、仕事力がつく。


 そういう富野由悠季監督が75歳になっても死ぬつもりなどないかのようにGのレコンギスタの全5部作の映画を作るという。

www.oricon.co.jp
3年前にやったTVアニメ『Gのレコンギスタ(以下、G-レコ)』をやって気づいたことがあって、70歳を過ぎてロボットものをやって、いまだに映画版だなんて言っているのは、めでたいじゃないですか。めでたいんだけれども、この程度の仕事でも全力をかけてやっている

 おめでたいんだよなあ!大師匠は!
 かなわねえよ。


 でもかっこいいよな。そしてやっぱり僕も男の子なのでかっこつけたいんですよ。




 このブログはチラシの裏なので特にオチもなく終わる。



 ガチでPTSDから意識障害になるくらいヤバい状態なので、重めの評論を書くより先に、過去の記事の目次の作成とか、今までやってなかった地味な作業でリハビリをしていきたいです。


 あと、他人の書いた小説が密会くらいしか読めないくらいヤバいしアニメも見れないし辛いのでスマホに自分の書いた小説を入れて読んでたりする。小説としてちゃんとしてるかはともかく、僕は自分の脳内妹ちゃんの出てくる小説は最高に可愛くて萌えると思うので、それも書きたい。働きたくはない。
 まあ、世間に居場所を作る程度の仕事はしてもいいんだが、それで本業の物書きができずに過労死しちゃうのは本末転倒ですからね。って言うか、そもそもこのブログと小説は僕の遺書なんだぜ。僕は自殺したいのに遺書が書き終わってないので死んでない。その間に親や知人が雑な遺書で雑に死んで行っている。諸行無常だねえ。



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