富野由悠季監督のオタクなので8月の原爆被爆の日と敗戦を日本軍と昭和天皇が公表した日(講和条約とかはまた別)などは季節的な行事としてリーンの翼を見ている。
どいつもこいつも風立ちぬとか火垂るの墓とかのジブリ映画とか新海誠とか売れてるやつばっかり放送しやがって……。
地上波で無料放送だからテレビを見るという地上人は!バンダイチャンネルでリーンの翼が見れる!(というか最初の方はバンダイチャンネルじゃないと見れなかったというか)
やっと発売するらしいBlu-ray、どうしようかな…。やっと出るサントラCD欲しいっちゃ欲しいけどサブスクでも聞けるっちゃ聞ける。
ブレンパワードはデジタル移行期のアニメだったのでBlu-rayの高画質で見ないとって思ったんだけど、リーンの翼は最初からネット配信番組だしな…。うーん。まあ僕に金がないのが悪い。ブレンパワードとGのレコンギスタの模型は可能な限り買いました…。ターンXのMG再版は改造用に欲しいけど・・・。
でもブレンパワードとG-セルフパフェパとか10年単位で売ってたり売ってなかったりするので!
(上記の記述は2025年8月に書いたけど、その後、色々と体調不良や他の用事やクソ記事や鬱でいつの間にか数カ月経過した。)
というわけで、最近ブログをあんまり書いてないし、他のはてなブロガーの皆さんは毎日のように更新しているのに申し訳ないですね。
まあ、鬱なので寝てしまってもいいのだが、一応書いていることは書いているので、進捗報告をしますね。
(FGOは終わる終わるアピールが酷いのでやっと第七異聞帯に入りました。グラブルのエヴァコラボはエヴァが嫌いになったのでめんどくさいしロボミの設定も精神的にきついんだが。でも貞本絵の美少女キャラは90年代のセックスシンボルとして評価している。アイマス系はぼちぼちデイリー消化)
富野由悠季監督の誕生日に何もしてなかったけど記事を書こうと思ったんだが、やっぱりリーンの翼は分厚いので。序章だけ出す。
- リーンの翼の感想を書いてなかった
話は逸れたが、
15年前にリーンの翼の目次記事を書いたんだが!
リーンの翼の小説版の各章の感想を書いていたんだがね。御覧の通り第4巻の3章目までしか、感想を書いていない。(全4巻で18章あるけど第11章までしか感想を書いていない)
もう13年くらい経つし他の記事でも散々書いていたのだから隠してもアレだから書くけど、リーンの翼の新装版の初回予約特典ボックスな、自殺する前の母親に実家の近くの本屋で受け取ってもらった。
そのせいでリーンの翼の小説の感想を書くための再読を中断していた。手に取るのも難しい時期があった。
当時東京で僕が過労死寸前だったので記憶があいまいなのだが、東京で荷物を受けとるのが難しかったのか、関西の実家の近くの本屋で予約した。そういうわけで、重い本を母親に運ばせてしまい、そのあと母親が自殺したのでリーンの翼の小説版を読むのがしんどくなってしまった。
いや、母親の自殺とリーンの翼は関係ないだろって普通はそう思うだろうけど、なんかこう、PTSDとか鬱とか精神的に障碍者手帳が出るくらいダメになっている僕はちょっとでもそういうエピソードを思い出すものを避けがちになってしまう。
でも戦後80年とかで色んな識者のコラムとかを読んだり、政治の右傾化などの現象があったりすると、僕の家庭の崩壊程度は戦争よりはマシかなあと。(僕の家系の問題にも戦争の影はあるが)
(仲代達矢さんが死んだ)(時系列ベンチマーク記述)
www.tokyo-np.co.jp
(まあ僕の祖父は戦争犯罪を隠蔽した従軍憲兵から戸籍を捏造した公安幹部で岩本虎眼のような剣術師範で、母方の祖母は戦時中の豪農の妾で、それらの複合として僕の母親は自殺したんだけども。まあ、爆弾を落とされるより家庭崩壊による自殺の方がマシなのかなー?よくわかんねーな。まあ、僕は戦争で祖父母が正しく行動して首を括るなりしていたら生まれずに済んだヘルシングの少佐のような怪物なんだが)
最近は猛暑と加齢によって起立性調節障害(いわゆる貧血の立ち眩み)により視界がブラックアウトすることや睡眠障害の悪化が増えて、鬱病よりも体調不良が悪化したこともあり自分のしんどさの中での母親の自殺によるPTSDの比率が低下した。(比率の話であって、しんどさ全体の総量はどんどん増えているわけで、日にち薬はあんまり効かないですね)(そして、寒くなったら突然風邪気味(精神疾患により観戦してなくても風邪のような身体反応を起こす)になり、母親の命日月に成ったら一気に冬季鬱病とPTSDの強化)
と言う前置き書きも回避的な反応なのだが。
まあ、いつものリーンの翼の夏よりは今年は戦争とか天皇制について考えるような気分であり、いつもはアニメ版の後半を見て「桜だなー」って思う程度だったけど、なんとなく今まで敬遠していた小説版を手に取る気分になった。
鬱病やPTSDが軽くなったわけではないが、それも含めて気分。オーガニック的なので。あんまり自分でも自分の行動に説明がつかない。
とりあえず、今年はエイサップ・鈴木くんには悪いのだが、第三巻の迫水真次郎パートを中心に、戦争と天皇について考えながら読んだ。
- 今回の感想の方針
とりあえず、リーンの翼のアニメを見ているとどうしても迫水王は「21世紀の地上界に、オーラロードを鈴木君と紆余曲折してたどり着いた後、時代遅れで時代錯誤の軍国主義特攻兵、過去の亡霊、元は聖戦士だったけど時を経て狂った王」みたいな印象になってしまいがち。

現代東京のコンクリート風景にブチ切れて「ここはニューヨークではない!」と民間人ごとオーラソードでビルを三枚におろして虐殺したり、戦前の面影を残す東京駅を見て隣の皇居に気づいて「天皇はいらっしゃらぬのか!」と、シン・ゴジラですら見て見ぬふりをした天皇陛下への敬意を表したり、皇居周辺で自衛隊のヘリに自分のオーラバトラーが攻撃されたら「日の丸が特攻兵を攻撃するのか!」ってオーラバリアーとオーラビームでオーラシュートしてしまうし、めっちゃ暴れているけど。
(まあ、迫水王と鈴木君が現代に来るよりも数時間前に来たバイストン・ウェルのホウジョウ国軍と反乱軍が異世界での戦闘の流れで地上界でも戦闘を継続して流れ弾をレインボーブリッジにブチ当てたり、もともと山口大学生の頃から岩国米軍基地などを憂う2ちゃんねる発祥民間テロリストだったロウリィと金元がオーラバトラーで調子こいて東京タワー切断虐殺とかしてたので、迫水王だけのせいではないんだけど)(めっちゃ殺してんな)
そんなわけでサコミズ王は新世代の主人公のエイサップ鈴木君と対比するという構造もあるし、悪役と言うかラスボスのように見えるけど。そもそも、アニメの聖戦士ダンバインの頃から書いていた小説版「リーンの翼」(ガンダムをノベライズ版として考えた場合、富野由悠季氏の小説家としてのオリジナル長編小説の処女作)の主人公は迫水真次郎なので。
新装版小説は旧文庫版6冊を2段組み2冊にまとめて、後半2冊はアニメの本編の小説版にする際の改変と前日譚を描いて、だいたい4冊まとめて立方体になる感じ。(重いよ)
なので、連続している小説としてみると迫水真次郎が主人公であるというのは小説の中ではあまり変わらない。
ただ、第3巻から章立てが偶数番号の章はアニメ版主人公のエイサップ鈴木君と、彼の悪友である矢藩朗利と金本平次がルームシェアをしながら2ちゃんねるのネトウヨの流れからテロリストになる前日譚が描かれてサイマル小説みたいになっているし、第3巻の後半あたりのオーラロードが開かれてアニメ版冒頭の時点に合流する時には区別が曖昧になっていくという変な構成の小説ではある。
(まあ、異世界ものとしては、ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」の第一部が劇場版「ネバーエンディングストーリー」とほぼ同じで、第二部は主人公が異世界人(緑の肌族)のアトレーユ(俳優はノア・ハザウェイ)から20世紀の地球人の少年のバスチアン・バルタザール・ブックス(バレット・オリヴァーはあんまり富野作品に関係ないか?)に交代するけど、アトレーユもバスチアンを追っている、みたいな構図なので古典的な異世界小説の定型なのかもしれないけど)
昨今の政治事情を鑑み、15年前の富野由悠季監督のネトウヨ描写が現実と比べてどうのこうのという読み方もできるのだが、今回は迫水真次郎を中心に読み返してみました。
というか、敗戦記念日(富野由悠季監督はそう呼びたがるので)に合わせてサクッと小説をホウジョウ建国編とアニメ版の第5話、第6話(最終話)に相当する部分だけ読んで、アニメ最終回もバンダイチャンネルでサクッとみて、敗戦80年に合わせて軽い談話的な記事を書こうと思ったけど。
富野作品をサクッと出来るわけがなかったんよね。いやあ面目ない。
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それでも本を読むのが遅い僕が4日くらいで400ページくらいある本を抜粋とはいえ読めたのはがんばったと思うし他のことをあんまりしてない。
この記事では迫水真次郎と天皇と大日本帝国の軍国主義などを中心に書く。というか、小説版リーンの翼ではアニメ版では単なる悪い奴として描かれていたっぽい国連が承認した無国籍艦隊のパブッシュ(パパ・ブッシュ)艦隊のマキャベル司令の沈黙の艦隊的な全世界への核攻撃計画とかの描写が足されているし、在日米軍と反乱を起こした米軍と正規の米軍の視点から読むのもかなり分量が多いし、あの、全部の感想をまとめて書くのはすごく難しい小説なのでは?単にアニメとの差異をどうのこうのというだけでなく。
自衛隊ももちろん絡んでいる。めんどくせえ。
過去の感想と重複する部分はめんどいので書かないで量を減らす。と、思いつつ、15年前の記事とは言え僕は同一人物なので今回読み返して感じたことと同じことを既に書いてあるのもあるので、まとまりを優先する部分は同じことも記述します。
まあ、小説版の帯の煽り文句で福井県産ガンダムの著者の小説家が「一番弟子」を自称していたり、
「そして21世紀―――神国日本の特攻兵は、絶望とともに現代に帰還する。日本の『ロード・オブ・ザ・リング』、現代に侵攻!こんな日本に誰がした―――過去から振り下ろされた鉄槌を受け止め、少年は血まみれの手に未来を担う。地上界―――現実世界の腐敗を知り、自らの国を興して地上界への帰還を目論んでいた迫水。七十年にわたるその妄執は、かつての「聖戦士」を狂王へと変貌させていた。二つの世界を共振させる混乱は、人の魂の穢れが呼んだ滅びの序曲か。オーラバトラーと現実世界の兵器が入り乱れる未曽有の戦乱の果てに、いま世界の意志が明らかになる!」
とか、明らかに盛っている煽り文句なんだけど。別に世界の意志はそこまで明確に明らかにならないし。妖精のようなフェラリオの王、ジャコバ・アオンも割と曖昧な感じだし。
富野監督は確かにすごい人なんだけどそんなに盛るのもどうかと思うなあ。
というわけで、僕みたいなアニメライターとして職業化することもしない野良のオタクは沢山付箋を貼って本文に沿う無駄に泥くさい書き方をします。
富野由悠季監督のような、鉄腕アトムみたいなテレビ漫画上がりのアニメ制作者から文化功労者として皇室と会談する殿上人にまでなった異常者の作品と向き合うには愚直にするしかない。
前置きで長くなったのでいったん区切る。
えっと、迫水真次郎の戦後史をまとめるので、多分、項目ごとに分けて6回くらいの内容になると思う。
というわけで、精神障害者2級認定をされている鬱病なので停止状態の方が自然なのだが。それに11月は母親の命日月の上に立冬を過ぎると一気に冬季鬱病と合併症を起こす。(そして、お正月の家族団らんムードも毒なので、精神科医の見立てによると年明け七草粥の頃までは不調が続くらしい。2カ月寝込むとかひどいな。まあ夏は夏で貧血で寝込んでいたけど)(やはり他の同年代の人と比べると、親を看取っていても普通の病死の人に比べて僕の予後は13年もたつのに酷い。まあ自己肯定感自体、親が死ぬ前から酷かったし、成育歴、職歴も無茶苦茶で病因と病状が多すぎて医者も主訴を特定できないレベル)
しかし、親が死んで鬱だから何もしないというのもなんか負けた気がするし、鬱病患者である前にグロンギ怪人で、人類の敵の天邪鬼なので、とりあえず書き溜めた分のコピペだけしておく。
- ほしい物リスト。
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