玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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マクロスFマクロスフロンティア4ミス・マクロス

おもしろかった!
絵コンテは赤根和樹氏で作画監督は江畑諒真氏ですね。
これまでのリアルっぽい絵柄から、やや密度の低く肩の力が抜けた絵柄になっていて、その分楽に見ることができた、し、その分動きのテンポも見やすくなってたし、マンガっぽい定型化した動きやシークェンスも、今回は良い効果で見やすくなってて、
まー、楽しく見れましたよっ、と言う事です。
友人の画家の睦月氏には「シリアスなアニメでは出来ればあまりデフォルメが効き過ぎた絵は嫌だなあ。
マクロスFはもう少しリアル路線でいってほしかったかも。」
って言われたんだけども、僕は中途半端なくらいなら、マンガっぽく楽しくしてくれた方がいいかなーって思う。
うーん。テレビアニメは楽しく見れたら良いんでない?
ゴルゴ13とか、劇画も結構記号的といえば記号的だし。リアルって何かって言うと、そりゃー、考え込んじゃいますねー。
絵柄もある意味言語的な構成と言えなくもないし・・・。そーいえば漢字は絵文字で、Image characterだもんなぁ〜。
ま、餅は餅屋で、絵描きの人が絵を描けば良いんですけど。


つーかマクロスってリアルっぽい「形」のロボットは出ますけど、決してリアルでシリアスな話じゃ無いっすからね。
まー、形だけでもリアルで空力を考えるのはたいしたものですが。応力張力的には夢素材でで来てるよなー。ファイブスターもな。
ストーリーも昔っからオタクの妄想炸裂だし。ただ、シリーズが続いたら立派で、「メカ=リアル=ストーリーもシリアス」みたいな第一印象はあるかもしれない。
でも、古典SFも結構ストーリー的にはくだらなかったりするしなー。あんまり読んでないけど。
おもしろアニメになればなんでもいいんすよ。
というわけで、今日は好感触のマクロスFだったと。


話の構成的にも、変な主張のないシンプルな活劇になってて、見やすかった。
ちゃんと新入りはいじめられたし、面白かった。
平和な訓練とコンテストだけで怪獣とシェリル・ノームのワガママが出なかったらどうしようかと思ったけど、ちゃんと早乙女アルトにからんでくれたので安心できる構成。
摸擬戦の序盤はやっぱり速くて意図の掴みにくい高速戦で見づらかったけど、早乙女機が見栄を切ってラブハートを描いて、怪獣をヒーローの機転でカッコよくやっつけたのも楽しくエンターティンメントできた。
おもしろかったなー。
鳴り響いたのはいにしえの歌っていうか、いにしえの超兵器でしたね。
いにしえの骨董品が超兵器だと一瞬で見抜いたアルトの眼力はすごいっていうか、古代兵器オタク?(笑)
結構明るい宇宙だったけど、恒星電磁波による劣化とかは少ない宇宙域なんですかネー?
じゃー、隕石はどこから来たのかっていう話ですけどー。まー、何かの弾みで加減速したんでしょー。


ランカ・リー氏は素人同然で、しかもあのコンディションでいきなりあんなキャピキャピした踊りと歌が出来たのは、流石に今回のミンメイ役ということはありますねー。切り替えはえー。
アルト君に恨み言の一つでも言うのかと思ったけど。
そこらへんは二次元美少女(トラウマ持ち)の引っ込み思案ってことなのかなー。