昨日、富野作品のファンと新年会のオフ会があったのだが、集合時間より先に現地入りしたので、隙間時間に劇場版 マジンガーZ / INFINITYを見た。スター・ウォーズの新作2時間半もある。マジンガーはいうても俗悪なロボットアニメなので待ち合わせ前に90分でサクッと見れてお手軽。キンプリとかもそんな感じ。大作映画は一日仕事になるので…。
同時に記事を書こうと思ったのだが、終電で帰ったあと15時間寝たので、マジンガーの感想は後回しにして、オフ会の総括をしたい。
- 楽しかった話
若者にも富野ファンがいるので良かったです。ガンダムはおじさんだけの物じゃないので、おじさんは若い子が富野に興味を持ってくれると嬉しいなあ。
富野ファン新年会で
— ヌ・リョウグ・ダ ちん 電気羊種怪人 (@nuryouguda) 2018年1月20日
「今ハマってるアニメは星色ガールドロップです!来週も恋にドロップドロップ☆」って冗談で言ってるんじゃなくて、おれは星降そそぐにガチ恋おじさんだからな
アンソロジー感動しました!
ポプ…?ごめん覚えていない……
俺も年男なんですか干支一回り下の富野ファンや一回り上の富野ファンも知古を得たのでガンダムはすげーよ
— ヌ・リョウグ・ダ ちん 電気羊種怪人 (@nuryouguda) 2018年1月20日
普通にミードのターンエーのプラモのラインで盛り上がれる
富野ファン新年会でピンクフロイドとイクハラとアイマスのオタクがいたのでプログレについて横断的な会話ができた
— ヌ・リョウグ・ダ ちん 電気羊種怪人 (@nuryouguda) 2018年1月20日
あと、僕は自分の話はブログでするので人が楽しそうに話すのを聞くのが楽しいと思いました。
芸能人のゴシップが楽しいという人は嫌いです。
人より芸術が好きな僕は
富野ファン新年会、普通に「今年年男です!大学の時にGレコ見てました!」という若者が三、四人いて下さった。
— ヌ・リョウグ・ダ ちん 電気羊種怪人 (@nuryouguda) 2018年1月20日
富野監督!願いは化けるッ!
でも若者が「就職したのでブログやめました」という社会はつらい!
やはり人類を粛清するしかない!
それがなぜわからんのだ!
おれははたらきたくない!
富野ファン新年会で
— ヌ・リョウグ・ダ ちん 電気羊種怪人 (@nuryouguda) 2018年1月20日
若い男性が「最近アダルトビデオにハマっていて」
とおっしゃったので、
「男性は常に一定の度合いアダルトビデオにはまり続けているので正常」とアドバイスするおじさんになってしまった
ほんとうにちやほやされたくてたまらないし、家や仕事で人間扱いされてないので、
— ヌ・リョウグ・ダ ちん 電気羊種怪人 (@nuryouguda) 2018年1月20日
「ボク、ブログを書いてるけど、みんな仕事や家庭に打ち込んでるからブログなんか書かないだけなんじゃないの?」
「そんなことないです、グダちんさんは愛にあふれています!」
「だよね」
というちやほや儀式を達成
マジンガーZと深夜バスを障害者手帳割引でお得したが、
— ヌ・リョウグ・ダ ちん 電気羊種怪人 (@nuryouguda) 2018年1月20日
今日のオフ会では貢物が足りなかったと思う
でもちやほやはしてもらったのでプラマイゼロです
ちやほやされたい!
キャバクラの上っ面だけでなく心のそこからちやほやされたい!
ちやほやされたあと脳内妹によしよしされたい
こういうことをいうとコミュニケーションができてるみたいでオタクっぽくないかもしれないけど、
— ヌ・リョウグ・ダ ちん 電気羊種怪人 (@nuryouguda) 2018年1月20日
人と話すときは自分の同じ意見の人と意気投合するのも楽しいのだが、
意気投合しきれない残り一割の個性にその人の人格や人生を垣間見れて楽しいし資料性が高い
テレビのニュースでもそうなんだけど、誰かが恥をかいたり悪いことをしたり横綱が負けたことを笑う大衆にはなりたくない。
— ヌ・リョウグ・ダ ちん 電気羊種怪人 (@nuryouguda) 2018年1月20日
栄光を得て善行を積み勝利した人を素直に讃えたい。
でも僕ももちろん女性にちやほやされたいし自分より偉そうなメンズは許せねえ
新年会で今年の抱負をいうタイミングを作り忘れたのですが皆様いかがでしょうか
— クレッセント🌙粘液ップ🚀 (@hagetenai) 2018年1月20日
今年の抱負は富野監督の劇場版より先にGレコの二周目の感想文を執筆公開することです
— ヌ・リョウグ・ダ ちん 電気羊種怪人 (@nuryouguda) 2018年1月20日
ユリ熊嵐とプログレの話
nuryouguda.hatenablog.com
ピングドラムの目次、はてなブログがHTTPSに対応しそうでしてないので、はてなダイアリーの方で
d.hatena.ne.jp
少女革命ウテナやプリンセスチュチュの感想も求められたが、ウテナやチュチュは各話もいいけど全話を通しての流れとかメタファーがあるので、それを文字の起こすにはもう一回マラソンしてから各話に取り組まないといけない気がするし、全体的に美しすぎて逆に感想が書きにくい…。
まあ、余力があれば。今はGレコ。
- 大人の男の話
関西の富野ファン新年会、とりあえず、帰る!
— ヌ・リョウグ・ダ ちん 電気羊種怪人 (@nuryouguda) 2018年1月20日
イクハラのオタクの女性に説教されるというドMにはたまらない会話が楽しめてよかった。
「シャアとかルインとかディオスやサネトシみたいに社会に不満を持つより自分が変わって身の丈にあった幸せを大事にしたらいいのに」
めっちゃ正論なんだけど、成長や性徴できないのが男なんだ!
— ヌ・リョウグ・ダ ちん 電気羊種怪人 (@nuryouguda) 2018年1月20日
くそう!
なんで俺は変われないんだ!
Gレコの放送後に中学生が大学生になるのに!
おじさんは何年たってもおじさんなんだ!
ウワアーーーーッ!
じゃあ、父になるのが成長なのか?
— ヌ・リョウグ・ダ ちん 電気羊種怪人 (@nuryouguda) 2018年1月20日
という #マジンガーZINFINITY 問題。
母親は産んだ実感があるが男は……と富野監督も言ってる
じゃあ、技や業の後継者を育てるのがいいのか?
— ヌ・リョウグ・ダ ちん 電気羊種怪人 (@nuryouguda) 2018年1月20日
うーん。うーん。
この問題は難しいので少し寝て、それから考えよう #少女終末旅行 #おじさん日常業務
身の丈にあった富野キャラ
— ヌ・リョウグ・ダ ちん 電気羊種怪人 (@nuryouguda) 2018年1月20日
ナッキィ・ガイズ
キース・レジェ
リンゴ・ロン・ジャマノッタ
をサジェストされた
はたしておじさんに救いはあるのか?
— ヌ・リョウグ・ダ ちん 電気羊種怪人 (@nuryouguda) 2018年1月20日
ちなみに脳内妹には「あたしが30代に、なってもフィアンセになりたいとか言うのは流石にきついので自動的に籍を入れます」と通告されました。プロポーズじゃなくて通告です
偉大なる哲学者のニーチェやソクラテスが幸せになれたかっていうと
— ヌ・リョウグ・ダ ちん 電気羊種怪人 (@nuryouguda) 2018年1月20日
うーん
女性と議論した結果、おれは大人の男になりたくない、だらだらプリキュアとか高橋真琴やタカハシマコの漫画を見てふわふわしていたい、
— ヌ・リョウグ・ダ ちん 電気羊種怪人 (@nuryouguda) 2018年1月20日
という、疑惑が
大人の男になるより、ずっとヘラヘラしながら美術館と映画に通うおじさんになりたい
— ヌ・リョウグ・ダ ちん 電気羊種怪人 (@nuryouguda) 2018年1月20日
ノケモノと花嫁、好きなんですけど。新刊が出なさ過ぎてどこまで読んだか、既刊をどこにしまったか覚えて、ない…。とりあえず6巻。
- 炎上の話
はあちゅう女史、謝罪文を出した後もツイッターで「童貞をネタにするのの何が悪かったのかなあ」的な不満タラタラツイートを続けているので、炎上ウォッチ対象として控えめに言って最の高なんですよね。
— あでのい@17歳女子高生 (@adenoi_today) 2017年12月21日
d.hatena.ne.jp
炎上が好きなあでのいさんにはシロクマ先生とコネクトすることを提案しておいた。
p-shirokuma.hatenadiary.com
僕はネットで評判が炎上するより、もっと物理的にバグとか地球クリーン作戦をしたり虐殺文法をばらまいて物理的に炎上させて腐るものは腐らせて焼くものは焼く方がいいと思うんですけど。クラウズのベルク・カッツェさんもニコニコ動画ぽさをネタにされやすいですけど、地道に暴力をアシストしてましたからね。
まあ、愚民どもが互いに憎み合って殺し合うのも、それはそれでいいか。人口が減れば何でもいい。人口は減るべきだが、科学技術は伝えるべきだと思う。
僕も人類の文化を少しでも継続させる模倣子を残すためにブログを書いているのだが、僕よりも若い人が僕の文章を読んで富野アニメファンになってくれるのはうれしいことだ。しかし、そういう若い人が「仕事が忙しいので就職したらブログをやめました」というのは悲しいことだ。
クソみたいな社会を維持するための仕事よりも富野アニメを追求するほうがよほど真・善・美に近いのに…。
僕は自分で「僕がブログを書いてるのは、僕が仕事や家族や社会の活動にリソースを使ってないだけ。他の人は富野アニメを見ても僕くらいのことは考えているけど、ブログにわざわざ時間や労力を投入するのは非効率だと合理的に判断しているからブログを書いていないだけなのではないか?僕が狂っているだけなのではないか?」と卑下する傾向がある。
しかし、まあ、対面会話で「私たちが思っているけど言葉にできないことを文章にまとめてくださるグダちんには価値がある」とおっしゃっていただけることは喜びだ。
そういう一方で、「Gレコの劇場版の理想の展開はこうだと思う」という話題にはあまり乗れなかった。
素人が「こうすればいい。こうしてほしい」と言う願望をクリエイターに押し付けるのは不誠実ではないかと。まあ、もちろん、個々人の自分の好みと言うものはあるのだが、自分で作らない人がああしてほしいこうしてほしいと言うのは。
それより、出されたものを自分はちゃんと「こういうことか」と理解できるのか、きちんと味わって、それを認識できるのか、そういう鑑賞者としての自分のレセプターを鍛えられるのか、そういうことの方が僕にとっては課題ですね。
そういうわけで、富野監督は好きなように作ってくれたらいい。僕は出されたものをもらうだけです。
自分の作品もやりたいんですけどね。脳内妹のそらちゃんが活躍する小説。うーん。気力が足りない。わが身の力不足を嘆くばかりです。
ともあれ、アジア人としてはアニメを見る時も仏陀が提唱した正見、正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念、正定の八正道を心掛けたい。
でもクソアニメとかテキトーなポルノも好きです。手塚治虫のブッダでもクソみたいな小ネタがあるし。
マジンガーZの劇場版も大人の男について考えさせられる作品だったけど、永井豪らしいくだらなさもあって、なかなか複雑な感慨を覚えた。
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