玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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8月13日のツイートと大きな物語とはてブと、クラウズ論壇とみんなで叶えるポストモダン

#クラウズ論壇 #ガッチャマンクラウズ では中村健治監督はまとめサイトには批判的で「一人一人が世界観を持って考えよう」とも言っているけど、総裁Xのアップデートポイントが多ければいいっていう価値観は「まとめサイトのアクセス数」、アフィ利益、売上スレと本質的に同根では?
#クラウズ論壇 #ガッチャマンクラウズ つまり、「ネットや金の数字に表わされた価値観」ってのが「個人的な人間関係の積み重ねによる自分だけの世界観」と対抗状態にあると感じる。で、アニメでも「個人的な視聴娯楽」対「みんなで叶える物語」という動物化するポストモダンの次の課題へ
中村健治監督は「まとめサイト」には批判的だし、そのような「みんなが言ってる物語の意見」を恣意的に利益のために流布するのには批判的に #アニメスタイル では書いている。が、逆に「大衆はどんな”みんなで叶える物語”を待ってるか」の俯瞰には便利
#クラウズ論壇 また #ガッチャマンクラウズ に限らないが、あえて「バッド」が付きそうな「暴論アニメ感想」をTwitterに投げて信者を怒らせると、怒った人が訂正と称して「正しい見どころ」を教えてくれることがあるので、「バッド」も一概には悪くなくて利用法はあるわけ。
具体的には「アルドノアゼロのカタクラフトの運用はクソ!」ってツイートしたら、ファンが「それはあなたがあのシーンを見落としているからで、見落とすお前が糞」って怒られたわけですが、「気づき」には利用でき、自分で調べる手間も省けた。なぜ自分が見落とすような演出なのかという課題も見つかる
中村健治監督インタビューでは「ネットの情報に流されない一人一人の価値観を持ち、互いに尊重することが大事」って仰るけど「みんなで叶える物語」の快楽に世論を誘導することで利益を得るのが資本主義社会ですよ。Cで知ってるはず
中村健治監督インタビューでは「互いの世界観尊重することが大事」「それが分からないのが炎上屋」って言ってるけど、むしろ「みんなの価値観を虫けらのように誘導して世論を形成する」ってのが資本主義だし実際それで利益を出してる
アニメスタイル の #ガッチャマンクラウズ 監督インタビューで「炎上とか、現代は幸せになる力が少ない人がいる」って嘆いていてそれは事実なんだが、その上で「こうしたら幸せになれますよ」と情報を操作して見せて利用する人が普通に居る。カッツェみたいな愉快犯ではなく普通の企業の普通の社員が営利目的でやる。だから、資本主義で利ザヤの奪い合いをしてるって言うのは小さなテロ行為の積み重ねと言えるかもしれない。
だから、ネットだけでなく資本主義とか社会全体で、人間の自分の利己的な物を腹に抱えて相互関係をする行為や生存本能自体が、 #ガッチャマンクラウズ のカッツェみたいな個体が存在しなくても、自壊するようにできてるんじゃないのか?と絶望もしてるわけ
アニメスタイル の #ガッチャマンクラウズ 監督インタビューでは、こういう悪意のある文章はネットに公開せずに日記に書けって言ってるし富野監督も言ってる。 だけど、僕のTwitterやブログは「現在進行形遺言」だよ。僕は半分死んでるからね。だから死後の皆の事も半分
でも、僕は #ガッチャマンクラウズ 大好きだしBDもCDも本も買ってる。 その上で反対意見をネットに書くと、誰かから僕とは違う目線での参考資料をくれるかもしれない。と言う面で #クラウズ論壇 やネット書き込みには可能性がある。自分以外の見方は自分にはできないが自分の価値観の糧に
中村健治監督の #アニメスタイル インタビューで「自分の世界を持つことが大事で、相手を想像しない炎上屋は悪い」と言う。確かに免職に追い込むような炎上は嫌いだ。だが論壇で互いの世界観を変えるような情報交換は思考を深めるのに便利ではある


クラウズ論壇 はバズワードだし、変な集団だが、こうやって変な意見を投下して、論壇の内外から他の人に自分の物の見方を否定されたりするのを期待するって言う便利さもある。 が、「みんなで叶える物語の正しい解釈に向かって解釈を補正」と言うのは嫌悪する
そういうわけで、ネットや経済で均一化された評価数字が真実を表しているとは限らない。という #クラウズ論壇 と、悪意や敵意にも方向性を付けてやれば自分の利益にできるんじゃないの、と言う #ガッチャマンクラウズ のベルク・カッツェのような悪の理論でした。