玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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他人に何者かであることを期待するな、死ぬぞ


こんばんわ!カスだよ!
 ンンンンンソンソンンン~~~~???


 拙僧が純と愛というテレビ番組が視聴者の自殺に影響を及ぼしたと書いたのは、肉体の遺伝上の母親の自殺の時ですぞ~~~~???
nuryouguda.hatenablog.com
 自死遺族の僕について祖母と母親のちがいもわからない程度の「読み」でカスと断定するとは、それはブログで晒されてもしかたないんですぞ~~~~~????


 ちなみに祖母が死んだときのルポはnoteの有料記事に書きました。買ってね!
note.com


 それはそれとして、りゅうちぇるさんも自殺しましたね!
こんな世の中で生きていくしかないなら


 それに便乗した記事が載っているんですが。

tocana.jp
亜留間次郎の記事一覧はこちら

※ この記事の内容を無断で転載・動画変換、YouTubeやブログなどにアップロードすることを断念します。

 無断転載を断念されているので本文は載せませぬが、微妙に日本語が怪しい部分や難しい漢字の間違いがあるのでAIで作成した文章か英文の自動翻訳のような文体ですぞ~~~~???
 トランスジェンダーの医学的危険性を書いている割に広告でダイエットとか美容整形が出てきていて面白いですぞ~~~~???


 これがアッパレ日本の現代科学の知的好奇心の扉とは、なかなかの味わいですな。



 と、まあ、この時点で拙僧が死生観において、なかなかのクズということはお判りいただけたでしょうか。


ンンンンンソンソンンン~~~~~~~~?????????
 
アルジャーノンプロダクト きゃらとりあ Fate Grand Order アルターエゴ 蘆屋道満 アクリルスタンド アクスタ アクリル製


 ちなみに晴明神社の陰陽師には20代の頃に「お主の魂は社会に向いておらんので仕事に向いてないよ。仏門に入れ」と言われたことがありますぞ。
「晴明神社も陰陽師ブームで羽振りがよさそうじゃあねえか、仏門に入れというんなら、どっか寺社仏閣を紹介してくれよ」と返したら、
「いや、お主は宗教法人の組織にも向いてない。雲水しかない」と断じられた。
 ンンンンンソンソンンン~~~~~~????????

陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫)


 まあ、そこで集金組織のカルト宗教の紹介ではなく孤独な雲水をやれっていうのが晴明神社のせめてもの良心だったのでしょうな。


 このブログでよくわからない文章をダラダラと書いて読者さんからのAmazonほしいものリスト経由の食糧支援で、ここ5年くらいはラーメン屋に行くのと酒と果物以外は自分でほとんど食料を買わずに生きているので、結果的にインターネットを行雲流水している怪人になってしまったということですね。


  • シロクマ先生への返事

 id:p_shirokuma 先生には、脳内妹との結婚の時に大変お世話になった。


nuryouguda.hatenablog.com
p-shirokuma.hatenadiary.com
 公開質問状と書いてしまい、シロクマ先生には困惑されたのだが、シロクマ先生のブログで一番ブクマされているのはワインについての記事なので、あちらのアクセスアップにもなるのかと思ったのですが、それほど伸びなくて申し訳ない。


 まあ、でも、インターネットで「脳内妹と結婚するぞ!」って言ってるのは「公開」だし、「どんなワインがよろしいのか教えていただきたい」というのは「質問」なので「公開質問状」でいいじゃねえかって思っている。(常識、倫理観の欠如)



nuryouguda.hatenablog.com

↑この女と結婚しました!


 シロクマ先生は精神科医で商業文筆家でもあり、言葉遣いが丁寧なので、私のような外道とは言語感覚や価値観が違うというのは重々承知であります。


 というわけで、「公開質問状」とか書いたのでシロクマ先生には「別に報酬などはいりません」って言われたのですが、まあ、機嫌を損ねたことはそれとして、気持ちとして著書を購入して、積んで、先ほど7月18日に読んだ。


何者かになりたい
 なんで7月18日に読んだのかというと、7月17日の京都祇園祭山鉾巡行で街に人が集まっているのが嫌だったので登山をしたところ、熱中症で倒れて暇だったからです。
 私としたことが、「林道の中はむしろ涼しいだろ」と思っていたけど、帰りのほんの2,3キロ程度のアスファルトの舗装道路で熱中症になったのは大誤算でしたね。水分とミネラルの補給はして、首元も冷やしていたし帽子もかぶっていたのですが。熱いものは熱い。
 熱中症の後、クーラーで冷やして12時間くらい寝た後、微妙に頭痛と倦怠感が残るけど無職で用事もないと、どこまで回復して動いていいのかわからないので、とりあえずグランブルーファンタジーの古戦場を走りながら読書したら、意外と1日で読めましたね。


 と、まあ、このようなブログで妄言を垂れ流したり、ガンダムの作者の富野由悠季監督のファンの中でも悪目立ちしてたり、広告収入とかで無職を続けていたり、脳内妹と結婚したりしている僕は、社会的にはハッキリ言って意味がわからない怪人なのですが、まあ、怪人に成れ果ててしまったということで「何者か」というか「世界の果て」になってしまった。妹をファック!


 いや、食い物を恵んでもらっておいてなんですけど、自分でも人から食い物をもらって生きているというのは意味わからん生き方だし、仕掛けてできるものではない、すべて偶然だろうと思っているし、自分でも変な生き方だなあって思っています。
 「一杯おいてけ」とかそこらへんの妖怪に近い。


 そういうわけで、よくわからない何かではあるものの、何者かにはなっている。


 というか、「何者にもなれない」のバズワードの一つの流行の発端としては輪るピングドラムですけど、まあ、それの劇場版の総括を1年以上頭の中でぐるぐると考えているので、それもあってシロクマ先生の「何者かになりたい」を読んだということもある。
輪るピングドラム 1(期間限定版) [Blu-ray]


 まあ、「輪るピングドラム」の原義からすると、とっくの昔に僕は「妹のお兄ちゃんだ!」で結論が出ているわけですが。


「何者かになりたい」の中でもパートナーシップによるアイデンティティーとかについて記述してある。まあ、僕の場合は相手が脳内妹なので普通の夫婦とはまたちょっと違うのですが、まあそういう存在でもインターネットの知人やリアルの友人にお祝いめいたことをしてもらったので、まあ、そこそこ存在感はあります。(本当にこういう書評とかアニメ評論ばかりで二十歳のころから書いてるのに止まっている脳内妹の小説を書くべきなのですが)


 まあ、感想としてはですね。まあ、色々とあるんですけど、まあだいたい妥当なことが書いてありますし、言葉遣いも穏当ですし、特に文句をつける面のない本でしたね。


 アイデンティティーを持つこと、アイデンティティーのセキュリティを高めること、など。そういうハウツーが書いてあったかと。あんまり細かく感想を書くとネタバレになってしまうので書かないのですが。
 

 昔のインターネットでのシロクマ先生と言えば、割とズバズバと切り込んでいって割と過激派アカウントだった印象もあり、「吹き鳴らせシロクマ」とかブクマタグにされていたりしたんですが、一般書としての文体では燃えにくいように注意深く言葉を選んで、やさしい雰囲気にしていたなあという感想です。
(親との関係とか、発達障害とか、深堀したらできるけど、自分もしんどくなるし昨日は熱中症で脚がけいれんしていたので長文は避ける)



 ただ、「チヤホヤしてくれるキャバクラやホストやオンラインサロンやインフルエンサーに依存すること」や、逆にインターネットやらSNSやブログや動画配信などで情報発信する側が、「チヤホヤされることで自分のプライベートを切り売りするようになったり、フォロワーの望むことを優先して演じている仮面と本当の自分のアイデンティティがわからなくなること」の危険性について、割と序盤で忠告していて、それは僕に響きましたし、それは今回のりゅうちぇるさんの自殺にも通じる。



 僕もブログで褒められたり貶されたり、わざとアクセスアップのために火を点けたり物を恵んでもらったりチヤホヤされたり、ポイント目当てでクレジットカードを新しく作る時に職業を無職ではなく見栄を張ってウェブライターって名乗ったら、「じゃあ、確定申告の書類を見せてください」って言われて、「いいいいい、イキッってスミマセン!所得税も贈与税も発生しない程度のお小遣いサイトですッッッ!!!」ってなったので。
結束バンド


  • 何者かという役割の強制力の恐怖

www.bbc.com
 比較的ニュースサイトの中では冷静なBBCの記事を貼るのだが。


 りゅうちぇるさんは僕にとっては「若くて面白い人が出てきたな」くらいの第一印象だったのだが。
 いつの間にか、りゅうちぇるさんは父親としての役割、夫ととしての役割、ジェンダーフリーの広告塔としての役割、ジェンダー論が嫌いな人のためのサンドバッグ、芸能人としての常識、有名税など「何者かである」ことに対する「人の憎悪に光る百万本の剣」に貫かれていたのだなあ。
いつか一緒に輝いて



 幾原邦彦監督作品でショッキングなワードとして出てくる「きっと何者にもなれないお前たち」、「透明な嵐」と、同時に「百万本の剣」である一般市民であるということにも、自覚が必要なのではないか?と思うのだが、どうもショッキングなワードやメインキャラクターは記憶に残るし話題になるけど一般市民は一般市民である自分をさほど顧みない。


 まあ、僕程度の「アニメ面白いなー」くらいのブログを書いてても単にアクセスが多いっぽいというくらいでアンチに絡まれて精神科の主治医に「広告収入を得てるくらいなんだから有名税だよ」って言われるくらい、この世は憎悪に光る数十億の言葉の剣で満ちているよ。


 僕はそこで「世界の果て」や「呪いのメタファー」(※追記、シロクマ先生の著書によると「負のアイデンティティ」)になることを選択し脳内妹を薔薇の花嫁として、脳内妹のいる居心地のいい脳内で王子様ごっこをしているのですが。(脳内妹は「お兄ちゃんみたいな外道を野に放ったら何をするかわからないから、私が責任をもって看護する」と言う)
 りゅうちぇるさんは僕と違って、自覚的に外道をやるには優しすぎたんだなあ。


 
 ただ、シロクマ先生の本では「何者かになりたい」「何者にもなれないのは嫌だ」「何者かであるアイデンティティを確立することの重要さ」を書いているのですが。
 つまり「自分が何者か」という自己に対する眼差しの問題についてが主題です。



 誹謗中傷の被害者や加害者、それに寄って自殺する人、僕のような外道にとっては「他人に何者かであると思われてしまう」ということの恐怖や危険性の方が親身に迫って来るんだな。まあ、僕は外道なので刺されても仕方ないようなこともしているし、精神科の主治医にも「駅のホームや横断歩道の前の方に立つな」とカウンセリング(?)を受けている。



 「あいつはズルいから」、「あいつは有名人だから」、「あいつは道徳に外れているから」、「あいつは無責任だから」、「あいつは常識と違っているから」、「あいつは税金を無駄にしているから」、「あいつは社会的正義に反しているから」
 そういう「他者が他者を何者かの役割だと決めつけて攻撃する」これは戦争の火種にも殺人の動機にも自殺の原因にもなる。しかも「自分が何者か」という悩みと違って「他人が何者なのか」という決めつけや理解は、自分にとっての自分の重要さに比べると圧倒的に正確性がどうでもいい議題なので、その言葉を向けられた人が死ぬほど苦しんでも、向けた方はすぐに忘れるものだ。




 それは、注意してほしいな。



 りゅうちぇるさんはジェンダーレスとかジェンダーフリーとか、役割に縛られない生き方とかを目指していたように見えて、「ジェンダーフリーという役割」を科せられてしまって自由を奪われていたのかなあ。悲しいことだ。役割から逃げようとしても、役割から逃げた人という役を押し付けられてしまう。
 人の世の中は悲しみに満ちているね。


(ちなみに、以前、同和地区にある平等や人権に関する施設での展示で、性転換手術を受けた人のルポなどを読み、個人的には性転換には内科的、外科的に負担が大きいという意見を持っている。心の性に一致させる手術とはいえ、遺伝子的には体を手術で切開したり切り取ったりするのは体から「傷」と見なされて「治癒」しようとして苦痛を伴うらしい)


 まあ、りゅうちぇるさんの事ばかり言うのもフェアじゃないので僕の肉体上の母親(つまり脳内妹の母親ではない人)の自殺の前後の話を少しする。嫌だけどね。そのころ、僕は東京に働きに出て過労死寸前になりつつも仕送りしていたのだが。


 シロクマ先生の著書でも「子どもの親であるというアイデンティティには重みがある」と書いてあったのだけど、シロクマ先生の著書では、一般書だからか、あんまり命のやり取りなどの危険領域のことはハッキリとは描いてなかったのだけど。


 僕が東京に働きに出て、「夫と不仲の母親の愚痴を聞く息子の役割」を果たせなくなったからか、母親が「性格に難のある息子の面倒を見ている母親という役割」を見失ったのか、母親は「客や投資家という役割でチヤホヤしてくれる不動産屋と銀行マン」の口車に乗って借金を増やして首を吊ったんだ。僕が母親の行動をキチンと見てやっていれば死なせずに済んだのかなあ、などと思うと、12年くらい経った今でも息がつまってゲエゲエとゲロを吐きそうになるよ。死別、特にこういう自殺とかだと周りの無責任な人は「時間薬」と言って忘れていくんだけど、「心にぽっかりと穴が開いた状態」っていうのはマジで「時が止まったまま」です。



 なので、「役割」や「チヤホヤ」や「こうすべきだし、そうできない奴はダメだ」という、「期待を裏切ったものに対する、他人の他人への無責任な攻撃」は本当に命を取る。それは家族の間でもそうです。
ノケモノと花嫁 完全版 (4) (バーズコミックス スペシャル)


※追記
シロクマ先生の著書「何者かになりたい」で「不幸な事例」というレベルで取り上げられていた「自分のアイデンティティがしっかりしていない状態での恋愛」も、「恋人が自分の希望通りに動かなかったり浮気したら、自分のアイデンティティが崩壊するので、殺す」というのがある。恋愛のいざこざで殺すのは何も若者に限ったことではないし、また、有名な芸能人が浮気をしたら「廃業しろ!」という意見をSNSで発表する群れのような人もいます。
 自分の子どもが言うことを聞かないので「子どもの役割を果たしていないので悪い」とか「親というアイデンティティが不安になる」という理由で親が虐待して殺すこともあります。



 また、Twitterで「モラハラ夫」と別れたエッセイ漫画や、亭主関白なところに惹かれて結婚した後に自分にも暴力や横柄な態度を取られて不幸、という事例を見ることがある。
 その一部にある傾向として「結婚したら夫婦は助け合うのが当り前なのに助けてくれない夫」、「仕事をして疲れているのに料理を手抜きする妻」、「性的行為の合意を取らないで性行為をしたがるパートナーへの不満」を表明する場合もある。
 これは僕の推測だが、単純に結婚した後に正体がわかったから嫌いになった、というより、恋人時代の「相手が好き」という行動原理が、「夫婦は役割を果たすべき」「モラハラはダメだ」という「社会的価値観」に置き換わっただけに見えることもある。「夫や妻が気に入らない」ではなく、「社会的に期待すべき夫婦の役割」や「ジェンダー平等」や「性的な合意の重要性」などの「一人一人の関係よりも大きなイデオロギー」に行動規範が行動理由が変わっただけのような人も見る。
 「腕っぷしが強く自信にあふれたマッチョな恋人に従う」というのが「マッチョな男個人よりもさらに巨大で自分を預けると安心しやすいフェミニズムやジェンダーについての思想に頼る」に置き換わっただけで、相手の男は大して変化していないのに、攻撃的になる女性もいる。
(逆に昭和の時代は美しい女性に求愛するために尽くしていた男が、「女性は夫を支えるもの」という家父長的主義に置き換わって妻を殴るようになった、という例もあっただろうし、それは令和でもやっている人はいる)
 結局、どちらにしても自分で考えて相手と相談して行動するのではなく「より強い力や権力やイデオロギーに従う」というだけのように見える。




 「自分が何者か」という自問自答も自分の人生において大事だが、「他者が何者か」ということも割と大事。そして、他人のこと、特に内面はやっぱりわからない。だから、まあ、決めつけるしかないんですけど、ただ、裁判官でもない人が「あいつは攻撃してもいい」「あいつが不幸になるのは自業自得」と軽んじたり見えたり聞こえるように悪口を言ったり差別するのは非常に危険だと思う。
 「あいつはああいう奴だ」と判断しているのは、あくまで自分が断片的な情報から決めつけた主観に過ぎず、テレビの向こう側の人の内面やネットの向こう側の人の思想を理解できる客観性を持てる人間はほとんどいない、ということを自覚してほしい。ただ、Twitterを見ると、「あいつは頭がおかしいからブロック」という切断操作が横行していて、対話は少ないね。


 決定的に敵で止めを刺すという覚悟がない一般人が百万の憎悪を一人に浴びせるのは恐ろしい事だと思うので、僕は嫌いなものについてはなるべく「頭がおかしい馬鹿が書いている駄文」のような体裁にするか、無視するか、って感じにしたいと思います。



 というわけで、これも精神障碍者の書いた頭のおかしい駄文ということで見逃してほしい。


「僕は、僕だよ…。ただ、人間社会のことは嫌いだった」


 人の死に乗じたことなので、自動広告以外の広告は貼らず、読者登録ボタンや欲しいものリストも今回は載せないでおく。