玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。旧玖足手帖から記事・ブクマを引き継ぎました。


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新「ブギーポップは笑わない」第1話 第2話 感想

 監督の夏目真悟さんは大好きなN・H・Kにようこそ!(アニメと萬画にはいろいろと言いたいこともあるが)の監督で若手有望。

ブギーポップは笑わない

  • 第1話

 前作ブギーポップファントムに比べると原作小説1巻1章の構成に近かったですが、青春会話描写にゴア描写が挟まってるのが怖かったです。



TVアニメ『ブギーポップは笑わない』 PV 第2弾




 絵柄は原作に近いようでガッチャマンクラウズっぽい。まあ、原作も絵柄変わりまくりなのだが。(そういえば緒方剛志先生と打ち合わせがなくて揉めたらしい)
 都市伝説とスマホに女子高生の感情をつめこんだシリーズということで、ガッチャマンクラウズ、SSSS.GRIDMANの系譜アニメかもしれない。


 竹田先輩がモブみたいな感じのキャラクターデザインであんまり表情を表に出さない感じの演技だったのは、一般人代表としてはどうなんだろう。


 早乙女君はちょっと同じマッドハウスでアニメになった寄生獣島田秀夫みがある。


 エコーズの件で冒頭社会批判をかます初期ーポップ演説がちょっと短くなっていたが、好きシーンなのでアニメで見れてよかったです。(映画のVHS持ってます)


 でもエコーズの件で警官をブギーポップさんがボコすところで警官の動きの動画がちょっと足りてない感じがしたけど、どうなんだろう。ブギーポップさんは超人なので動画を飛ばしてもいいけど。
 でも竹田先輩、の寝室のシーツの影とか原画は割とクオリティ高いかな。でもあんまり表情がないので。(というか、竹田先輩よりブギーポップさんの方が笑顔とか表情があったような…。いや、普通には笑っちゃダメな設定だったはずでは。)
 いい感じに予算配分してアニメーターを動かしてほしい所。


 作画クオリティは高いけど現代人の表情があんまり見えない感じなのはマッドハウスなんだけど90年代井上俊之IG作品ぽさもアリ。オープニングのブギーポップ(?)みたいな白いのと宮下藤花が水中キスするのは攻殻機動隊っぽかったですね。


 ピンク・フロイドのオタクとしては原子心母について冗談を言うブギーポップさんがカットされてて残念。
ブギーポップは笑わない 新装版 上
ブギーポップは笑わない 新装版 下

  • 第2話

 木村明雄の章は消去された。
 あと、早乙女君と坂本君のグループ交際カラオケナンパテクニックや不純異性交遊も消えてしまったな。
 そういうわけで、不良高校生のひねくれた郷愁とか歪んだ青春のモヤモヤ感とか汚いジュブナイルっぽさがなくなって、早乙女君が割と普通の異常者に見えて残念。
 あとがきによると不良高校生の郷愁ってのは自称(10代の少年であることに失敗していた人間)の上遠野浩平先生の第一作の創作意欲の一端だったようにも見えるので、そういうエモさがアニメではちょっと消毒されているようで、ちょっと異質ですね。
 学校という空間での違う性質の人間たちの(ちょっとジメジメした)関係の描写が軸だったような小説第一作にくらべると、新アニメ版は背景美術の直線的な感じとあわせて、ドライなバトルサスペンスという感じに見受けられる。
 時系列を入れ替えるトリックのテクニックは上手いのだが、ちょっと距離感ができてしまうような。
 まあ、それを言うと前作のファントムはもっとアレだったんだけど。まあ、あれはあれで独自のファンタジーを形成していたと言えなくもない。(ブギーポップ自体も続編はバトルになっていくし)
 NHKにようこそ!こそジメジメした青春の煩悶だったと思うので、夏目監督はやればできると思うのだが。まあ、不純異性交遊とかブスで筆おろしはテレビ的に規制されちゃうのかもしれない。
 原作も複数の視点で同じ事件を見る小説なのでテクニカルなのだが。文字で主観的な感覚を描写できる小説と、ビジュアルと台詞でやや客観的に撮影するアニメ動画とはメディアの違いがあるんだなあ。小説は割と時間の流れる速度も変えられるけど、アニメは止め絵ハーモニーとか以外はだいたい等速だからなあ。


 早乙女くんが普通の異常者に見える分、マンティコアさんがかわいくなってたね。炎の魔女はもともとアニメキャラみたいな正義の味方さんだったので、アニメでもあまり違和感はない。(女子校生っぽくはないが)


 声優の演技は割ととりたてて文句を言おうという気分にならないので、ある程度高水準だと思う。エコーズと直子のはじめての会話のふしぎ感がさらっと流されていたのがちょっと気にはなったか。
ブギーポップは笑わない (電撃文庫)

  • 今後

 とりあえず、公式サイトのスタッフキャストにみんな大好きスプーキーEさんが書いてあるのでVSイマジネーターまではやりそうですね。スプーキーEさんの活躍が見たい。


 VSイマジネーター編ではブギーポップ霧間凪みたいなはねっかえりとは違う、清純派ヒロインの織機綺(おりはたあや)さんの活躍が見れるといいですね。
ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーターPart1


 人気次第では劇場版で歪曲王シン・ゾーラギが見れるといいですね。

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著者へのプレゼントはこちら
nuryouguda.hatenablog.com
 しかし、僕も小説家志望だったわりに小説があまりパッとせずブログの評論が読まれて、一時期「グダちんさんはリアル霧間誠一」と言われたこともあるんだぜ。
(自慢か?)
(まあいいじゃん)


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