廃校の校舎を利用した旅館に泊まった。
次の日、村の子供達に案内されて旅をした。そして、全盛期の前田愛に似た活発そうな小学校高学年女子と恋に落ちた。
夕刻に村の境に着き、そこで別れる事になった。
別れ際に子供達が合唱してくれた。女の子は泣いて別れを惜しんでくれた。そんで、俺が如何にステキなお兄さんだったかを泣きながらスピーチするので、ニヒルな旅人だった俺も熱いものがこみ上げてきて思わず抱きしめた。
膨らみかけの胸を押しつぶす感触に驚いてすぐに離れた。でも、一生忘れない。
照れ隠しに峠を越えるまで走り出した。
「また、あえるよねー！」
と手を振り叫ぶ娘に、
「いい女になるのだなー！」
とさわやかに笑って返した。
だが、『イイ女になってしまったらストライクゾーンから外れるんだな。いや、あの子の幸せのためにはその方がいいんだ。』と、涙を隠す俺ガイル。
このロリコンが！
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四国を旅していた時
