玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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んで、んで、僕がこういう仮設を考えた理由というのは、迫水王がオーラバトラー・オーラシップ建設のために国民を苦しめた、とかバイストン・ウェルの法を曲げた、というのは、

ショット・ウェポンが機械文明によって人の意識を変えたり被害を拡大したから行けない。というような物からもう一歩踏み込むためではないのかなと思ったりしたせい。
80年代の冷戦の核兵器に対するカウンターとして、ダンバインオーラバトラーはあったんだと思う。そして、急激な進歩による持つべきでない力に対する批判を「テキスト戦争」で行なっていたのではないのかと思うんだが。
21世紀のリーンの翼におけるオーラバトラーは、技術が悪い、破壊する爆弾が悪い、という所からもっと直接的に、それを生み出す魂や、その魂を育てた世界の雰囲気全体のゆがみ、に対するカウンターなんじゃないかな。と。
つまりまー、21世紀は心の時代ですという陳腐なそれなのだが。
んで、迫水王がオーラシップ建造のために民を苦しめたのは、単に物理的に建造するために重税を貸したり労役させたり、といっただけで無く、大地の霊力を直接的に吸い取ったりしたのかなあとか。
地霊の魂をオーラバトラーに定着させて動かしてる?とか。
そのために畑の実りが悪くなったり、エ・フェラリオを巫女として使役してた(拘束していた)んだとしたら、反乱軍の反乱の理由がアニメ本編ではぼんやりだけども一寸はありえる物になるんじゃないかなーなんて、自己脳内設定補完。
いや、最近アニメ誌とかムック本を読んでないので、全然憶測ですけど。
んで、だからこそ、オーラバトラーは死体をフランケンシュタインの怪物っぽく繋ぎ合わせた20世紀的機械文明な雰囲気から、バイオテクノロジー+人形呪術のような生き物になっているのでは。と。
んで、80年代の聖戦士ダンバインでは文明をフランケンシュタインとする事で視聴者に不快感と内省を与えようとして、今回は魂の歪みとして与えようとしている?
だが、個々は白トミノと黒トミノの融合体である聖トミノの初オリジナル作品である。
コレン・ナンダーは言った。
「ターンAだって、時代を拓けるはずだーっ!」
オーラバトラーが魂の歪みの産物であり、それと同時にバイストン・ウェルの意志に因って生み出された物ならば!
魂を伸びやかなリーンの翼として羽ばたかせる事もできるはずダーッ!
だから、剣の時代の象徴であったリーンの翼オーラバトラーをさしおいてメインタイトルになっているんじゃないかな。と。