ぶっちゃけ僕も自炊してるし忙しくなってきたので、あんまりアニメブログに長文が書けないんですけど。
なんか書こうとしたらいろいろ書けそうなんですけど、とにかく今回はクラウズと言う超能力とヒーローと言う概念をスパイスにして民主主義とか政治を語る感じでしたね。そしてセリフが難しかったです。
丈さんとつばさがヒーロー実力行使主義でクラウズ不要派で前回は近かったけど、東大の丈さんが「2:6:2の法則!」とかインテリを繰り出したら清音後輩は「僕もそれ知ってますよ!」って追随してきたけど、つばさは「人を分けるなんて楽しいんですか!!!」って意見が割れてる。
そういう意見が割れてバチバチーってしてるのが良いんすよーって言うのが始めたんと中村健治監督の意見かもしれないんですが。
正直、今回は脚本が難しいからなのか、キャラの作画の表情が薄いからなのか、ミリオやO・Dに裏があるからなのか、ゲルサドラとつばさが何も考えてなさすぎるからなのか、キャラクターの気持ちが伝わってこなくて、劇としてはよくわからなかった。
「命よりも大切なものはあるのかどうか」とかディベートの論理をブッ込んできていて、キャラクターが富野アニメのイデオンのようにイデオロギーを論議している。
富野監督がGレコについて「理詰めで作られた物語には感情移入できないんです」って自己反省していたけど、GATCHAMAN CROWDS insightも富野作品のように伝えたいメッセージやイデオロギーや理屈がありきで、それをキャラクターに言わせてる感じなのかも。いや、僕も富野作品や中村作品、好きなんですけど。
で、まあ、理屈を言うだけならつまんねーんですけど、やっぱり富野作品や中村健治監督作品は面白いわけで。
例えば、富野監督作品だと理屈っぽいけどすごいテンションの芝居やアクションも見れるわけで。
GATCHAMAN CROWDS insightでも、理屈だけでなく少年リョナとか、丈さん電池丈さんタクシーとか、丈さんインテリアピールとか、空き缶を投げられる赤クラウズとか、
とか、
そういうシュールなギャグを入れ込んできて面白味を入れようという意志はある。
ちょっとブッ込みすぎな気もするんだが。花澤香菜さんが杉田…。うーん。
うーん。
げるるるるるるるるる
(石原夏織さんと一緒に寝る杉田)
スペック厨としては、やっぱりルイルイと言う個人の超能力に過ぎないクラウズをインフラにするのは論議をするまでもなく、ルイルイが死んだら消えるものに日本人が頼るとかアホすぎるだろって思うんだが。
逆に、瓦礫掃除のボランティアがクラウズを使ってないで肉体労働してるのは謎っぽいな。1期最終回ではみんなクラウズを使いまくってたのにな。
ルイルイが死にかけて入院してるからクラウズが処理落ちしたんですかね?それはそれで困るよな…