玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

#GATCHAMANCROWDS 10「Crowds」 はポストダークナイトではない!Reクレしんだ!

http://vod.ntv.co.jp/program/GATCHAMAN_Crowds/

木曜日と金曜日は無料で見れる.


で、ガッチャマンクラウズ論壇のはてなアニメオタク論壇員はガッチャマンクラウズ宇野常寛さんみたいな社会学みたいに語る人が多いんだけど、僕は社会学者じゃなくて、むしろ一介のアニメオタクなので、アニメで語る。

首相を追って立川に迫り来る数万体のCROWDSから立川市民18万人を守るべく、市役所、警察、消防、自衛隊と連携して市民の避難誘導をサポートするガッチャマン達。しかしカッツェに総裁Xを乗っ取られたままのGALAXは避難誘導に使う亊が出来ず、倒しても次から次に現れるCROWDSの前にガッチャマン達は次第に劣勢に陥っていく。

あー、これ、完全にクレヨンしんちゃん劇場版だわー。特に自衛隊や地方都市公務員がやる気を出して関東の一都市や幼稚園を守ろうとしたり、たくさん怪獣が湧いて出たり、総理大臣の悲哀って言うのは完ぺきに「クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦」だわー。おもしろいわー。

クレヨンしんちゃん温泉わくわくの温泉GメンもガッチャマンのGメンバーみたいだし。ヒーローものの名を借りて、ネット社会を批評するポストダークナイト的なこれからの正義の話やヒーローとアンチヒーローと大衆の社会学敵考察かと思ったら、クレヨンしんちゃん劇場版になって面白い!
頭でっかちに「ガッチャマンクラウズはこれからの社会を語るための作品なんだ」とか言ってたガッチャマンクラウズ論壇メンバー涙目www
っていうかクレヨンしんちゃん劇場版はクオリティー高いだろ!なめんな!!!

実際クレヨンしんちゃん劇場版好きだし。
#ガッチャマンクラウズ 8 Genuine クラウズ論壇のシナリオ通り - 玖足手帖-アニメ&創作-
こういう、「ガッチャマンクラウズの展開はクラウズ論壇のシナリオ通り(ドヤァ」みたいな記事も書いちゃうんですけど、予想外のガッチャンネルとかバーニングハンマー(レア)とかのアクションシーンで予想の斜め上で楽しませてもらうのも、一視聴者として楽しいっす。そういう風に見せ場や空気感が二転三転するのも劇場版っぽくて楽しいです。

  • クラウズ論壇の一人として

体が弱くて月の半分は熱を出して、また熱を出しちゃったので、今回はあんまり考えたりしないで済むクレヨンしんちゃんみたいなアクション篇でよかったです。
いや、まあ、色々と見どころはあるんですけど。僕自身が熱を出していてあんまり考えられないので、あんまり書かない。
土塊さんが考えた「ガッチャマンクラウズ論壇」という、むしろ使ってる方が「頭でっかちでダサいはてなブロガーの表明」みたいなガッチャマンクラウズ論壇の一員ですが。
土塊さんの書いた同人誌に寄稿したり知人なので頑固にガッチャマンクラウズ論壇を使う。


ネオハンドレッドのクラウズ使いがマジでクズの集まりだった。
#ガッチャマンクラウズ 9話 長すぎ! #クラウズ論壇! - 玖足手帖-アニメ&創作-
前回の考察で「クズの頭数をそろえるのはネット社会では簡単」「自分では一人一人がかけがえのない人生だと思ってるけど、悪や客観視から見ると、大衆は誰でもいい」って書いた。
割とその通りの話になっていて、今回は新しく考察しなおさなくても済んでよかったです。本当に熱が酷くてつらいので。
あと、梅田さんは離婚したんじゃなくて普通に奥さんが美人で居たのでうらやましいです。
でも、梅田さんは俺と同じ無職だ。
でもいいマンションに住んでる。あと、アプリを見るに株のデイトレとかやってるっぽい。FXで財産を溶かすお父さんだ!ミルキィホームズ出動です‼‼‼


しかし、幸せそうな幼稚園児の写真をネットで見つけて、その家庭が壊されそうになっている梅田さんのの不幸を「涙目wwww」って笑う大衆の無関心と誰でもいいからバカにしたいっていう社会の風潮は本当の悪ですね。ベルク・カッツェっていう特別なキャラクターじゃなくて、どこにでもいるみんなが悪。
原発を垂れ流したり沖縄に基地を押し付けたり他人の損を自分の利益にする資本主義社会だったり、って言う社会でのうのうと生きてる僕らみんなのせい。
(梅田さんの住所を流出させたのはカッツェっぽいけど、それを見て笑う他人の社会は僕らみんなのせい)
っていう、メッセージ性がいいよねー。
本当にみんなが優しいなら、地元や家族が壊されそうになってる梅田さんを見て「涙目www」「ザマアwww」とか言うんじゃなくて、梅田さんがテロ首謀者であっても、梅田さんの家族を助けてやろうって思うべき。でも、大衆はそんなの思わない。でも、相手がだれであろうとも助けよう、って思う心、それがヒーロー。はじめちゃんはその心の賭けたいんじゃないかなー。
心の戦いなんだよ!!!

(追記)
「他人の不幸は蜜の味」って言うテーマがあるんですけど。
梅田さんの不幸を笑ったり、他人の個人情報をウォッチして叩いて祭りにして楽しむ、って言う姿勢は「他人の人生をおもちゃにして楽しむ」ってことなんですけど。
他人の人生を笑ってばっかりいると自分の人生が生きれないよな。
それは逆に「自分の手で世の中をよくしていこう」アップデートしていこうという内発性とは違うわけです。で、内発性ってのは「自分の人生を苦しみつつ責任をもって生きる」って言うことですね。
でも、自分の守るべきものや自分の責任をどこら辺までのラインに設定するか、って言うのは割とよく考える余地のある難しい議題ですねー。
ヒーローは「自分が動くぜ!」って言うし、その上で「自分以外の人も助けるぜ!」っていう自衛隊とか公務員もカッコいいし、ヒーロー性がある。序盤で人助けをしてたギャラクターも内発性がありますね。
でも、自分のできる範囲で自分の力を人のために使うのはどこまでやればいいのか、とか、無報酬ではやっていけない、とか、全世界の問題を自分の問題として抱えたら潰れたり、それも外交問題の損得勘定のパワーゲームに取り込まれるよな、とか。
でも、「他人の問題を自分の問題として受け止めるとキツイ」という事も考えさせられるけど、「他人の人生を娯楽として消費する大衆は自分の人生を生きていないので、生きていても仕方ない」「感動などないッ!」っていう最強伝説黒沢みたいな考えもある。

はじめちゃんは「お前自身は何がしたいんすか!」ってよく言う。
自分の人生を自分の意志で生きるんだ!それは大事だよね。


かと言って他人の人生を見て楽しむことを否定するとアニメも見れないしスポーツも見れないので難しいですね。
あと、私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!を嗤う時にも考えたいところ。
でも、わたモテは他人ウォッチと自分あるあるのバランスがありますよねー。

主観的楽しみと、客観的事実とか、感情移入と観察と、アニメ鑑賞にもそこら辺は結構重要な考えの軸。

  • ぶりぶりざえもん論壇

あと、ネットのアプリでダウンロードできる超能力怪獣クラウズがわさわさーってたくさん出てきて町の中で暴れたり、暴れる奴の中にエロいことをするバカが混じってるの、色々と「悪の陳腐さ」という哲学社会学の面で考察することも出来るんだけど。
でも、クレヨンしんちゃん論壇で考えると、それって、クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦のウイルスぶりぶりざえもんみたいっすねー。『嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』の終盤で大量のぶりぶりざえもんが登場したのにも似てる。

自分の意思を持って行動する電子生命体。
ブタのヒヅメはこのぶりぶりざえもんをコンピューターウィルスとして世界中にバラ撒き、
あらゆる機器をマヒさせて世界を我が物にしようと企みました。
しかし、ぶりぶりざえもんという事だけに性格は最悪w
http://ultramanasina.blog102.fc2.com/blog-entry-1062.html

内発性の低いフューチャーギャラックスのクラウズ、本当にクズだし、革命とか社会的アップデートに力を使わずに、個人的欲望やエロいことや万引きに力を使ってるの、ぶりぶりざえもん的なクズさを感じるので、ヒーローにぼこぼこにされて当然ですね。
でも、殺したりしないで、ボコボコにする、ってだけ、っていう殺さないけど戦う、っていう微妙な間合いはクレヨンしんちゃん劇場版ですよね。子供にも安心して見せられる子供向けヒーロー番組としてのガッチャマンクラウズ!アニメオタクや論壇考察、アニメブロガーのおもちゃじゃなくて、子供も見よう!
でもガッチャマンクラウズのスーツおもちゃはとがってて危ないかんじなので、パイマンのぬいぐるみで遊ぼう!あと折り紙!子供でも折り紙はできるからな。ほんと、子供向け番組としても優秀なガッチャマンやで…。
そして、子供の心にさりげなく女装男子の魅力を植え付けて、ジェンダーマイノリティーの人権についても考える優しい子に育てるんやで…。
あと、ガンダムウルトラマンゼロの宮野がこんな怪人をしているという事を子供が気付いた時、子供は声オタになる…。


総理を殺しても何の解決にもならない、っていう社会のクズっぽさはあるんだけど。でも、殺しても何の解決にもならないのに、とりあえず総理を殺したらボス退治で、ゲーム的に面白いとか新しいアイテムが手に入るとか、クズの大衆は本当にクズだなー。

  • ヒーローアクション

ジョーさんやパイマンのハリウッド脚本術的な挫折からのヒーローとしての目覚めとか、それに続くアクションシーンってのはすごく良かった。挫折からヒーローが復活するってのは、ハリウッド脚本術として当たり前すぎるんだけど、丈の復活はガッチャマンノートのメッセージと風と炎っていう、ガッチャマンクラウズらしさがキーになってるし独創性があって良い。

あと、丈の親友のアランが昔のタツノコアニメに出てきそうなちょっとレトロファッションのイケメン、って言うのも憎い演出。

.ダーツバーの店員・国分阿蘭 → 元祖ガッチャマンに登場する「コンドルのジョー」の親友で幼馴染である「アラン神父」が元ネタ?
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2562994

なるほどなー


枇々木丈さん、職場の女子職員の前で堂々と変身して職場バレして超カッコよかった。心の灯。
パイマンも総理大臣との対比でやる気を出した。総理大臣は「自分の部下や周りの政治家もみんな自分の保身しか考えてないし」と絶望してた。僕も公務員として一時期働いていたことがあるんだけど、本当に公務員の人って保守的と言うより自己保身しか考えてない奴ばっかりだし、本当に絶望的だ。でも、パイマンの部下のガッチャマンはすごい頑張って戦ってたので、パイマンも目の灯を取り戻せた。カッコよかった。部下に恵まれたり、現場と上司の信頼関係ができてるってのは良いですね。
俺も京都大学団塊世代を優遇して若手を切り捨てる人事のせいで首になって無職だし、みんなが保身のことばっかり考えてて僕は全然助けてもらえなくて、その挙句に母親は自殺したし、誰も助けてくれないし社会に絶望しているんだけど。でも、アニメの中のキャラクターには信頼関係とか心の灯があっていいですよね。まあ、現実にはないんですけどね。現実の闇の中だからこそアニメの光が輝く!

っていうか、今までのパイマン、ずっと死んだ魚みたいな目だったのかよ!こっちが本当の瞳だったのかよ!そういう生き物かと思ってたぜ!びっくりだぜ!平野綾さんの熱演も光る。


立川市長と自衛隊と警察と消防がすごく個人的にも仲良しでスムーズに連携、ってのはご都合主義的でもあるけど、それをご都合主義に感じさせないために序盤からコラージュコミュニティでの彼らの仲良しさを地味にアピールしてて丁寧な作りです。春日部防衛隊っぽいなー。

今まであんまり変身しないヒーローものということで、連続テレビアニメとしてはバランスが悪いかなーって思ったんだが、1クールで1本の映画をやると考えて、クレヨンしんちゃん劇場版くらいの密度でアクションシーンは序盤と終盤に集中させる構成、って考えるとヒーローの登場バランスは劇場版スタイルですね。
ただ、劇場版として一気に見れる構成でもありつつ、1週間ごとに伏線や見せ場やネタを入れていくのはとてもいいと思う。
序盤でちらっと出てきたビッグ・スモールズがここになって登場するってのも、劇場版的な伏線構成。

  • 地域性


87 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2013/09/14(土) 03:16:10.67 id:FNm9d5/W0
>>71
立川市ゆるキャラ
http://www.city.tachikawa.lg.jp/cms-sypher/www/info/detail.jsp?id=9455

ゆるキャラが何となく出てくるのもクレヨンしんちゃんっぽい。
っていうか、基本的に幼稚園児とおねいさんをまもる!って言うコンセプトがクレヨンしんちゃんだし、自衛隊と婦警とガッチャマンのおねいさんってのがもうクレヨンしんちゃん劇場版みたいですよねー。オカマが重要なキャラなのもクレしん的。
じゃあ、ベルク・カッツェはぶりぶりざえもんなんですかねえ。性格悪いし。使う人の心によって善にも悪にもなるし。
あと、地元じゃ負け知らずガッチャマンですが。やっぱりグローバリズムの反動としての地域性への回帰なのかなー。ここら辺は宇野常寛さんがあまちゃんとか木更津キャッツアイ系で語りそう。
でも、僕は母親が「純と愛」を見て「うちの家族はバラバラや」って言って自殺したので、二度と朝ドラを見れない呪いにかかっています。

  • 今後ー

#ガッチャマンクラウズ 9話 激動の7月27日を追う! - 玖足手帖-アニメ&創作-
きれいな夕日を挟んで、クラウズ騒動は二日目っぽいですね。


ガッチャマンがすごい活躍してるしバーニングハンマー(焼き加減レアにしといたぜ)も超かっこいいけど、その裏で、ルイルイが監視カメラを見て総裁Xを取り戻す手段を思いついたっぽい。それがどんなふうになるか気になりますね。
また、カッツェにはすごい破壊衝動があって、ネットスラングでふざけている時は笑ってるけど、はじめの純粋で単刀直入な問いかけと話でだんだん、後半になっていくにつれて、真顔の声になってる時も増えてきた。楽しんで笑っていたけど、梅田の前でいきなり真顔になったり、夕日がきれいって言う総裁Xやはじめの純粋な言葉にちょっとイラッとしてる感じがある。カッツェも祭りを楽しんでるうちに追いつめられてるのかなー。
楽しめなくなってきてるのかなー。
「愚かなる頂の王が、約束の地に舞い降りる。」
っていうカッツェさんのポエムですが、オープニングの怪人を見ると、どうも塁くんがXを取り戻そうとしてログインしてカッツェに取り込まれるっていう展開がありそー。
どうなるんすかねー。
ネット民の騒ぎと、雑魚を蹴散らすヒーローアクションは10話で、終盤にはボス同士のガチンコ対決がありそうですねー。面白いといいですねー。


続きはウェブで!
って言う時、宮野真守さんののど、ちょっと潰れた感じだったので、ベルク・カッツェは他人をはテンションで煽りまくってバーニングハンマーwwwバーニングホールドwwwとかメシウマアアアアアアアアアアアア‼‼‼とか言いすぎて逆に喉潰れてないか???
頑張れ、宮野真守
浪川大輔宮野真守ガッチャマンクラウズラジオも好評放送配信中だ。
http://hibiki-radio.jp/description/gatchaman_crowds
第12回には一之瀬はじめちゃんや小鳥遊六花神崎蘭子役でもおなじみの内田真礼さんがゲストだ!聞こう!



ガッチャマンクラウズ #10 Crowds ( アニメーション ) - ψ蒸気の街ψ - Yahoo!ブログ
↑あらすじと画像はこちらが丁寧。

#10 Crowds
脚本:大野敏哉
絵コンテ:
和田高明、伊藤秀樹
黒瀬里美

演出:
上野史博、浅利藤彰
岡田堅二朗、佐々木澄人

作画監督
梶浦紳一郎、小林ゆかり、村上勉
朝井聖子、西谷泰史、奥田佳子
今木宏明、ムラオミノル、嶋田和晃
林可奈子、横田守

多い!