玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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イージス艦について

>それはそれとして富野監督である。
>
>たとえばMSが母艦からカタパルトを使って発艦するシーンで、カタパルト
>デッキの先に誘導員用の小さな待避所が設けられている点に注目する。
>
>普通はパイロットとオペレーターの会話だけで発進シークエンスが進み、画
>面上は動きに乏しく、一連の流れは平面的に認識される。ところが「逆シャ
>ア」でのMS発艦シーンでは待避所に誘導員が配置されていることで、艦橋:
>MS(コクピット):誘導員の間に交わされる会話によって画面から受ける印
>象が立体的に感じられるようになっている。ぶっちゃければ母艦が多くの人
>の手によって運用されている実感が沸くのだ。発進位置にいるMSがカタパル
>トデッキの先にある待避所を抜けて宇宙に飛び出すことで、あわせて母艦の
>スケール感を表現することにもなっている。
>
>つまり一連の流れの中で視聴者に与える効果は他の作品に見られないほど充
>実しているわけで、これを意図的にやっている部分並みではない。
>
>同様な意図を持っていても、たとえば母艦内の廊下や格納庫で忙しく働いて
>いる軍人のカットを入れるとか、段取りを踏んだ描写になってしまう。
>
>こういったことができる富野監督は黒澤の10倍は凄いという結論だ。
>
>ここで「妥協してもガンダムですよ」とメモにあるのだが、どういった意図
>で書き付けたのか不明。

現実でのこういう事故を見せられると、やっぱりミノフスキーテリトリー内での航行をビーチャたちには任せておけないと思うんだ。