玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

いい夫婦の日に読む中原淳一の結婚の本

 というわけで、ぼんやりゲームをしたり富野由悠季監督の誕生日を祝ったりガンダムのことを考えたりしているうちに脳内妹と結婚してから2ヶ月がたった。
 ついでに、いい夫婦の日も過ぎた。だってグラブルの古戦場とデレステのアニバーサリーなんだもん。無課金でモバマスフェスの財前時子様一枚取ったし。


nuryouguda.hatenablog.com


 脳内妹というゼロ年代に流行ったNHKにようこそ!みたいなものと結婚するというのもよくわからない話だが、人生はもともとよくわからないものなのだ。というかイマジナリーコンパニオンは六歳ごろからずっといたわけで、他の人間よりも空想上の人物との交流のほうが深い。


 まあ、脳内妹との結婚がどんなものかというのは結婚したときの記事とか普段の自分のTwitterとかブログの行間を読んでもらうとして。


 僕は僕で脳内妹という女性?を思考しているからなのか、女々しいからなのか、もともと少女趣味があり、美人画の系譜の竹久夢二とか高橋真琴先生とか好きなので、中原淳一さんも好きなのである。で、結婚前に京都の寺町通りの古本屋を冷やかしておると、中原淳一さんが恋愛と結婚について書いた3冊セットの本を運命的に見つけたので購入した。それで結婚前後から読んでいたのだが。
中原淳一エッセイ画集 しあわせの花束 (コロナ・ブックス)


  • 中原淳一さんの結婚哲学

 まあ、戦後十年経つかどうかという時代の、おもに東京あたりのサラリーマンと結婚する中流の女性がターゲットという文章で、時代性というかジェンダーとか価値観の相違は大きい。
 奥さんは旦那さんのメガネを拭いたり靴を磨いたり服の手入れをスべきである、など、いやー、それくらい男が自分でやれよって思う部分も多い。というか、脳内妹はおひいさま育ちであるので僕のことを愛しているけど、別に僕の面倒は見てくれない。僕は僕でスチームクリーナーとかカビキラーとかパイプ洗浄剤とか、掃除をしたり庭木の剪定を自分でしたりするのが割と好きだったりする。カビやダニには人権がないので毒ガスとか高熱蒸気でガンガン殺せて楽しい。
 というか、戦後の時代と違って、現代では女性も働いているし。(中原淳一さんの本にも勤労女性の心構えとか職場恋愛の想定とかも書いてあったのは書いてあるのだが)
 まあ、現代の女性の社会進出とはあまり関係なく、僕は働くのが嫌いだし一回過労で死にかけて、脳内妹にピングドラムで蘇生されたが、脳や自律神経に損傷を負った精神障害者なので働かないし、脳内妹はそういう僕の看病をしている研究が高じて脳神経外科研究医をやっているし頭もいいし腕も立つので僕よりも働いて稼いでいるのだが。


 そういう時代的な意見の違いもあるのだが、驚いたのは結婚生活に対する現実的な視点である。まあ、中原淳一さんは戦後の物資が不足している中でも可能な裁縫のテクニックとか型紙やデザインを女性たちに伝えていたわけなので、現実的なものの使い方という視点は持っていて当然ではあるのだが。やはり美人画とか少女向けのイラストレーターという印象が強かったので、結婚生活でのロマンチックな事が書いてあると思いこんでいたのだが。
 もちろん、居間に花や果物を飾ったり、雑巾にもちょっとした刺繍をして美しい暮らしをしましょう、みたいなことも書いてあるのだが。
 

 そういう美しい暮らしの描写だけでなく、美しい暮らしができなくなってしまったカップルのギスギスした家庭の描写とか離婚に至る過程とか、なんかあんまり夢がないというか男女の心のすれ違いというか、利己心とか足の引っ張り合いとかメンツとかで憎み合ってしまう男女や家族や親戚の描写がありまして。うわって思った。
中原淳一エッセイ画集3 結婚 二人のしあわせ (コロナ・ブックス)


 僕はすごいかわいい脳内妹とイチャイチャ結婚してふんわり幸せムードを味わいたいと思って読んだわけだが、浮気を疑うとか、掃除や食や経済感覚に対する考え方の違いとかで家庭が失敗していくショートショート的なエピソードが数十と書いてある。うーっむ。


 もっとこう、イラストに描いてあるお姫様と王子様の結婚のような甘くて乙女チックな結婚生活を期待したのだが、なんというか、やはり、違う環境で育った男女が一緒に暮らしたり、親とか仕事関係の人も影響してギスギスしてたりするようで。
 新婚気分で浮かれたいと思っていたのに、意外と結婚というのはハードモードなんだなあと突きつけられてヒエーってなった。


 まあ、僕も親が夫婦仲が悪かったり祖母がボケてケンカばかりしたり、夫の退職金を当てにして借金を作ったり何なりして、自殺している家庭で育っているのでやっぱり現実の人間関係は楽しくないことも多いのだなあと思ってしまい、つらい。
 知り合いの自衛官も海外任務から帰ってきて、訓練とか海外での仕事を乗り越えたのに、帰ってきた実家で親戚の関係が悪化していたせいでうつ病になっているらしい。厳しい訓練と任務を乗り越えた自衛官が、親戚のおばさんにいびられてうつ病になるとか、自衛隊よりも家庭の方がメンタル地獄度が高いらしく、嫌だねえって思う。


 そういうのが嫌だから、現実ではない脳内妹と結婚したのに!


 というか、中原淳一さんが美しい生活を説いていたのは、美しい生活をしようという意識がなければ結婚生活は途端に醜くなるという実感があるんだろうな、と思うくらい美しくない結婚生活の事例がたくさん書いてあってびっくりした。


 少女趣味な幸せいっぱいの、オシャレなお姫様的なイラストも、心が美しくない女性の実例を知っているからこその理想像なのだなあと思った。


  • ちゃんとした夫になることを諦めた

 まあ、こういう文章を午前三時に書いている時点でもう生活リズムが破綻しているのだが。
 僕はちゃんとした夫ではない。と言うかちゃんとした人間ではない。働きたくないし。
 部屋は散らかっているし。
  ブログを書く日はすぐに徹夜するけど、自律神経と免疫がゴミなので、寝てばかりいる日も多い。


 中原淳一さんの生真面目さは割といいと思うのだけど、生真面目にきれいな生活をおくることよりも、脳内妹と楽しく笑って暮らすことのほうが大事だとも思った。


 妹は妹で研究医なので自分の書斎は散らかしているし。もちろん僕もオタクなのでブログのネタや参考資料は手元においたり、読み終えても使うかもしれないので片付けずに机の近くにおいていたり、散らかしている。下手に互いに夫婦だからといって相手の部屋のものを勝手に動かしたりすると大混乱になる。
 なので、相手の自室には干渉しないけど、とりあえず庭とか食堂とか水回りの共用スペースの清潔さを保つ掃除を気づいたほうがやる、くらいのゆるい感じで。


 きちんとすることよりも、僕と細君がニコニコ笑って仲良く末永く幸せに暮らすことのほうが大事なので。
 きちんとしているかどうかで互いに怒りっぽくなるのは本末転倒なので。たがいに、相手のちょっと雑なところはそこまで気にしないで、愛情を保つ方を重要視したい。


 本当に、Twitterとかで夫の悪口を書いている女性とか、見てて辛い。妹のアカウントでなんとなく結婚に合わせてブライダル系のトレンドを登録したら、夫を憎んでいるような女性の発言があったりして嫌だなあって。


 社会的にちゃんとしているかどうかより、主観的に愛し合っているかどうかを重視して、喧嘩をしないようにしたい。
 いや、妹は外面はすごくいい。美人女医なので。そして、プライベートな顔のことは恥ずかしいので、ネットに書くと殺すって言われている。僕は脳内妹のピングドラムで生かされている人間なので、妹に嫌われると存在崩壊する可能性が高い。


Youtuber もこうとか、交際相手とセックスする時に中出しするかどうかなんてことを三十代になってまでネットでギャーギャー発言するのは本当に下品。そんなのは高校生か、せいぜい大学生くらいの猥談に過ぎない。もちろん、僕も脳内妹と寝ているけど、その時のことをネットに書くと殺すって言われている。僕も大切な細君のプライベートな部分の可愛らしさをネットの不特定多数に教えるより自分だけのものにしておきたい。


 また、夫婦のどちらが偉いのかマウント合戦するような関係になる事例も、リアルでも中原淳一さんの本でも見られた。


 そういう家の主導権争いを愛する二人がするのはとても楽しくないと思う。そういうわけで、僕は働いていないしクソみたいなオタクだし、もう妹のほうが偉いですし、僕は亭主ではなく、妹が公主だということにします。(実際、屋敷の登記上の名義人は妹だし)


 僕はなんだかよくわからないけど、なんとなく頭令そらさんの屋敷に同居しているぬらりひょんのような妖怪です。そんな妖怪を何故そらさんが許しているのかというのは、恥ずかしいらしいのでネットに書くと殺すって言われている。


 なので、僕はズボラだしアル中だしブログは何故か昼には進まなくてちょっと書くとすぐに徹夜する生活破綻者のオタクで、全然ちゃんとしてないけど、細君はそんな細かいことで怒るのはつまらないと言って許してくれている。ちゃんとしてるかどうかより互いに好きでいるほうが大事なので。
 妹は僕が子供を生きたまま食い殺したり、焼き殺したり、解剖したり、生体実験に使わない限り嫌いにならないと言ってくれている。だいたいFateの間桐臓硯くらいにならないと嫌われないというハードルの低さ。


 でも、一応僕も読みかけや使いかけの資料は散らかしているけど、スマホのカレンダーに定期的な水回りの掃除を登録していたり、部屋に花や絵やガンプラなどの美しいものを飾っているし、妹も刺繍が趣味だったりする。
 というわけで、できる範囲で美しい生活をしようとは思うけど、完璧に美しい生活をすることを目的にして、だらしない部分を互いに怒ったりすると本末転倒だと思い、細かいことは笑って済ませて、仲良くしようと思う。



 中原淳一さんも生真面目で偉いとは思うのだが、そういうスタンスでやっていくと40代なかばで病に倒れられたので。いや、真面目さと病気の因果関係は不明だけど。美しい生活を目標にして、美しくないことに目くじらを立てすぎるのも美しくない気がする。
 まあ、中原淳一さんも台所や書斎は完全に整理されているよりも、ある程度使いかけの部分を残していたほうが生活感があって、気詰まりではないと書いてるんだけど。


  僕はテキトーでズボラでだらしのない、どうしようもないおたくのお兄さんという感じで、よくできた妹と生活していこうと思います。



 こういうどうでもいい日記を書くのに、すぐに午前四時とかになるのは本当に僕はダメだなーって思うけど、古戦場から逃げるな。


(というか、モバマスとかにリボ払いで課金しすぎたせいで新しいパソコンが買えず、ちょっと文字入力が重くなってきた。読者の人からもらったクロームノートですが)


  • ほしい物リスト。

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↑グダちん用


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 脳内妹との結婚祝い用のほしいものリストはこちら↓
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 もう結婚しちゃったけど、年末くらいまではこのリストを残しておきます。



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