玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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機動戦士ガンダム39ニュータイプシャリア・ブル

シャリア・ブルとザビ家の派閥争いはまだ青二才の僕には判らない。おっさんにならないと判らん。

キシリアに「(ギレンの推薦した)シャリア・ブルが優秀なら、(シャアの推薦した)ララァエルメスから下ろす」と含みおかれたシャアは、シャリア・ブルを単独でガンダムにぶつけて殺す外道。
しかも、ニュータイプで洞察力のあるララァに「シャリア・ブルはギレン閣下とキシリア様の間で上手く立ち回れない自分を知っていた男だ。潔く死なせてやれただけで良かった」
と、ぬけぬけという。
ニュータイプは戦争が生み出した悲しい変種かもしれんのだ」とも言う。
ララァは「大佐、そこまで考えて!」と嘆息した。
しかし、ララァ・スンシャア・アズナブルの心を読めていたのなら、シャアはララァに「お前は私の出世の道具だ。シャリア・ブルのように危うい立場のモルモットに過ぎない」と言ったような物だ。
もちろん、シャアは最高の道具である限りララァを守るという姿勢も示しているが。
そんな非情なシャアに女として尽くすララァは、私には計りかねる。
冷酷な男に付いていくのも女か?
だが、シャアの冷酷にないモノを、アムロの綺麗な目に、ララァは見たのかもしれん。


そのアムロ・レイは、ジオン側のドラマを知らぬまま、シャリア・ブルの人生のドラマを打ち切る死に神だな。
ガンダムの性能をも越えた鬼だ。
だが、アムロララァを知ってしまう。
これは!