玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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睦月ムンク・初商業萬画単行本「闇月夜行(1)」

闇月夜行(1)





闇月夜行 1 (1) (BLADE COMICS)
http://d.hatena.ne.jp/asin/4861275083
マッグガーデン月刊コミックブレイドアヴァルスで好評連載中!
蒼井エン原作 コミック作画睦月ムンク ストーリー構成(ネーム)野口芽衣、という!
すごい分業体制で萬画を書いているわけです。
あとは編集者とか、アシスタントとか、守護霊とか、パソコンとか、妹さんとか。
色々です。
いまいち、誰が相原コージで誰が竹熊健太郎の役なのかは判別がつかないんですけど。アニメみたいですね。
赤松健先生ほどじゃないでしょうけど。



というわけで、めでたく、このたび、私の敬愛する睦月ムンク先生の商業デビュー萬画単行本第1巻が出まして、買いましたですよ―。パチパチパチ―。
めでたいめでたい。
小説は「平井骸惚此中ニ有リ」シリーズは全部持ってるんですけど、ちょっと刊行ペースが僕の読書速度と経済力を圧倒する仕事振りだったんで、他のは買ってないですねー。まあ、僕は富野信者だから―。アハハハ。がんばってらっしゃるなー。
睦月ムンク先生のお仕事は↓です。
http://www8.ocn.ne.jp/~ikitale/omise2.html


ほんで、近所のブックス京都とか、四条大宮〜千本北大路の全ての書店を自転車で流したんですけど、全部売り切れてましたね!ブレイドコミックコーナー、アヴァルスコミックコーナーは在る所と無い所があったんですが。ムンク先生のは発売されたばかりだと言うのに売り切れ。
さすが、郷土の英雄ですから!近所では売り切れですよ!
流れ星超一郎「それって、最初から・・・」
炎尾燃「売り切れていたんだーっ!」バキィイイイイッ!!!



というわけで、なんか、大阪梅田の紀伊国屋コミックハウスで買いましたよ。平積みされてた。やったあ。あと、紹介冊子も置いてあってプッシュされてた。
今日はバイトに行く道すがらにダムエーキャノン先生トばしすぎの古本を探してたんだけど、無かったのでアヌスが大好きアニメイトガンダムエースを購入した時に見たら、アニメイトでも「闇月夜行」が置いてあった。
と言ったら、友人に「貧乏で金がないくせに萬画を買うんだな」と嫌味を言われました。
まーねー、ほらー、こう言うのはやっぱりイベント的なものだからねえ。
あと、なんか微妙にバイトの出勤時間を調整したらタイムカードが所得を生んでくれたし。萬画1冊分くらいは。
ゴージャス宝田楽天アフィリエイトで買おう。




と言う訳で、感想―♪





あらすじは他人様のブログから拝借↓

http://manga-1.com/?eid=3024

■ 隠居した服部半蔵が上様に命ぜられたのは、裏の火付盗賊改だった。
お家騒動により隠居の身となった服部半蔵。時の将軍は彼を、表では動けない不届きものの成敗を行う直属の役目につける。

5人組を作るのだ、などとコメディタッチで進む話だが、将軍の姉だの隠れキリシタンだのと話はどんどん広がって物語はシリアスの度合いを強めていく。それは興味深くもあるが、話の核がどこにあるのかわかりづらくもあり。

ところで人物だが、その絵は場面場面で印象が異なる。登場人物が少ないので誰が誰だかわからなくなるということもないのだが、しかし、それでも絵が違うというのは違和感であり戸惑う。片目だけにベタいれてもう片目は白いというのも、どういう効果を狙っているのか知らないが、読んでいて余計なひっかかりができて仕方がない。するっと話しに入っていくことを妨げると思うんだけど。気にしすぎでしょうか。

おおむね同意!
ちなみに、片目だけベタを入れるのはムンク先生の癖です。マイブームらしい。
僕はそこら辺はどうでもいいとおもったが。気にする人はするみたい。
片目の色が違う表情と言えば、ドラえもん藤子・F・不二雄先生ですかねえ?




んーと、ストーリーを僕なりに解釈すると、これは機動武闘伝Gガンダムだねえ。


主人公、
三代目服部半蔵:1年前の事件の責任を取り若くして隠居したが、悪を懲らしめるために覆面忍者ファイターとなる。(シュバルツ・ブルーダー)特にアンドロイドと言うわけではない。


服部雷蔵:シュバルツの従弟(ドモン・カッシュ)。1年前の事件のせいで従兄に代わって火付け盗賊改めのニンジャファイターにさせられるが、権力者の思惑に翻弄される。謎の覆面忍者と戦った時に説教されるのだが、正体には気づかないと言うお約束のバカ。真中分け、ハチマキ。ツンデレ。いつも怒っている。


神野先生:医者で拳銃使いで服部の幼なじみ。レイン・ミカムラ。男。ロイド伯爵でもある。


セイ:DG細胞に犯された美少女。フラフープとかを武器にする美少女ニンジャファイター。(アレンビー・ビアズリー)アンドロイド。


山田浅右衛門ガンダム。強いから。空は飛べない。


天草四郎時貞:デビルガンダム。殺しても死なない。


大体こんな感じ。東方不敗が早く出ると良いな。
忍者軍団は最終的に5人になるらしいので、シャッフル同盟を継ぐと良い。うむ。おもしろいな。



というか、俺の頭がガンダムに汚染されているのだ。うーむ。


いきなりグダちん、チェー――ック!(久川綾


まずは忍者服の紹介や―。
忍者服は戦隊者の5色という一発ネタなんやが、それがずーっと続くので、どうなんやろな?
あと、色が違っても白黒萬画で、形も同じやさかい、ちょっと分かりづらい所も在るなぁ。敵も同じ伊賀忍者やったりもするし。
アップルシード3巻のベナンダンディー作戦のオークみたいに、パーソナルマークをつけるなりしたら、戦隊者らしいし、キャラクターの判別もつきやすいんとちがうか?
71Pの4コマ目の意図がわからん。誰か?
しかし、さすがイラストレーターさんだけあって、扉絵はきれいやなあ。可愛いなあ。オナニーにはつかえんけどな。
全体的に連載時よりもチョコっときれいになっとる感じで、えらいがんばったなあ〜って感じや。


ほななー。


まあ、CCさくらはこの辺にして、
やっぱり、これは女性向の萬画なのかしらねえ?
萌えシチュエーションのためにキャラクターのレギュレーションが理解できん所がある主に半蔵。
シュバルツ・ブルーダーなら、出会い頭にドモンに向って
「ふっ! 情けない奴だ。 貴様はやはりあの頃から変わっちゃいない。変わっちゃいないんだ、あの頃と。あの頃と! あの頃と! あの頃と! あの頃とぉぉぉぉ!!」というセリフを吐いたりはしない。それは、金網電流地雷デスマッチの時!
それは正体をばらす時のセリフだアアアアッ!
でも、この萬画のドモンは1話だし正体には気付かんのだ。アホか。



あと、半蔵が雷蔵から情報を聞き出すためにいきなり暴力を振るうシーンがある。それは、ホモ萬画としては、萌えるシーンで、よくできてると思う。
背の高い年長者が、小さいものを圧倒的な力でねじ伏せる。ホモい。たしかに、そういうシチュエーションは僕だって肉体的にドキドキもします。
で、結局それは半像の勘違いで、無駄に暴力を振るっただけだったのだ。
無駄に暴力を振るうのはドモンのほうだろ!
シュバルツはもっと落ち着いてなきゃ、ダメ―ッ!なんか、シュバルツの器が小さいように見えてしまう。
まあ、そこら辺も含めて、半蔵が雷蔵に裏切られたと思ったら本気で切れるという余裕の無さ=愛情というホモ構造が在るのかもしれん。が、男から見たら、「お兄ちゃんの器、ちっちぇえええええ」ってなる。
っていうか、ドモンも簡単に組み伏せられるなよな。
せめて、畳を全部裏返しにする程度の格闘をしてから負けろ。
雷蔵も戦士なのに、殺意の無い従兄に組み伏せられただけでビビりすぎです。なにが「ゾクッ」だ。
そういう大ゴマは、ガンダムシュピーゲルの剣を錆びた日本刀で受ける時にしましょう。シュバルツはやりすぎだと思うんだ。


うーん。
女性から見たら、男ってそうかもしれませんけど。暴力だけだとは思いたくないんです。
序列とか理屈、義理やしがらみって言うのも男の武器だと思うな―。
徹底的に説教されるのもなかなか萌えると思うんだが。


っていうか、忍者萬画なの?ホモ萬画なの?アヴァルスの他のページはあんまりまじめに読んでないんだが。


結構面白いんですけど、微妙にテンションがGガンダムほど高くない。忍者なのに。
むしろ、ミステリ調で温度が低く落ち着いているんですね。その割に、華月と観月が宙ぶらりんなんだよな。
どーも、一つ一つのエピソードがキッチリ片付く前に次の謎が出てくるので、うーん。
富野アニメみたいに、同時進行で片付けながら進めると言う密度に慣れてるから、少しゆっくりだなーって思う。イデオンだと、やっとソロ星を脱出したと思ったら戻ってきたくらいの感じ。


1巻の時点では、まだ始まったばかりで、いまいちどう、と言う事が見えないが、天草四郎が出たから、1巻の区切りとしては良いのか?
っていうか、どうなったっけ?
あ、雑誌は読んでるけど、鳥なのですぐに忘れます。
華月って男だったんだねえ。単行本で見ると男の骨格だね。


アクションじゃないのかなあ?結構頑張って描いてるのに。まあ、殺されるのがモブキャラばっかりなので、各話のライバルとかがはっきり出たら分かりやすいんですけどね。
服部半蔵は伊賀者に対してはっきり名前を出して敵対して殺すんだが。いいのか?
末端の忍者を全滅させたけど、命令系統とかは無いの?それでいいのかー
そこら辺も女性向かなあ?
ガンダムとかでも女性向ガンダムはメインキャラは皆仲良く(狂気的執着も含めて)してて、なかなか死なん。死ぬのはモブの担当。殺す時は最終回に悲劇ったらしく死ぬ。
男の子向けガンダムだと、敵は大体5話くらいで新陳代謝して死ぬ。Gガンはよっぽどのアレじゃないと死なんが。まあ、再起不能にされる。最終2話で再起するが。
シャアはしつこすぎですね!
Zガンダムは女性敵が何度も復活したりしたので、ガンダムSEEDのことはあまり悪く言えない。SEEDはヒロインが男性になっただけで。
ブランは死ぬ。新訳フォウ・ムラサメは潔く死んでくれたのでサムライだと思ったが、ファンに怒られた。ファンは女々しいな。
Vガンダムは敵が何度も復活してしつこい。敵は後半にまとめて死ぬ。むしろ、味方が満遍なく死ぬ。
ターンエーはあんまり死なない、と見せかけて結構むごい死に方をする。非戦闘員も関係ない。


結局ガンダムの話に持っていく男性は嫌われますね!
うるさいっ!
俺はガンダムだ!



あ、ギャグっぽいテンポはとても上手くて面白いと思いました。
ディフォルメやギャグ顔の使い方がうまいなー。それはおもしろかったな。
セイちゃんの表情がコロコロ変わるのも可愛いですね。
女性キャラが実質この子だけですけど!


と言う訳で、女中のお駒さんが一番お気に入りだったりする私なのでした。
脇役だけど表情豊かで顔が濃いと言う人は好みなのだ。
若い頃はもてたんでしょうね。


睦月ムンク先生は脇役の描き別けも上手いから、メインキャラの美形ばっかり活躍しないでもっとごちゃごちゃしたガンダムみたいな萬画が読みたいなあ。


っていうか、ガンダムが見たいんですけどね。



富野監督の新作まだかなあ?????



1巻には5話まで収録されて、雑誌では既に9話。結構進んでるんですね。
どうなったのかなあ?


バテレン妖術人造人間と言うのはかなり好みなモチーフなので、参考にしたいと思って買いました。
原作の蒼井エンさんは徳川家光が好きらしいので、幕府・クランと伝説巨神バテレンの存亡をかけた世界忍者戦ジライヤになるとよいな。




っていうか、Gガンダムと比べたら、少林サッカーでも何でも落ち着いてる事になるだろ!!!