玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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機動戦士ガンダムUCepc2赤い彗星を見た

なんか人が見てたから隣で見た。
一話のサイアム・ビストの百年やインダストリアル7の戦闘の省略は大雑把なので、ラストの伏線のために伏せるにしてもアニメ単体として解らんかったので、あまりよく思わなかった。
が、二話は全体の情報量が少ないからか、長い原作を上手く省略して面白い娯楽アニメになってた。
メカニックの戦闘シーンに人の議論台詞を被せて、描写が冗長気味だった小説よりテンポアップしてて見やすい。
もちろん、絵としての描写の情報量は文字よりは格段に多く、綺麗で精密な絵だが。
フル・フロンタルの素顔がカッコイイな。
仮面の裏のメカがサザビーの時のシャアが付けてたサイコミュ補助機かな。毎日付けてたら臭くなりそう。クルーゼ隊長は使い捨てだから清潔。
単なるプロパガンダなら、仮面を外すくらいでアンジェロ君はキレるなよ。ていうかアンジェロ君は尋問中にキレ過ぎ。軍人としてどうなんだ?
アンジェロの率いる親衛隊はフル・フロンタルの後ろに控えているだけでいいって燃費の無駄だし、流れ弾で部下死ぬし。アンジェロ君はやることなすこと謎というかダメ人間だ。
リディは情緒不安定で女好き。ミネバに粉かけたり虐めたりさらったり。
バナージはミネバに「君のやるべき事よりやりたい事を言えよ!」って言っていたが、ミネバはやりたい事とやるべき事が一致して世界の声が聞こえてる銀河美少年状態なのでは?ていうか、原作でもなんだかんだ言ってミネバ個人がやりたい事は最後まで出なかった。カミーユは新劇場版で「シロッコとジュピトリスの人達を抹殺して、ファと宇宙だいしゅきホールドをしてサエグサに実況させたい」ってやりたい事をやりたい放題だったな!
ユニコーンガンダムのビームマグナムは最初のガンダムビームライフルの音を真似たらしいが、ビームライフルよりは重い音になってるなあ。放電してるし。マリーダはクシャトリアを一回ユニコーンにやられたが、フル・フロンタルシナンジュと協力してユニコーンガンダムにリベンジしたから、パラオにバナージを捕まえてもサッパリしてる。
敵パイロット役のチョーはカイジの班長の声だが、小惑星パラオで地下チンチロリンを始めなかった!バナージ君はニュータイプ能力の発散が下手!ざわ…
ハイパーメガ粒子砲は三話冒頭でぶっ放すが、タメは少ない。
しかし、古橋監督のるろうに剣心みたいな殺陣の、ノーム隊長のビームナギナタが焼き切れる所とかの戦い方が良かった。ガンダムエース漫画や福井晴敏小説より、味方のジェガンがやられる所とかがスピード感があるというか、アッサリやられて乾いてる感じだな。富野とも違う戦場感覚。
ていうか、そーいや、フル・フロンタルって比古清十郎の池田秀一さんじゃん。人間くさい比古よりフル・フロンタルはメカ人間だが。ガンダムエース池田秀一さん対談コーナーで、古橋監督とるろ剣トークをやらないかな。


だいたいそんな感じ