玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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ユリ熊嵐6話「月の娘と森の娘」

4話もおとぎの国のお姫様と王子様の話だったのでメルヘンチックでしたが、今回もおとぎ話みたい。
椿輝紅羽の母親が絵本作家で、彼女が生前に最後に遺していた絵本を紅羽が泉乃純花に読み聞かせて、その内容が紅羽と百合城銀子のメタファー、という。
また、透明な嵐の学生たちも紅羽を追いつめる。だが、銀子の「スキ」の力で「手紙」は本当の友だちの手に渡される、と言う展開。
人がクマに殺されるとか透明な嵐が人を生贄にするなど、倫理観や生命に対する重みが現代日本と微妙にずれている感じだ。純花の手紙を透明な嵐の娘たちが燃やそうとする儀式も、リアリティが無くむしろメルヘンチック。
そういうわけで、現代日本の学生のドラマではなく、色んなものを例え話にしたおとぎ話なんだろうな。と思った。
むしろ、アニメーションよりもバレエで演じた方が分かりやすいかもしれない。
透明な嵐とかはコール・ド・バレエで表現しているものをアニメ化している、と言う風に見ている。
プリンセス・チュチュ・・・。