玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

Angel Beats! #13Graduation 最終回

マジ泣けたっす。いやー、良い話だったなー。以下ネタばれ
なんかさー、最近の俺はインターネット常時接続環境になくて、ケータイ(主にtwitterはてなアンテナ)で細々と生きてるんですけど。なんか、その程度の情報網でも塩ビはすげー構成が出来てねーとか批判されてる。
でも、僕が面白いと思ってるアニメをバカにするという事は僕をバカにすると言う事だ!ドラえもん
いや、別に批判や批評は良いですよ。だって、実際、エンジェルビーツ!ってアレだし…。だーまえは天然だから。こまけえことはいいんだよ!麻枝准とかkey作品についての考察はAIRで卒業しました。天然自然から生まれたものを考察してもしきれないだろうが!
こちとら、劇場版AIR信者なんだよ!鍵信者にさえ「構成が破たんしている」と言われた出崎統が好きな男だ!格が違うんだよ!(もちろん、出崎統が映画にする1週間前に徹夜でCLANNADAIRはフルコンプした。ゲーム版でも感動した。でも、他のゲームはなぜかだるいしデータ飛ばすから出来てねー。はちみつくまさんとあぅーと名雪だけはやった)
アニメって言うのは、構成とか細かい所で見るんじゃねえ、血で見るんだよ!
アニメを見ている時だけ、血が騒ぐんだ!血が騒ぐんだよ!ゲイナー!
AngelBeats!の最終回は俺の血を沸かせてくれたぜ!その点では音楽的流れと言うか構成はできてたんじゃねえの?
震えるぜビート!
っていうか、まじ音無結弦って俺と気が合うな!俺もtwitterで書いてたけど、音無の臓器移植話を見た時、俺は「俺も美少女の体の一部になって一生一緒に暮らしたい!」って思いました!俺がやりたくてもできないことをやってのける!そこにしびれる憧れる!さすが音無さん!変態紳士の神だな!
省略されたキャラや展開や設定もあったけど、そこら辺は本筋ではなく、バッサリと省略するという勇気があるという風に思った。段取りのために熱量が下がる事を選ばなかった、と。構成を抜いて、暗示する事も構成だと思う。
音無が見てない所でみんなそれぞれ思う所があったんだろ。だからいつの間にか消えてても良いんだよ!それはシュタインズゲートとか、「選ばれなかったヒロインは救われない問題」へのアンサーでもあり、劇場版CLANNADで勝手に音楽部と仲良くなっていたことみちゃんという出崎統のDNAがだーまえに逆転写された結果でもあると。
まあ、省略については尺とか放送枠もね…ゲフンゲフン。
いやー、でも、「ケータイ小説に似てる、感動できる要素を置いただけの作品で泣くようなヌルヲタ」とか言われてもなー。感動は生ものだからねー。俺がグッと来たこの気持ちは俺にしか観測できず、ゆえに破壊されぬ!
俺も、今はケータイユーザーだし。
つーか、泣ける要素を置いただけじゃなくって魅せるリズムも出来てたと思うよ。
世界観の伏線についても、別に解き明かすミステリが目的じゃなかったってだけなんだろ。元々学園都市の閉鎖性とか、死んだ世界と言う異常世界だし、異常世界にいるのはさらに普通の人よりも異常なアホの集団だったんだから、どうでもよかったんじゃないでしょーか。
舞-HiMEシリーズやエヴァから出張してきた石田彰が世界観は説明してくれたし。そして、石田彰の説明君のおかげでほとんどの設定についてスルーする事が出来ました。なぜか石田彰に説明されると「へー。そうなんだー」とスルーする癖が付いてしまった。むしろ、そういうガジェットを「こまけぇこたぁいいんだよ!」と、個人的感情の決着に注力したのは潔いと思います。個人的感情の決着に関する伏線は回収されてたと思う。
仰げば尊しでトチるっている高校生あるあるネタも笑えたし、逆にそんなたわいない高校生活の笑いをダメ人間達が出来るようになったと感動した。そして「いざさらば」を強調する演出も上手いではないか。


個人的感情の決着と世界観の革命は富野作品とかの係だから別にエンジェル・ビーツ!でやらなくてもいいんじゃね?いろいろやれ!


しかし、みんなの卒業を看取った卒業生代表の音無が今後の防人となる事を選んだのに、立華奏に似た少女と現世のような世界で再会するのは、きれいすぎると言うか、かってに改蔵の最終巻の裏の地丹君の退院シーンのような大蛇足なような気がしましたね。


追記
しかし、他人に奉仕することが充足だった音無が奏の心臓に近づいて独占したがり、ラストでいきなり思い付いて奏と共に死後世界の奉仕者になりたがるっていう、気持ちのスピード感はすごいな。人間は自分でも説明できない変な行動をいきなりするなあ。
でも奏と別れ、しかし転生して追い掛けたように見えるのは人間的な欲求の復活だろうか?エゴ?
六道輪廻から脱出しないで追いつづけるのも人間らしいか?
いや、もともと音無は他人に奉仕しながら依存するやつで、対象が妹→病人→事故被害者→レシピエント→SSS→天使→死んだ世界に来る皆→奏と変遷しただけで行動原理は一貫してるのか?


まー、いいけど。AngelBeatsは各話ごとに内容が爆裂に変転しながら、一つのストーリーに強引にまとめているので、DVDで一気に見ると再評価されるんじゃないでしょーか?かつての機動戦士Zガンダムみたいに。
っていうか、Zガンダム以上の問題作はあんまりない…。
DVD特典で他のキャラの退院シーンが大蛇足で追加されるといいですね。細かいネタも仕込んであるみたいだし。
 
 
ちなみに、僕も気になっていた「なんで死んだ世界でずっとダラダラしていたらあかんの?」「なんでバイストン・ウェルから地上に出ないといけないの?」っていう問題ですが。
まー、それは「癒された命は生まれたがる」というアベニールをさがしてみたいなオーガニック的な解釈だと思いました。劇中で説明されてないけど。口で言うとオーガニック的な何かは無粋だから、黙っていても良いんじゃないかな。