玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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屍鬼 2 3

第腐堕話(ふたわ)
第惨話(さんわ)
て、表記の統一なんてくだらねえぜ!中二病万歳!というアミノテツロ監督のロック魂は健在。
夏野が名前を呼ばれたがらなくて苗字もバラバラとか、田舎の相互監視が嫌とか、集団の一部に成り切れないけど自我が芽生えてるっていう思春期な感覚が、神様から疎外された吸血鬼っていうテーマにリンクする予感でナイス。
原作小説の粗筋はだいたい寄生獣みたいな感じだが、寄生獣はいきなり本体が出ましたけど、屍鬼アニメはなかなか本体が出ないのに包囲が狭まっていく不気味なチラリズムが怖いなあ。
高木渉がリアルなブンビーさんになって無双するのに期待だけど、原作うろ覚えだからどうだろ?
GACKTが変態の王様の役で出てたけど、違和感がない。むしろイキイキとした変態でナイス。ガクト本人の顔では出来ない演技の幅が広がった感じでプロ。コミカルだったが、ホラーな伏線はキチンとカッコイイぞ。
ガンダムのセリフをiPOdに入れてトイレで物まねの練習をした甲斐があったな。平成ガンダムて活躍した折笠愛が変態の女王様で、ナイス変態夫婦でした。