第1話の感想
nuryouguda.hatenablog.com
きれいな女の子向け新世紀エヴァンゲリオンだった。
グリッドマンをみんなが応援するかと思ったけど、逆で、二次元キャラクターがのぼくたち、わたしたちを応援するよっていう話。
(追記)一応、前回予想したように内海と六花がグリッドマンにアクセスコードを打ち込んで存在証明をして応援する、というグリッドマン同盟の活躍はちゃんとあった。
旧劇場版エヴァンゲリオンは二次元美少女をおかずにするオタクの気持ち悪さをえぐったけど、21年後のSSSS.GRIDMANは二次元キャラクターを殺す女の子を二次元の女の子が許してくれた。新世紀ではオタクへの風当たりが弱まったのか。
フィクサービームで新条アカネの心と街を直したけど、死んだものは取り返しがつかなかったようだ。
だけど、それも含めて許す。二次元だし。マイトガインみたいに神様は殺せないし。
二次元の虚構のハイパーワールドのグリッドマン、そしてツツジ台の人々は創作物なのに限られた命、というのがちょっと面白かった。普通、現実が限られていて、異世界は無限の可能性というふうな虚構のマンガやアニメが多いけど。
たぶん、このアニメも忘れられたら消える一過性の限られた作品ってことなんだろう。(アノシラスやアンチのいる怪獣の町として独自の異聞帯になるかもしれないけど、それは違う世界のことだ)
だけど、そんなアニメのグッズをちょっと身に付けるだけで、少し元気が出て女の子は前を向ける。そして無限の現実の人生に立ち向かっていく。
独りじゃない。いつの日も、どこまでも。
『SSSS.GRIDMAN』
— cospa (@cospa) 2018年12月22日
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それでいいんじゃないか。それが今のアニメの役割なんじゃないのかな。そういう作り手の矜持は、達観と謙遜かもしれないが、僕は、敬意を持ちたい。
3か月間たのしませてくれてありがとうございました。
まあ、まだ商品展開はCDとか続くんですが。とりあえずここで一区切り。GAINAXの系譜のTRIGGERのアニメとして、メタな演出も含めて、いさぎいい引き際ではないかと。
- アーティスト: 戸塚修,鈴木キサブロー
- 出版社/メーカー: CINEMA-KAN Label
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そして、グリッドマン同盟は、ツツジ台とハイパーワールドとアカネの世界にわかれていても、まごころを、君につなげて友達だね。
だからみんな、元気を出そうよ。
友情END
(内海は死ぬほど欲望とかいろいろあったみたいなので、それは冬コミのコピー本とかで独自のエンディングでいろいろしてもいいんじゃないかなあ)
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僕もまごころをかよわせた友達がほしいですね……
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