玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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映像研には手を出すな!2話まで

 全部の作品は見てないけど、クレヨンしんちゃんで育って湯浅政明監督は好きだし、前評判も原作の人気も高かった。というわけで、(まあ毎日14時間寝てたんですが)微妙に見るハードルが上がって第2話までアニメ「映像研には手を出すな!」を放置してしまった。


 でもまあ、面白いね。不思議なアニメだけど面白い。



 アニメ制作をテーマにしたアニメなのでアニメオタクとしてはアニメ知識とかで考察したいところではあるのだが、まあ、めんどくさいし、もっと他に詳しい人がやるだろうからやらない。


 なんとなくの印象だけど、ラフ線、スケッチ、イメージボード、設定画、動画、原画、セル画、CG、いろんな線や塗りがまぜこぜになっていて、揃ってない。それぞれ個性があるのだが、汚くなってない、かと言って普通のアニメではやってはいけないようなことをやっている楽しさがある。妄想世界が楽しいけど、かと言って心理分析とかがテーマでもない。


 キャラクターも、3人娘が「中身はおっさんだろ」って言われたりもしているようだが、カバンとか背筋とか歩き方などで個性的に描き分けられている。読者モデルの水崎ツバメがソファーに寝転ぶところなどはセクシーというか女性的に描かれて、スカートもそういうふうに影がついていた。
 じゃあ女子高生萌えアニメかというとそうでも無いようで。それでも意外と長身の金森さやかは無愛想な顔つきに見えてグレーの瞳がきれい。なんでど根性ガエルのヒロシみたいにメガネを乗せているのかは謎。浅草みどりは子どもという感じ。
 ズッコケ三人組的な雰囲気もある。


 というわけで、いろんな個性(キャラクターと、アニメの表現の両方)がワイワイやってるのが楽しいので、そんなにアニメの知識を勉強する、という感じに、気負わなくても楽しく視聴できるかなあと思った。ぼんやり見てても楽しいです。まあ、知識を持ってたり原画パートオタクだったりしたらもっと楽しめるかもしれないけど。
 いろんな楽しみ方ができると思う。僕は眠いのであまり考えないけど。


 しかし、不思議な世界だなあ建築とかも変だし。いろいろ設定はあるらしいが、とりあえず、アニメから入る。(萬画は積むので。録画も積んでるけど)


 ていうか、アニメ研究会のコナンの上映、序盤からギガント登場までやったけど、映画版の方なのかな。


 それはそうと、そういう不思議で楽しいアニメだし、様々な技巧を凝らしているので、最初から実験的なオリジナルアニメのように見えた。でも大人気の原作があるのか。
 萬画はまた違ったメディアとしての面があるのだろうか。
映像研には手を出すな!(1) (ビッグコミックス)


 しかし、今のところ1話で3人が揃って、2話で機材などを入手して、と、「けいおん!」みたいに(?)序盤の定番の準備段階を割りと順調にこなしているようだ。不幸なことは洗濯物を忘れたり二階から落ちたり大雨に濡れたり、という程度で、特に試練を乗り越えてどうこうという緊迫感な雰囲気は薄かった。顧問もすぐ決まるし。
 そういうふわっとした高校生たちで始めた映像研が「手を出すな!」と言われるヤバい集団にどういう経緯で変貌して行くのか、そもそも「手を出す」というのは誰の、どういう状況なのか、注目していきたい。



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