玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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無敵鋼人ダイターン3 第13話 前も後ろもメカボーグ (ツギハギの富野!が、それが本筋ではない)

脚本:楯屋昇 絵コンテ・演出:斧谷稔 作画監督:井草明夫


絵コンテ、演出の斧谷稔富野喜幸監督の絵コンテ時のペンネームだということは皆さんご存知だと思いますが。脚本の楯屋昇さんも『ザンボット3』の文芸担当なんですよね。おそらくサンライズの代表ペンネームである矢立肇みたいなものです。今回の作画監督の名前もキングゲイナー作画監督不在時の下井草伊井乃弼に似ている。映画監督の架空のペンネームであるアラン・スミシーみたいなもん。


と言うわけで、今回は総集編です。ザンボット3の20話や鉄腕アトムの富野回のように既存絵を使いまわして新しい物語にでっちあげています。
以前に出たメガボーグを「鏡に映った幻影」として複数出現させ、ダイターン3と戦わせます。ダイターン3が以前に戦った相手に以前と同じように苦戦するのは、複数出現したから、と同時に、乗っているのが万丈ではなくビューティーとレイカだったから、と言う風に総集編で使い回しでありながら、バラエティー感覚や論理性を出してきているのは、ツギハギ編集の名手の富野ならではだな、という感じです。


なので、ここで話を終えてもいいが、ここまでなら大抵の富野ブログで語りつくされたことなので、私がわざわざ記事を書くほどのことでもない。私個人の感想を書いてみよう。

  • 男女の書き分け

今回のポイントはここです。
簡単に言ってしまえば、ジェンダー問題です。ジェンダー問題、良いですね!地雷原の予感がしますね!インターネットは炎上させるのがアクセスアップの秘訣ですね!
っていうか、ダイターン3ダブルヒロインの金髪ダイナマイトボディー美女ビューティフル・タチバナと、国際警察学校(中退)の才媛の三条レイカは、どちらも言ってしまえばボンド・ガールの延長ですし、ロボットアニメにおける添え物としての女子です。凸凹コンビで肉体美と知性美で対照的な二人ですが、戦う男の物語における添え物と言う扱いでは同じなのです。
いいねー。ジェンダー問題!

僕はあんまり007は熱心に見ていない方で、消されたライセンスゴールドフィンガー位しかあんまり覚えてないんだが。前回のウェナーを万丈が向けた拳銃のライフリングの中から見た絵とか、007的なカッコよさはダイターン3の作り手の意図としては演出面でも設定面でも意識されている。


んで、ロボットアニメや戦隊ものの女性メンバーがヒロイン兼添え物として扱われることが20世紀の一時期に批判されて、その後エヴァンゲリオンとかあかほりさとるを経て戦闘美少女の精神分析とかがブームになるわけなんですが。最近のスーパー戦隊仮面ライダーには女性メンバーも多いよね。

戦闘美少女の精神分析 (ちくま文庫)

戦闘美少女の精神分析 (ちくま文庫)

ラノベ界隈はもう、ほとんど戦う女子をサポート(カウンセリング)する男性主人公みたいな構図が主流になってきている…。話を戻して今回は1978年のアニメの話なんですが!!!
でも、まあ、その当時のロボットアニメや戦隊もので女性メンバーが添え物兼ヒロインとして扱われていたってことは事実にしても、女性ファンは女性ファンで長浜ロマンシリーズの美形悪役を矢追的に消費してたって言う歴史もあり、男性が一方的に女性をコンテンツとして搾取したって言うよりは、女性オタクもどっちもどっちな気がします。
うん。女って言ってもアニメを見てるような女はどっちにしろ女と言うよりオタクって言う方が強いからな。うん。仕方ないんや。
タナトスの子供たち―過剰適応の生態学

タナトスの子供たち―過剰適応の生態学


あ、あと、女性メンバーが添え物だと言われる長浜ロマンシリーズですが、その原点は勇者ライディーンです。ライディーンのヒロインの桜野マリは富野監督が降板した後の長浜監督パートでは戦いをサポートするヒロインでコンVやゴッドマーズや戦隊ものまで続く添え物女性メンバーって感じでしたけど。
でも、富野監督はむしろ、「日常のヒロインのマリ」と「超能力者同士の関係の明日香麗」とのダブルヒロインを狙ってたっぽいんだよな。だから富野って基本的にやっぱり、普通にヒーローとヒロインが固定されてる構図を好まないっぽい気がする。アスカ・レイはマリと共に新世紀エヴァンゲリオンに多大な影響を与えたが、長浜忠夫パートになってから明日香麗はリストラされるんだよなー。


で、今回のダイターン3の話ですが。
なんか特に意味もなく、冒頭からダイターン3の試運転をビューティーとレイカが二人乗りでやっております。そこで、彼女たちが乗ったダイターン3が敵の異空間に囚われて、その中で二人が勝手にダイターン3を動かして戦うのと並行して、彼女たちを外側から万丈たちが助け出そうと戦うドラマが描かれます。


そこでねえ、酷いんですけど、ビューティーとレイカが本当にバカ女として描かれている。
戦闘中、ずーーーっと狭い操縦席で口喧嘩をしている。
ビューティーが「世のため、人のため、メガノイドの野望を打ち砕く、ダイターン3! この日輪の輝きを恐れぬなら、かかってこい!」と、万丈の向上を真似すれば、レイカが「良く言えるわね。あんな恥ずかしいセリフ」と井上遙さまの声でののしる。
で、ビューティーが「万丈だって言ってるじゃない!」とむきになれば、レイカは「万丈は万丈」と返す。これはこれで女性から見た男性差別なんじゃねーのかって気もしますが。まあ、万丈は格好つけだし、アレだからなあ・・・。
で、ビューティが「戦闘中にはしゃぐバカなボイン」として描かれるのはステレオタイプなんだが、レイカまで「ねえ、必殺技の台詞、私に言わせてくださらない?」とか言い出して全然そろってない声で二人が「日輪の〜力を借りてー今、必殺の、サンアタック!」」と叫んで、本当に二人ともバカなんだなーという感じがすごい。


まあ、レイカって才媛だしヒロインの知性やメカ操縦担当なんだけど、よく考えたら特に手続きとかしないで国際警察学校を勝手に退学し(たのかどうかも定かではないw)勝手に万丈のアシスタントに成って住み込みをはじめている女なので、知能は高くても性格としてはバカなのかもしれない。うん。バカじゃないと万丈みたいな得体の知れない男の家に住みついたりしないよな。


で、万丈みたいな色男にひっかかる女性の馬鹿っぷりとか、女同士の足の引っ張り合いとか凸凹プレイを描いているんだが、逆に男性グループの破嵐万丈、ギャリソン時田、トッポの息の合ったコンビネーションは非常に噛み合っている。
女性コンビは喧嘩ばかりで幻影の立体映像の敵を最後まで立体映像だと見破れないで闇雲に戦ってばかりいたが、万丈たちは男同士の連係プレーで敵の基地に侵入して立体映像装置を破壊して、女性たちとダイターン3を取り戻した。


女性コンビがどちらも万丈のことが好きで恋のライバルで喧嘩し合う、って言うのはコメディーの組み立てとしてはセオリーだし、面白いんだが。
なんで女性二人にダイターン3の操縦訓練をさせているのか?とトッポが万丈に訊くと、「男同士、真実を教えよう。火星に攻め込む準備なのさ」と万丈は答える。
破嵐万丈、ひでえええ!
何が酷いって、火星に攻め込む準備としての戦闘訓練を女の子にさせているのに、それは本人には言わないで、少年の戸田突太(トッポ)には明かすのが酷い。そもそも女性を戦場で利用する男なんて、異常だよ!(カミーユ
そして、女性二人を乗せたダイターン3が異空間に囚われて行方不明になったので、万丈は捜索をするが、見つからないので、何となくいるっぽい地点に向けてギャリソン時田のギャリソンミサイルを発射させる。結果的にギャリソンミサイルが一時的に敵のバリアーを乱してビューティーたちの声の電波を拾えて場所を特定できてよかったのだが。
女の子たちが行方不明で状況が分からない時に、万丈たちは冷静にミサイルを発射する。うん。ひどい。
どうも、破嵐万丈は二枚目で主人公でカッコイイんだが、女性をこういう風に利用したり、クールを装っているものの本質的に女性の安否を気にかけていないような行動、どちらかと言えばパプティマス・シロッコやポセイダルの本体のようなゲスさを持っているのかもしれない。


なので、男同士のホモソーシャルは敵を倒すという目的で一致団結する一方、女性同士のホモソーシャルは意中の男性を独占するという目的で喧嘩しやすい、という男女の描き分けがなされていて、これは富野監督の男女観なのかな・・・?とにかく男女の対比がすごい。
そして、今回はノー脚本、ノー作監なので、絵コンテの富野の気分がものすごく伝わってくる。それは編集の巧みさと言う風な面もあるんだが、彼独自の男女観のようなものが透けて見えてくるような気がする。

  • 敵の設定の開示

敵のメガボーグなんですが、人類を誘拐する謎の機械超人というだけの初期設定から、徐々に組織が明かされて前回を経て火星から地球に侵攻しようとしている団体で、ボスはドン・ザウサーという脳みそが見えているけどきちんと喋れないサイボーグのオッサンで、コロスというディアナ・ソレルの髪型のモデルになった美人秘書がドンの代弁者をして現場指揮官のコマンダーたちに命令する、という組織形態が明かされてきました。
ガイゾックのコンピュータードールとキラー・ザ・ブッチャーを微妙に改変したようなドン・ザウサーとコロスの関係ですが。この相似形も無敵超人と無敵鋼人の続編っぽさを感じさせて面白いんですが。
2クール目に入った今回から、コマンダーがコロスに作戦上の反対意見を言って、コロスは「失敗した時は、あなたの命を持って償いなさい」と言うのが始まります。2クール目のパターンとして、万丈の敵のコマンダーはメガノイドの組織の中でも皆が下剋上を狙っていて、秘書のコロスはそういう部下から粛清していく構図です。
で、コロスは女性なのです。


主人公の破嵐万丈サイドもわりとアレなんですが、メガノイドサイドも女性のコロスが部下といがみ合います。そんで万丈との闘いに投入して次々と殺していきます。
今回の敵はドン・ザウサーの側近・ドナウンでコロスに対して「自分の立場も知らない哀れな女め」と陰口をたたき、コロスは彼が万丈に殺害された後、「私とドンの関係を知っていたかもしれないドナウン。これでよかったのかもしれない」と、思う。そんで、次からも自分に反対意見を言うコマンダーたちに向かって「失敗すれば命を持って償いなさい」と言う。で、大体そいつらは万丈が殺害する。
何この関係性。


つまり、万丈は女性のビューティ&レイカとはあんまり本当の絆は作れていなくてディスコミュニケーション(をイケメンパワーでごまかしている)の構図。で、万丈は過去の秘密をギャリソン時田以外には伝えていないっぽい。
コロスはコロスで部下の男性(たまに女性もいる)とディスコミュニケーションだし秘密を抱えている。
つまり、イケメンとオッサンは通じ合えるけど、イケメンと女子は分かり合えない!
女子同士は喧嘩する。
そして、女子が上司になると刃向う部下を主人公を利用して殺させる。
うーーーーん。この。
なんというか、女性と言う物に対する本能的な不信感みたいなのがある。なんか、「結局男は女に腹を割って本音は話せないし、女は女で好き勝手しかしないんだ!」みたいな。
そして、割とそれは他の富野作品にも通じるものがあって。


やっぱり、このアニメの本当のヒロインはギャリソン時田なのかなあ。老執事の包容力に包まれる御曹司のホモになるしかないのかなあ・・・。


そして、この話のラスト、ビューティーとレイカのテキトーな操縦のせいで指先をサン・アタックの光で火傷したダイターン3が無人でビューティーとレイカを追い回すというほのぼのギャグで終わるんだが。一見、ギャグマンガ的な終わり方なんだが。ダイターン3がロボットに改造された万丈の兄、破嵐大胆という説も地下にはあって、そう考えると、ダイターン3にも意志があって女たちを拒絶した、とも見えるんだよなー。やっべえ。


  • 女は軋轢を生むんだ!という富野の考え?

そもそも、ビューティーとレイカがボンド・ガールなのかどうかって言うのも怪しいのがダイターン3
だって、万丈、ぶっちゃけた話この二人に性欲を感じてないからね。社交辞令とかイケメンとしての態度を演じるために女の子を器用に扱う男、みたいなそぶりを見せるために女性を丁重に扱ってるけど、どこか底の方では冷めている。そんで、今回みたいに火星に攻め込む準備の手駒に使ったり、冷静に彼女たちの行方が消えた場所にミサイルを撃ち込んだりする。女の子への情愛よりも、メガノイドへの復讐心の方がよっぽど強い万丈である。


また、ビューティーの過去は明らかにされてないんだが、レイカも割と万丈に対して淡白なのかもしれない。レイカは1話で国際警察官として、他の男性警官とコンビを組んで事件を捜査して、その過程で万丈と出会いパートナーをメガノイドに殺される。パートナーを殺されたんだけど特にそれに対するリアクションはなく、1話以降何となく万丈の押しかけアシスタントみたいになっている。
つまり、レイカにとって万丈は2台目以降の男なんだな。2代目って言うか2台目。乗り換え可能な。この、女性のしたたかさとか計算高さとか、恋愛感情のふりをした打算みたいなの、すごくある。
あと、ビューティーは保育士の素質があるって言うエピソードがあったし、むしろ万丈に対しては恋愛感情と言うより母性本能が勝っているのかもしれん。まあ、ナイスバディだし年頃だし恋愛っぽく振舞ってるけど。
で、1話のラストカット自体、美女がダイターン3を囲んでいるけど、万丈本人は大して嬉しくないっていうものだったし。なんか「表面的に異性にモテても嬉しくないんですよ!」みたいな鬱屈した何かをすごく感じる。
ダイターン3って表面的には痛快イケメン娯楽アクションなんだが。なんか底の方で、異性に対する相互不信感みたいなのがあって、「やっぱり富野アニメなんだなー」って思う。
ちなみに、女性をぶち殺すっていうテーマ性については、万丈役の鈴置洋孝さんのアルバムレコード「鈴置洋孝破嵐万丈 ザ・ロンゲスト・ロード・イン SIDE:A ストレンジャーロード・破嵐万丈」に詳しい。これは富野喜幸監督がプロデュース&作詞をしたアルバムです。現在は絶版です。
「眠りの前に」「Beyond The Gun Sight 」「薔薇色の女たちよ」の歌詞は露骨に、そしてスタイリッシュに「女ヒットマンをぶち殺すヒーロー参上ボク」「Babjoe」を歌い上げている。
そういう、ボンドガールをぶっ殺す007みたいな雰囲気は意識して取り入れたんだと思う。
でも、しかし・・・。
本当に富野監督の作品ってまともに出会ってまともに分かり合ってまともに恋愛に発展してまともにハッピーエンドになったカップルっていないよな!
万丈のアシスタントは二人とも万丈に惚れてるけど、万丈は愛想だけは良いが別の方角を向いてるし。
ザブングルもハーレムだったけど、割とジロンが勝手に突っ走ってた所がある(あとジロンは男にもモテる)。
いや、本当にまともなカップルが居なくて、主人公だけで考えても、ブレンパワードの伊佐未勇と宇都宮比瑪がギリギリセーフ(ただし糞めんどくさい姉とメカの一部になった浮気相手がいる)。
あとは富野監督が「まともな主人公の”見本”」として作ったシーブックとベラ・ロナのカップルが比較的まともだけど。でも機動戦士ガンダムF91はアンナマリーのめんどくさいセックスとか浮気性の母ナディアとか鉄仮面を被ってる親父とか、やっぱりセックス方面でこじれているキャラのインパクトが強くて、シーブックのまともなボーイミーツガールを食ってる所がある…。(キンケドゥさんはがんばったよ!!!)
他の作品についても考えてみたけど、やっぱりまともなカップルはあまりにもいないし、挙げるのも不毛なので、皆考えてみよう!
「ライクミーじゃなくてラブミー」とか、ほんとアレ。


こないだ、ガンダムユニコーン好きの女の子とガンダムトークして、「マリーダさんがジンネマンの娘を投影されてるのってVガンダムのルペ・シノとかファラ・グリフォンとかを見ると女性に失礼だと思うし、正直気持ち悪くない?」って聞いたんですが、その女性は「富野監督の女性観はどぎついし歪んでるから、ユニコーンくらいマイルドに父親代わりキャラの方が一般受けする」って言われて、富野信者として非常に凹んだ。


でも、その女性に「じゃあ、あなたの好きなガンダムの女性キャラは誰なんです?」って訊いたら「マーベットさん」ってwww。
子どもを作れたから親が子の上なのか!!!!っていうか、マーベットさんが子供を産むためにシュラク隊は全滅したし、カララが子供を作るために人類は滅びた。
角川スニーカー文庫ベルトーチカ逆襲のシャアアムロの子供を宿したが、それはパラレルワールドに押しやられたし、富野も徳間書店で同時並行にアムロが他の女と三股かけるハイ・ストリーマーを書いた。
まともに結婚して子供を作るってことを富野がやろうとしたら、反動で人がたくさん死ぬ。
ハサウェイがボーイミーツガールをやったら、中略、死刑。


なんか、こう、セックスや恋愛に対する根本的な恨みみたいなものがあるんじゃないのか?
いや、まあ、僕もモテない男性なので気持ちは分からないでもない。
でも、ターンAターンは
「美しい剣は、人と人繋いで。あなたとの間に命ある形を。この星にささげる愛と言う印で」って、まんま子作りの歌詞です。
うーん。
女性と男性は腹を割って理解し合えないけど、それでも命をつなげていくみたいな矛盾を抱えたままの人間の生物としてのオーガニック的な何かですかね。


  • 新作 Gのレコンギスタ への期待と不安

富野総監督の好む“ボーイミーツロボット”の展開をさらに進めた“ボーイミーツガール&ロボット”の本作は、主人公ベルリが海賊部隊の少女アイーダと謎の少女ラライヤ、そして“G-セルフ”と出会うことで物語が動き始める。
電撃 - TVアニメ『ガンダム G のレコンギスタ』は宇宙世紀のあとの物語! 10月の放送開始に先駆けて特別先行版が8月23日よりイベント上映も

うーん。この。
ボーイミーツロボットは富野監督の作品歴として分かるけど、“ボーイミーツガール&ロボット”・・・。
富野監督がまともなボーイミーツガールを描いたのって、本当に甘く採点してブレンパワードF91しかない・・・。
F91はベラ・ロナがアイドルだし、シーブックアムロカミーユみたいなキチガイじゃなくて温厚な人物として描こうという方向性があった。
ブレンパワードは女性脚本家の意見をかなり取り入れて作った。


で、今回はどうやら、富野監督が全話の脚本をすでに書き終えているそうで。
で、確かにGレコの主人公のベルリはG-セルフに乗っていたアイーダに一目ぼれするんですが・・・。企画書段階での富野監督の過去の2年くらい前のインタビューを読むと、なんだかまともなボーイミーツガールにはならなくて、2ひねりくらい仕掛けてきそうです…。


いったいどうなってしまうんでしょうね!

そして、そもそも、73歳のおじいさんが無事にテレビシリーズ2クールを春までに監督できるのか?
と、とりあえずガンプラやBDや印税書籍を買って応援しよう…。

(↑電子書籍
ラブライブ!なんかには負けない!(対魔忍顔で)