玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。旧玖足手帖から記事・ブクマを引き継ぎました。


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自分の価値が分からない読者と漫画村

  • 前回までのあらすじ

 「みんな」が大好きなラブライブ!スクールアイドルフェスティバル通称スクフェスのKLabを過労で退職して京都大学湯川秀樹記念館の御影草時みたいな学芸員をしていた僕だが、ノーベル賞を受賞した中間子の反応について観光客に案内していたら、上司に「ノーベル賞の内容なんか説明しなくていい!ノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士が野球が好きだったとか、誰の親戚だったとか、そういう親しみやすいことをアピールしろ!」と怒られた上に仕事を干された上に、有期雇用で雇止めになった。
 で、今は零細企業でデータ入力の仕事をしている。もちろん非正規だ。KLabの過労で精神障害者になったので、あまり働きたくないのだが。障害年金はもらっていない。
 精神障害者なので気圧が変動したら下痢をしたり頭痛があったり、かなり体調を崩しやすいのだが。データ入力のバイトもかなりきつい。最低賃金ギリギリだし、残業をしたら体を壊すという医者の診断書ももらっているのだが、「他の人が残業して8案件入力するけど、残業しないで帰りたいなら10案件入力しろ」と上司にキレられた。

 
 とにかく、竹中平蔵以降の働き方改革では、いかに労働者の賃金を抑えて働かせるか、という方向で社会が動いている。
 地獄しかない。


 まあ、僕がKLabで働き続けていたら、ラブライブ!の儲けにあずかって裕福に成れていたのだろうが、ラブライブ!ブームの少し前に退職した僕が悪い。
kabutan.jp
 KLabの目標株価は3800円なので、今買っても資産が倍になることは確実であり、KLabは国内のゲーム企業としても超優良企業なので、それを辞めた僕が悪い。悪い僕は最低賃金非正規雇用で怒られるしかない。
 とにかくKLabは超優良企業で株は確実に倍になるという目標を調査機関が打ち出しているので、絶対に買いなのです。ラブライブ!とブリーチと幽遊白書の中国での展開が最高なのでKLabの株は今が安いお値打ち価格なのです。


 そんな超優良企業のKLabを過労で退職して親が自殺した僕が悪いのだが、トリバゴのCMが嫌いだ。
 「同じサービスなら、安い方がお得ですよね!」
 と、白人女性がダンピングを推奨している。
blog.kaerucloud.com
 日本人は糞なので、白人女性が言っていることは正しいと思い込んでしまう。敗戦国だからね。
 しかし、安い料金と言うことは従業員の報酬も安いことである。それをお得だと思う日本人はどういう神経なのだろうか?
 しかし、従業員を安くこき使っても、お得に安くホテルに泊まれると思わせるCMが乱発されている。それは、国策だからであろう。日本国としても、非正規雇用でホテルの従業員をしている人の人件費は最低賃金に抑えたいのだ。
 また、そういうホテルを利用する顧客もまた、安く買いたたかれる従業員も同じ人間だという敬意を忘れ自分だけがお得にサービスを受けようとする餓鬼になる。
smart-01.net


 なぜ、日本国は最低賃金ダンピングされた労働者を維持したいのだろうか?
 それは、日本国には資源がなく、有権者の大多数は能力のない高齢者だからである。政権維持のための票田である高齢者を優遇するために、現役世代は最低の待遇をさせされるのである。また、トリバゴを利用する現役世代も、また、自分たちが最低の待遇で仕事をさせられているので、自分に奉仕するホテルの従業員には自分よりも低い待遇を望むのである。
 そうして、結局現役世代の待遇は向上することなく、「安ければ安いほどいい」という価値観が蔓延してみんなが貧乏になるのである。
 そうやって、国民を貧乏にして独立心を奪い、国に依存させることが政権のねらいなのである。そうして権力者は選挙で安定を得る。

 リンクは張らないが、漫画村と言うのがあるらしい。
 それは萬画はすでにネットにアップロードされているのがあたりまえで、それをまとめている漫画村は悪くなくて、萬画は無料で読めるのが当たり前で、萬画家に寄付したいなら自分で送れば?と主張しているらしい。
 それに応じる読者は決定的な愚民である。生産者に対価を支払わなければ生産者が潰れて、成果物が得られなくなる、と言う簡単な三段論法も分からないクズである。しかし、国策として「安ければ安い方がいいですよね」というトリバゴの論法が日本人には流布している。なので、愚民である日本人は無料の漫画村を見る。
 彼らは萬画家の苦労を感じていないのだろうか?
 そうではない。
 彼らも読者も大半は底辺の労働者である。僕のように労働を搾取される人民である。しかし、自ら収入を得る力のない人々である。なので「自分がやりたくない労働で搾取されているのだから、好きな漫画を描いている萬画家から搾取してもよい」という理屈を無意識的に行使し、漫画村で漫画を読む。
 動画サイトで無料だからアニメを見る、という人も同じである。そういう人は無料の時しかアクセスしなくなる。
 無料だからコンテンツを見る、と言う態度は作り手を殺すことだが、それが当たり前になってしまっているのが今の現状だ。政府も違法アップで広告収入を得る業者や広告主を逮捕する、と言うことはしない。逆に違法アップロードがあるのでブロッキングを導入する、と言う言論弾圧の制作に向かう。誰も正義や道義には興味がない。自分の立場の利益しか追及していないのだ。
 そして愚民はただ安さのみを望む。
 自分にサービスを提供する人にも生活がある、と言うことは愚民は考えない。ただ、自分が安くサービスを受けることだけを考える。そして、サービス業に従事する人も愚民なのだから、憎しみだけが蔓延して、互いに安く買いたたく侮蔑の感情だけが社会を支配する。


  • このブログについて

 いつも、ブログのほしい物リストを載せている・

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著者へのプレゼントはこちら
nuryouguda.hatenablog.com


 それでレトルト食品など、食うには困らないくらいくらいの施しを受けている。それは、もちろんうれしいことだ。


 しかし、それで僕に物品をプレゼントするのは数万人の読者の内の数人に過ぎない。大多数の人は、僕のブログを無料で読んでいる。


 今のご時世、記事を有料化したり、本筋は同人誌にだけして購入した人にだけ読ませる、と言うことは簡単である。それはしかし、僕はやりたくない。
 僕の優先順位は
 

 大好きな富野由悠季監督の作品を多く見てもらうこと
 そのためにGレコを解説すること
 それでアクセスを増やすこと
 その中のコア層からプレゼントを貰ったり広告収入を得ること


 である。
 とにかくGレコを応援したい。まあ、もうちょっと自分自身に余力があったら自分の創作をしたい気持ちも有るのだが、今はGレコの劇場版の時間との戦いだ。
 

 で、広告収入を得たり読者からプレゼントをもらうのはもちろんうれしいが、仕事としてやるには微々たるものだ。むしろ、ここまで深いGレコの分析はアニメ雑誌のコラムとかアニメ評論家の書籍でやるべきである。しかし、Gレコの関連書籍はキャラクターデザインやムック本程度しか出ておらず、宇野常寛と富野監督との対談も非常に内容の薄いものだった。


 なので、僕のブログは明らかに「批評のダンピング」として非難されるべきである。まあ、日本人は批評にはもともと金を出さない国民だが。本来はアニメ雑誌がやるべきことだ。しかし、僕はそれを無料でやる。ほしい物リストは公開している。
 しかし、僕の一番優先する目標はGレコについてみんなに知ってもらうとこだ。金や物品を得ることは優先順位が低い。だから無料で文章を公開する。
 もし、僕がアニメ雑誌の編集部に就職すると、好きな文章を書いて好きな作品を知ってもらうことよりも、広告収入を得ることが優先されることは火を見るより明らかである。目的が逆転するのである。だから編集や出版社に属さず無頼漢としてやる。

 これはこれで、漫画村のように本来編集部局や出版社に属して批評を書ている人の仕事の価値を損なうダンピングかも知れない。しかし、とにかく僕は精神的に壊れているので、そういう仕事の手続きができないのだ。だから無料ブログを書くだけだ。
 ダンピングしなければ読まれない、と言う状況もある。有料登録の個人情報も危ないしね。

  • しかし、自分の価値が分からない

 読者から食べ物や書籍やガンプラを数万円分送ってもらうのはうれしい。
 しかし、父親は僕が荷物を受け取って読者から評価されても「すごいな」とか「よくやってるな」なんて言葉はかけない。無視されている。母親は自殺している。
 バイト先ではギリギリまでダンピングされて体を壊すギリギリまで働かされている。


 その反面、読者の人は数千円の物を僕に送ってくれたりしている。別に無料でも読めるのに。


 現実で顔を合わせる親やバイトの人からは価値を最低に指定されているのに、インターネットの読者さんは無料で文章を提供してもプレゼントをくれる。



 僕の本当の価値が分からなくなる。



 サピエンス全史では、貨幣とは幻想との事らしいが…。
サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福



 とりあえず、Gレコ劇場版までにベルリの考察をやるだけだ。誰に評価されようと、記録された文章と芸術だけが価値を持つ。


 追記 俺は、金が欲しくてブログをやってるんじゃない。たまに読者から物を貰っても、一日あたりだと100円かどうかの世界だ。ただ、AIR国崎往人みたいに大道芸人として本気が見たいんだよ。
劇場版 AIR (通常版) [DVD]



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