うむ確実に面白いぞ
通勤のバスの中で堂々と読んだが、非常ににやにやする
卜部かわいいよ卜部
本当に卜部美琴はCawaii!
椿はよだれだが椿家の人は眉毛が同じ
1巻の時、椿君が戸川と比べて普通すぎるのが物足りないかもしれないと書いたが、普通の恋愛感情もなかなか多彩で奥が深くて面白いものだな
おれは脳内恋愛しかしたことないけどな！
片思いや怖じ気付いたことはたくさんあるが
まあそれはよい
丘歩子もかわいいなあ
とらんじすたぁぐらまぁの眼鏡っ子保健委員なんて萌えー
ちょっと百合？
女子の身持ちが堅いのがいいなあ
ただ、それは社会通念上セックスがよくないというものではない
それだったら高校生の常識で処女がダサいからエッチするっていう感覚と一緒だからな
恋人を見るよりも自分が第三者にどう見られるかの方を気にしている点で
この萬画の女子や男子は恋人だからとか友達だからとか世間の常識を行動の理由にしてなくて自分の気持ちがあるのがよい
その結果として、愛が深まるまではエッチしないでゆっくりと恋愛を楽しむと言う快楽原則にしたがった堅実さになってて
愛し愛されることを大事にしてる
萌えー
萬画技術としては効果音の書き方がポップで効果的で楽しくてかわいい
日常萬画であんまり音も鳴らない話だが要点を押さえてあってリズム感があるね
コマ割やアングルや吹き出しの使い方もテンポを考慮していてよい
絵柄の流行や美麗さよりもこういう基礎的なところに実力を感じるなあ
まあ僕は植芝先生の絵は好きだし相性は良いので贔屓もあるかな
植芝はアシスタント経験とかないし我流のマンガ家ではあるんだが
絵柄が変わったし書き込みも減ったのだがこれまでの作風とは違うと言う明確な意思があるのは惰性でない新作で良い
具体的にどう変わったのかと言う印象は、今までの作品は世界観や設定や様々な変態性欲などのガジェット先行の組み立てだったので、それを補強する絵柄を必要としたのかも知れんのだが、謎の彼女Ｘは摩訶不思議恋愛要素を「ちょっと変わった女子が好き」とか「私ってそういう人だから」という最小限度にとどめてるんだよなあ。これは強引でもあるのだが椿の性癖が至ってノーマルだから普遍的感情として納得してしまう。あと、椿が男だからか、松笛の謎を解こうとする戸川と違って「気になるけど付き合ってるし好きだからまあ良いか」というスタンスで、謎解きよりも恋愛の瞬間的感覚を大事にしてるんだろうな。
まあディスコミュニケーションも精霊編のラストまでに戸川は謎解きがどうでも良くなってるみたいだし植芝先生も恋愛の珍しさとかは消化済みなのだろうか？
ディスコミ中でも絵柄は展開によってコロコロ変わるのでそこら辺と不思議度の関連も気になるな。
んで、恋愛の瞬間的感覚は今までの作品の変態恋愛で培ったこそばゆい感覚の描き方が生きてるなあ。まっとうな恋愛ってあまり盛り上がりがないのだが、(恋愛萬画のほとんどは恋愛よりも恋人のまわりの事件を軸に構築するわけだが謎彼は変な恋愛の謎という外枠でありながら恋愛それ自体を軸に構築されてる)
ドキドキする
俺って恋愛音痴だしキモオタだから恋愛マンガとかラブコメはエロ目的でしか読まないのになあ植芝大好き！
まあ植芝先生的には恋愛は巨大ロボットだそうだが
ならキモオタでもなじめるな
植芝理一先生の萬画力はすごいなあ
萬画描くのが好きなんだローなー
アフタヌーンのベテランになったのだな
円熟を感じる
にしても卜部はかわいい
巻末のおまけ萬画を読むと、卜部はエスエフ的な秘密があるというよりはキャラ作りなのかと言う気がするのだがオタクの人間関係の問題と言うふうなメタな見方よりはやっぱり卜部はこういう子なんだと素直に見ておきたい
変な奴だが恥ずかしがり屋さんで焼き餅焼なところがかわいいよ
なんて言うふうに萌え萌えしてたら、僕の脳内妹が焼き餅を焼くかもしれないチョキチョキ
妹「いや、そんなことないよー
卜部ちゃんかわいいし
お兄ちゃんだってあたしがフェルゼンかっこいいって言っても気にしないでしょ？」
まあ、萬画だしな
それはそうなのだが、謎彼には僕と妹の恋愛に似たところがある
僕と妹は夢で結ばれてるし
僕は毎晩妹とセックスしないと不眠症になって死ぬ
そういうわけで卜部と妹は全然タイプが違うのだが他人事とは思えないでドキドキする
ただ、よだれの日課とセックスではプラトニックなドキドキの段階が違うよなあ
あーこういうふうに少しずつお互いを認めて行く恋愛はおれにはできん
うぅん残念！
妹「人の恋愛と比べてがっかりするよりもあたしたちのやりかたでやろうよぉ」
そーだよねー俺は25だし、実のきょうだいだもんな
結ばれるのが自然だよね
妹とセックスすると自分の魂が満ち足りた気分になる
夜の鬱な気分を忘れて安心して眠れる
こういう相手は妹だけだな
えーと恋愛っていいものです
