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今回はチェンソーマンVS支配の悪魔のバトルシーンがほとんどで、あまり語ることがない。
でも、セックスだよね。そして、それは男ではなく強めの顔のいい女であるマキマさんが主導権を握って射精、ではなく出心臓させられるプレイだった。
強めの顔のいい女に蹂躙されるのは性癖としては気持ちよかった。マキマさんの格闘が強いのもいい。そして、マキマさんの無限回復も公安の男たちを支配して利用するものっていうのも地位と権力を兼ね備えた強めの女って感じで興奮する。
週刊少年ジャンプ(52) 2020年 12/14 号 [雑誌]
- 発売日: 2020/11/30
- メディア: 雑誌
- めちゃくちゃと最高に超良い世界
マキマさんは糞映画がない、最高に超良い世界を作るという。
しかし、マキマさんは同時に「チェンソーマンはめちゃくちゃでないといけない」と矛盾したことをいう。
秩序だったつまらない映画がない最高に超良い世界を作りたい気持ちと、めちゃくちゃなチェンソーマンを求める気持ちがマキマさんの中に両方ある。(マキマさんと支配の悪魔が別人という説もあるが…)
マキマさんにとってはめちゃくちゃなチェンソーマンも糞映画みたいなつまらないものではなくいいものだと思ってるのかもしれないけど。(そもそも、超良い世界を作るために要らないものを消すのはチェンソーマンの能力が必要だし)
まあ、萬画の予想をしてもだいたい外れるのでしないけど、マキマさんは顔のいい強めの地位と権力と暴力と強靭な意思(思い込み)のある頭が良いクールで傲慢な高嶺の花で理想を追い求めているんだけど、同時に「めちゃくちゃなものが好き」という個人的なロマンに衝き動かされて、恋心のために部下だったデンジも早川アキもパワーも殺すっていう「女」。
富野アニメにもそういう女がわりと出てくるんだけど、藤本タツキ先生の趣味としてはBLAME!のシボさんかも?シボさんも頭が良くて背が高くて顔のいい強めの女で、衝動のために自他の生命を破壊する女。もちろん、俺も好きだ。
でも、愛とかセックスって一方から押し付けるだけだとダメなんだよね。(アイドルマスターゼノグラシアの如月千早を参照)
タカハシマコ先生もセックスは一方からだけじゃダメだって書いてる。
デンジくんはマキマさんが好きだけど、マキマさんはデンジくんはチェンソーマンの心臓を寝取った相手だと思っていてボロクソにして捨てる。
じゃあ、マキマさんの手の中に収まったチェンソーマンの心臓のポチタはマキマさんのことをどう思ってくれるのかな?(宇宙から落ちてくる心臓だけからもチェンソーマンは再生できるけど)
秩序だった世界を作るために、めちゃくちゃなチェンソーマンが欲しいというマキマさんの論理は割と破綻しているし、ポチタとデンジの気持ちを無視して手に入れようとしている。どうやったらマキマさんの理想と愛情は満たされて成功するのだろうか?(わからん)
顔のいい強めの女なので相手の気持ではなく一方的に手に入れようとする。ハマーン・カーンみたいな。それはそれで、不器用さでもあるんだけど。(マキマさんもハマーン・カーンも部下には平気で嘘をついて、自分を愛するように誘導するけど、本命に対しては力押しで無理やり手に入れようとして必死になってしまって、逆に嫌われる)
こういう、頭が良くて顔もいい強めで他人を駒のように利用する女が本命には熱くなって力押しになってしまうの、一周回って、硬い大人の女の殻の奥にある少女のロマンって感じでかわいいし、好き。殺生院キアラとか好きだし…(まあ、現実でそういう女と関わると僕のような凡人は即死するので、フィクションで摂取すべき)
やっぱりチェンソーマンは愛の話なんだよなあ。
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