玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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無敵鋼人ダイターン3第24話 キノコは大キライこども回

脚本:田口章一 絵コンテ:新田義方 演出:藤原良二 作画監督:富沢雄三

子供回と言うわけで、敵の作戦が仮面ライダーのショッカーやクライシス帝国並のまわりくどさ。
永井一郎が演じるドクターガルは遊園地の地下に基地を作って子供たちを誘拐していた。ジェットコースターはメガノイドの基地に繋がる仕組みであり、ドクターガルは子供たちの若々しい細胞のエネルギーをキノコのエネルギーにするつもりである。このキノコの胞子はダイターン3の装甲を溶かすのである。
でも、回りくどい。
しかも、キノコは外に持ち出せず、地下空間に生えているだけなので、そこにダイターン3がおびき寄せられなければいけないのだが、ダイターンを誘う作戦はない。


なんだろう。これ。この間抜けっぽい所。


まあ、子供アシスタントのトッポが遊園地で行方不明になったので、一応破嵐万丈は探しに来る。
そこで、万丈は地下トンネルが基地につながるということを発見するんだが、罠にかかって鎖で縛られた上に地下の部屋に水を流し込まれて溺死させられかける。必死に鎖を引きちぎろうとする万丈。だが水は顔の上まで来てしまう。
そこにギャリソン時田がキャノン砲でトンネルごと吹っ飛ばして万丈を助ける。水から出てから自分の力で鎖を引きちぎる万丈だが、ギャリソンに「ちょっと遅かったようですな」と言われる。助かった後だからね。
なんかこう、間抜けで回りくどくて肩すかしっぽいのが今回の全体的な雰囲気。


んで、一応ノルマなのでダイターン3を呼んで、ドクターガルも巨大化して戦う。
ドクターガルはキノコの胞子をダイターン3に放射するが、ダイターン3は普通にダイターンファン(扇状の盾)であおいで躱す。あ、全然作戦の基本的な所から間違ってた…。ドクターガルも団扇で胞子を煽ってダイターン3の方に飛ばそうと頑張るけど、逆にダイターンに胞子をかけられてしまって自滅。
ダイターンはキノコごとガルにサン・アタックして殺害。


最後、誘拐された子供たちの中にトッポの子分の女の子のチッチがいたので、トッポは彼女をおんぶしてギャリソンのトレーラーまで歩く。「ダイターン3で運んでくれたらいいだろ!」って言うんだが「子分を守ってやるのが兄貴分だろ」って万丈に言われて無駄に歩く。


なんか、こう、全体的に無駄なことをやってる感じの話だったなあ…。
まー、遊園地を乗っ取るとか、子供誘拐とか、回りくどい生物兵器とか、70年代のショッカー的な子供向け番組っぽさは出ていた。うん。
あと、部分部分でソルジャーやメガボーグの動き方にコメディーギャグっぽい作画のお遊び感はあった。(これはダイターン3の他の回と同様)


でも、やっぱりなんか間抜けっぽさはぬぐえないな…。
まあ、こういう気が抜けた話も必要かな。と言うわけで感想も特にやる気が無くサクサク流していきます。