玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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タモリさんが言ってた「変態は人に迷惑をかけてはいけない」

アクションの夢使いディスコミュニケーションに比べて内面掘り下げが浅いかと思っていたが、2度目に読んでみると、馨と塔子さんのインセストの対象性に気付けば、ロリコンの正しい振る舞いについて考えさせられる。
義父に体だけを求められた馨と、義父に体を捧げられなかった塔子。
やっぱ、ロリ者は男の中の男じゃないとダメだな。がんばろう。あー、でも待ちの姿勢だけでもダメかなー自分からアタックしないと小学生とは結婚できないかなあとか。
後編も塔子と三時花と瑠瑠の「死」にからんだ恋愛の対比とか、深読みすればいくらでもできるので素晴らしい。
イモいジャージからセクシー黒タイツに成長するビルドゥングス・ロマンとも言える。ビルドゥングス・ロマンの使い方を間違ってると思う。
鉱物の聖母編はアクションともストーリーも虹の卵の衝撃には勝てないかなあと思ってたが、それでも「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」から「人間もある意味アンドロイド」に進む思想を全く説明しないで描いてるのがすごい。
っていうか、話のトッ散らかり具合とか事件の整合性がついてるのかワカランとか、実は夢使いがそんなに活躍してない(?)という構造上の不備を考えると植芝理一自身もあまり分かってないで描いてるっぽい。冥界編ほどじゃないけど。
でもなんか勢いと読後感の良さでこれでいいのだ、いいものはいい。と思ってしまうのだ。
イイものもある!!
でも 悪イものもある!!
えー―…わたしはディスコミが一番イイと・・・。
酒飲め!!坂本!!
タイトゥンアップ!高橋!!
なんだかんだいって夢使いのオープニングを何回も見てる。幻魔大戦。オープニングは紙芝居みたいだが、紙芝居でいいんじゃないかな。もとがデジタル浮世絵だし。
がんばれやまざきかずお監督。りんたろうを越えて見せろ。
ていうか、NANAのもうけを夢使いで破産して欲しいと思ってたが、逆臭いな。