高畑勲監督については評価している部分や好きな作品もあるものの、最晩年のかぐや姫の物語についてボロクソにブログを書いた前科がある。
nuryouguda.hatenablog.com
赤毛のアンも好きですけど、百合要素で下駄が履かされているのかもしれず、クオリティとしては母をたずねて三千里の方が高いのかもしれないけど、個人的に母ものは苦手ではある。
まあ、それはそれとして、富野由悠季氏が高畑勲監督について喋っている動画を見た。
高畑勲展は7月18日までなのであと2週間しかないのだが。というかGのレコンギスタの劇場版第三部の公開も7月22日なのですが。
26分ある動画だけど、富野由悠季氏が好きなので一気に退屈せず見れた。
でもまあ、基本的におじいさんが青春時代を振り返るっていう感じで、おじいさんが楽しそうに喋っていて、元気そうで良かったね、みたいな感じでした。
高畑勲監督はたしかに東大を出ているしスタジオジブリはすごいし色々と権威なのだけど、それはそれとして、テレビ時代はお互い若かったね、みたいな回想でしたね。
ハイジの頃よりも赤毛のアンの時のほうが高畑勲監督と宮崎駿氏もうまくなっていたとか。
富野喜幸さんもその中で仕事の仕方を覚えていったとか。
基本的にアニメ作りにおける絵コンテの工程という、かなり狭い、というか殆どのアニメファンは自分で絵コンテを切ったりしたことはないと思うので特殊な職域の話なのですが。
でも、富野由悠季というアニメ界のレジェンド級の人でも50年近く前に青春時代はあったんだなあという感慨は受けました。(そして富野監督は今もGのレコンギスタで人の描いた絵コンテを継ぎ接ぎするという同じような作業をやっているという)
しかし、なんで高畑勲展のトークに富野監督が呼ばれたんだろう?宮崎駿監督も新作映画で忙しいけど、富野監督も新作映画で忙しいのだが。Gのレコンギスタはリメイクではあるけど、リメイクにはリメイクの手間があるだろうし。
なんでここでしゃべるのが宮崎駿監督ではなかったんだろう。って言う気持ちはある。
と、同時に、やっぱりこういうところに出たがったり喋りで受けを取ったりするのは宮さんではなくお富さんだよなあという感じもする。あんまり宮崎駿監督のトークショーってのは知らない。
とりあえずファンとしては、絵コンテの技法とかはほとんどわからんけど、若い頃の仕事について楽しそうに富野監督が喋っていたので、まあいいんじゃないかなって感じです。
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