玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

魔法少女まどか☆マギカ 11話12話最終回を破戒する。

面白かったですよ。
4〜8は段取りや小出しの謎解きで中だるンだように見えたけど、9話から最終回は作り手のやりたい展開とやるべき演出の勢いがマッチしておもしろかったです。
ぞくぞくしました。
まどかがQBがインキュベーターだと全て知った上で、騙されずに、その真の名を叫びながら契約して自分の願いと変身のために折伏したのは爽快でした。ぞくぞくした。
映像的にも、ワルプルギスの夜との軍事兵器合戦→魔女軍隊とほむらの魔法合戦とか、古今東西魔法少女とか月や宇宙や涅槃など、色々あって面白かった。
芝居としても、戦士から語り部になった斉藤千和や、魔法少女から神になった悠木碧とか、涅槃の魔法少女たちなど、いろんなシチュエーションに合わせた芝居ができていてよかった。地震で延長したからアフレコに絵が間に合ったのかな。


僕はアニメは体の反応で面白がる性質なんで、最期の方の勢いの畳み込みは良かったと思う。
僕がまどマギについて「4話でマミさんの葬式をしたり、まどかが先生に通報しないのはおかしい」と言ったり、10話のほむほむの「人間社会を武器庫扱いしている」とか「宇宙人まで作品世界の射程距離を広げたのに魔法少女以外の人間の描写がおざなりすぎる」って批判した所も、それなりに配慮してたかな。まどかの担任の先生とママンで。
魔女や魔獣は一般人からは災害だと認知されてるのか。消防署の人はそれなりに頑張ってたね。
でも、まあ、それなりであって、まだ本質ではないんだけど。


まどかの世界同時魔道狩りの願いは映像的に面白かったしぞくぞくしたんで、それはそれで良いけど、でも、やっぱり「この世界のルール」に対して「新しいルール」を適応するっていうのは、まだ弱いなあー。
人間ってそんなにルールに従うような、弱い物ですかねえ。
基本的に「奇跡を願ったら最期に呪う」ってルールは変わらないし、「人の穢れは怪獣になる」っていうルールも変わってないわけだ。穢れる前に消えればそれで良いってのはガキの理屈だろーが。
人間がインキュベーターに介入されて進化したってのも面白い設定だが、僕の信念とは違う。
もっと穢れを飲み込んだまま素面で邁進するような大らかな人だっていると思うんだけど、人間や世界を穢れたものだと規定しすぎる気配がする。いや、鹿目まどか暁美ほむらキュゥべえがそう言う風に世界を認識しているのは構わないのだが、作品世界自体のルールが最後の最後まで、その様に人間を穢れているという概念に対して無批判かつ無自覚かつ無疑問だったのが弱い。


まあ、もちろん、魔法少女まどかマギカは宇宙人と人類と宇宙構造の話に見せかけて、その実、まどかという少女の物語でしかなかったので、その範囲の中では最大限の大風呂敷だったかな。
男や社会が排除されて、人類の発展が、魔法少女だけのものだというのは、このアニメの設定としては面白いが。男の子である俺は気に食わない。
俺はそういう物語を人間に描かせるこの世界自体を形造るデミウルゴス如来どもや糞真理のヤローが気に食わないので、俺の小説では全員ぶちのめす。
まどかも所詮はアルコーンや堕天使の一匹に過ぎん。
俺は魔獣。アイオーン。
聖女の理を辱め破壊する。

魔法少女まどか☆マギカ (3) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

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世界を呪う子の所には、まどかが来ますよ・・・