玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-第5話 THE シャッフル ジョージの唄

 世間はミナト回で持ちきりですが、ボクは金曜日の配信でタダで見ようとしたりうつ病になってたくさん寝たりしているので遅れがちですが、感想いきます。


 うわー、また濃いことをしてきたなあ。という印象。
 まず、何が面白いのかというと、主役キャラのエーデルローズ7人の話をしていると、エーデルローズのキャラクター個人にスポットが当たって時間がなくなるので、敵のシュワルツローズ所属の高田馬場ジョージの回だからこそ、プリズム1の裏側で進行している大きな話ができる。法月仁や十王院財閥九曜会の真田の陰謀とかエーデルローズ存続の危機とか速水ヒロ(!)様と氷室聖さんとの会話とかジュネ様の苦悩とか、法月仁の母親のめんどくささとか、そういう多人数のドラマにスポットを当てるようにカメラを若干引き気味で撮影したって感じにしてるのが、上手いというか、5話にしてちょっと趣向を変えてスパイスを効かせてみたというかショートケーキのいちごのような感じの構成テクニックを感じさせて、やりますね!ってなる。
 特に、法月仁が1話で氷室聖に借金を背負わせてエーデルローズを潰すためのプリズム1を開催してメッチャ悪い感じだったけど、その彼も速水ヒロに屈したこととか、過去の母親の幻影と現在の母親の冷たさとかに悩まされる一人の人間だ、みたいに掘り下げていて、これはエーデルローズの当番回ではやりにくかったのかも。




 高田馬場ジョージはキンプラでは杉田智和枠のネタ枠噛ませ犬キャラクターっぽくって舐めてた面がボクにはある。
 で、今回面白かったのは、そういう敵の性格が悪い小物で典型的な軽薄な芸能人っぽいジョージで「王道の成長ストーリー」をやったところですね。
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 田舎のデブっぽい小学生が雑誌で見たスタァの法月仁に憧れて(「どんな手を使っても勝つんだ!」って小学生が卑怯な法月仁にまっすぐな瞳を向けてる)、ダイエットして体力をつけて、一時不良になるも、幼馴染の女の子や親の工場を振り切って上京して大事務所の看板スタァになるという。王道やん。

  • 池袋エィスの話

 と、同時にそういう過去を知らないでジョージの影武者で口パクアテレコで唄を当てている池袋エィスが、ジョージに不満を持っているけど、それが解消されて仲間になるし上司の法月仁にも認められる成長ストーリーを二重にやっている。
 ジョージの幼馴染のミヨちゃんが東京観光にきて、エィスに過去を語ることでジョージのこれまでの成長ストーリーが視聴者にわかるし、それを聞いているエィスもジョージのことを徐々に理解していく。


 で、ジョージがミヨちゃんを放ってファンの女の子とチャラチャラしてるのも最初はエィスはイラッとしていたけど、ジョージが締める所は締めて来るのがスタァって感じ。やっぱりカッコイイ車!
 ジョージの影武者をさせられてイライラしていたエィスが一人の女性を取り合う中で、逆にジョージに対する理解を改めるという友情展開の王道。

  • ミヨちゃんの話

 それと、ファンの女の子を優先することで今のジョージはノリくんではなくて、みんなのスタァのジョージだという態度を見せる。

 
 しかし、二人っきりに成ったらジョージが東京でミヨちゃんの面倒を見ようかと切り出してキスしそうな近さになるが・・・。
 そして、てっきりジョージのことが好きだと見えていた幼馴染のミヨちゃんが衝撃の結婚宣言!トレンディードラマで幼馴染が離れていくのも、、、王道・・・。レインボーブリッジだし。

  • プリズム1

 ショックを受けながらステージに立つジョージ。そこにさらにシュワルツローズの足の引っ張り合いによる機材トラブル!マイクが使えない!アイマスかよ!(杉田智和アイマスが好き)
 しかし、高田馬場ジョージはエィスを信じてパフォーマンスを続ける。自分も落ち込んでるけど、ステージに立ったらプロフェッショナルに徹するスタァ。女児向けアニメなのに芸能界のどろどろした部分を描いていたプリティーシリーズならでは。
 でも機材トラブルに負けないで頑張るアイドルはアイドル者としても王道。


 そして、マイクの線を抜いてたシュワルツローズ生にエィスが説教して「俺の声を待ってる!」と言い放つ。そして、シュワルツローズ総帥法月仁のはからいで演技がリスタート。
 法月仁、悪人なんだけど生徒たちのことを厳しくも的確に(優しくはない)導こうというカリスマ性がある。悪人だけど。
 スポ根ドラマのコーチとしても王道?


 そして、エィスの歌をもらった高田馬場ジョージは見事なパフォーマンスを見せるが、高田馬場ジョージと同じ服装をした池袋エィスが乱入するんだけど、邪魔するんじゃなくて、二人の力で4連続ジャンプを飛ぶ!みたいな、立場を超えた男の友情!!!
 ともにステージを作る二人は(速水ヒロのプリズム分身という前例もあるし、)審判団からもエーデルローズの主人公サイドから見ても「2人に見える分身ジャンプ」つまり一心同体と認められる。
 そして、法月仁からも池袋エィスは影武者の仕事だけでなく、自分でTHE シャッフルのリーダーとして表に立つこと、高田馬場ジョージはエィスの口パクを借りながらも、THE シャッフルを抜けてソロのスタァになることをそれぞれ認められる。サクセスストーリーが王道!

  • 反転の話

 すごく王道なんだけど、これを主人公サイドから見たら仇役のシュワルツローズのキャラクターたちでやるっていうのが一味違う邪悪な作品だな〜。という印象ですね。
 まあ、キンプリシリーズの原点であるプリティーリズムレインボーライブの序盤ではベルローズの三人組が(おとははいじめられっ子だけど)すごい悪役っぽく描かれていたし、速水ヒロ様も終盤まで悪かった。


 悪いけど、プリズムジャンプは飛べる!というのが世界観としてある。というか、性格が悪いやつにでも一欠片でもプリズムのきらめきが残っていたらプリズムジャンプは飛べるという感じだろうか。
 では、法月仁に救済はあるのか???


 僕も精神的に暗いところがあるし陰謀とか好きだし他人の幸福が妬ましいので、法月仁は気になるなあ。今回はシュワルツローズの内輪で、エーデルローズを潰そうとしてない時の法月仁が厳しいけど間違った指導はしない、プリズムのきらめきを残す余地のあるコーチとして描かれていて、新鮮だった。単なる悪役じゃないんだよなあ・・・。ていうか、仁も毒親育ちなんだよなあ・・・。大体レインボーライブは家族の話。


 プリティーリズムシリーズはプリズムジャンプを飛んだら家庭の問題が解決する話ですが、法月仁ももう一度プリズムジャンプを飛べるのだろうか・・・。氷室聖は足を怪我してしまったのでもう飛べない・・・。

  • いかがでしたでしょうか

 というわけで、邪道のキャラクターを通じて王道を描くということで、プリズムの煌めきというものの懐の広さがガツーンと来るお話だったと思います。


 あと、ググって見つけたら、こちらのアフィブログが僕よりも割と詳しく描いていたので読んだらいいと思うなー。

www.hatsubano.com



 まあ、正直無職おじさんとしては僕より若いのにシュッとしたアフィブログを運営している人はイラッとするけど、「ふーん。なかなかわかってるじゃん」という部分は正直でありたいですね。


 あと、僕自身がかなりめんどくさがりのうつ病なので全盛期の文字数をかけないというのもある・・・。メッチャ寝てるし。録画も溜まってるし。こまったこまった。
 でもアニメの感想を書かないと生きてる価値が無いので書くかーって感じです。医者にも寝てるよりはなんか書けと言われているし。でも自分よりもうまく書ける人が居たら別に俺が書かなくてもいいかなーという気持ちと、これは俺のチラシの裏の日記だという気持ちがある。
 まあ、人は流れに乗ればいい。

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nuryouguda.hatenablog.com
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