玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。


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ガンダムビルドファイターズ第12話ディスチャージ

前回は普通に面白かったけど、今週は密度が低かったのでそんなに面白くなかったです。
バトルでの見せ場は前半の1/48メガサイズザクとの闘いだけだったので、敵がNPCだったので、面白くなかったです。
前半のメガサイズザクも重量感があって、もっと見せ場を工夫してくれたら面白くなりそうだったのになー。バトルの量感って言うかダメージ描写っていうか、試練と報酬って言うか、ギブアンドテイクのバランスがあんまりうまくなかった。
なんで、ガンプラファイトではレイジは(秘密を見せつつも)楽勝だったのに、通りすがりの不良にやられたくらいで怪我してるんだよ!ガンプラファイトよりもモブキャラとのリアルファイトの方で主人公が深刻なダメージを受けるってのは面白くないなー。面白くないまま引いたし。
っていうか、あの不良はコンビニに普通に買い物に行って入る前に金属バットを常備してたの?不良は用意良すぎだろ。まあ、同じサンライズアイカツ!のアイドルの星宮いちごさんは森に行くときに斧を常備してるけども。
あと、肉まんのアイラ・ユルキアイネンさんはかわいかったけども。
メガサイズザクが出たのが会長の勝手って言うのも面白くない。会長は大人なんだから、ルールを変えても文句を言わせない、って言う大人の怖さを見せてくれた方が敵キャラとして盛り上がったと思うんだけど、なんか子供っぽかったので、怖さが半減してがっかり。
まあ、ベイカー秘書はかわいかったけども。
会長はなんか秘密を握ってるっぽいんだが、それが上手く怖さとか重さにつながってないなー。視聴者に秘密を持ってるって説明しちゃったので、不安感が軽減。まあ、子供向けだから?
っていうか、メガサイズザクを緊急投入した理由が「スタービルドストライクガンダムを狙いたかった」って言うだけだと弱いし不自然。単に「バトルロワイヤルを早くするため」って言えばいいし、倒したらボーナス勝ち点、って言えば盛り上がりやすかったのになー。
なんかピンポイントで1体だけって言うのも不公平感があるし。レイジを潰したいという理由自体が不公平なのはわかるけど。だったら宇宙にも海にもメガサイズをばらまいて、他のプレイヤーにも同じように脅威を与えた方が、不公平”感”は減るよな。
そう言う黒幕の大人の汚さを描かなかったし、メガサイズだとどういう点ですごいのか、なんで他のファイターはメガサイズを使わないのか、ってのがいまいち説明不足だったし、と言うわけで、メカとしても敵としてもメガサイズザクがデクノボーに見えて、乗り越えるべき試練って言う感じがしなくて面白くなかったっす。
敵の存在感が無いので、ボーナスステージっぽかった。
まー、このアニメ自体がガンプラが動いてるのをぼんやり眺めるガンダムファンへのボーナスアニメだし、やっぱりストーリーは期待できないのかなー。前回までは割とよかったんだけど。
ニルス・ニールセン君がブシドー精神に目覚める、って言うのを入れたかったのは分かるんだけど。それは必要だとしても、敵がデクノボーって言うのはやっぱり残念感がある。
アメリカ人が協力するなら、むしろ「全体の危機に立ち向かうのに協力する」って言う方が説得力がある。やっぱり、メガサイズザクが中途半端にセイだけを狙うし、他のファイターは離れていれば安全って言う微妙なラインの脅威だったし、得られるポイントもなかったので、ニルスの心理描写のきっかけにしても微妙な敵だったなあ。

美学にうるさいメイジン・カワグチが怒るのは分かるんだけど。
メイジン・カワグチが「メイジンの美学」を演じようと頑張って、会長に暴力を振るって「ルールを途中で変えるのは良くない!」って怒ったのだが。まあ、メイジンがそういう美学にうるさいって言う性格付けを印象付けたいのは分かったんだが、やっぱりガンプラの因縁はガンプラで晴らしてほしかったので、リアルファイトはちょっとなー。ドモン・カッシュもキラル・メキレルなどを筆頭に色んなファイターとのリアルファイトの因縁をあくまでガンダムファイトで晴らしたから、主人公としての正々堂々さが出るわけで。
正々堂々とした名人を目指したいメイジン・カワグチがリアル暴力に訴えるのはテーマ的にも僕は嫌だな。
痛いの痛いの飛んでけはかわいかったけど、ちょっと悪い本筋に下駄を履かせる悪あがき描写に見えた。
メイジン・カワグチは怒ったり、バトル中にこっそり狙撃するのは良いけど、リアルファイトは良くないと思った。キシリア・ザビギレン・ザビへの殺意は最後まで見せなかったじゃん。メイジン・カワグチは一応主人公より年上のキャラだし、PPSE社の内部スタッフでもあるので、最終局面に入る前の今の段階で上司に直接的に反抗するのは時期尚早だし大人げないと思った。
アランに愚痴る程度ならいいんだけどね。
そこら辺は似たような関係でもウォンと東方不敗の騙し合いの方が大人同士の関係って感じだったなー。大人同士は面従腹背で、捨てる時は一気に殺す。
ユウキ生徒会長が大人になり切れないのはまだいいとして、マシタ会長が妙に子供っぽい、心の声まで子供っぽいってのはやり過ぎかなー。
まあ、Gガンダムのウォンも子供っぽかったんだけど、ギャングっぽさや企業家や政治家の汚さの大人っぽさはあったわけだし。
うーん。マシタ会長がなんか秘密を握ってるのはいいとして、視聴者にダダ漏れだし、視聴者に底の浅さを見せちゃってるのはどうもなー。


あと、セイくんはソレスタルビーイングみたいにスタービルドストライクガンダムの粒子兵器が見られることを恐れているけど、見せなきゃ戦いにならないだろ!
むしろ、ガンダム00的に考えると同じものを敵に作られる危険性の方が大きいような…。まあ、それは黒田洋介さんも織り込んでいるだろうけど。
ぶっちゃけ、普通の中学生のイオリ・セイくんが思い付きで作った粒子吸収装置よりも、他のチームの方が上手く同じようなシステムを作れそうな気がする…。
っていうか、セイ君がなんでそう言う物を作れたのか、って言うのがいまいち分からないし、その努力が感じられないので、やっぱり達成感も薄かったし、今回は面白くなかったなー。
むしろ主人公ならセコセコと必殺技を見られないように考えるより、敵が必殺技を編み出すよりももっと速いスピードで成長する、って言う気概を見せてほしかった。
そこら辺が、やっぱりGガンダムなんだよなー。
分身殺法ゴッドシャドウ!


まー、90年代の島本和彦系20代熱血主人公よりも21世紀のオタク系中学生主人公は冷めてるのかもしれないけど。
うーん。でも、もう世界大会なんだからせせこましさは卒業してほしい。


ガンプラバトルよりリアルファイトの方でレイジが怪我をする、って言うのは一見カブトボーグ脳としては理不尽な脚本として正しいのかもしれないけど、やっぱりリュウセイさんは脚本よりももっと理不尽なボーグ魔法を使って主人公っぽさをアピールしてたし。
来週はレイジがガンプラを使って不良と会長を叩きのめしてほしいですね!
カブトボーグならおばさんも赤ちゃんもシロクマもプラモデルで叩きのめしたし。

カブトボーグ「01」ヘラクレスオオカブト

カブトボーグ「01」ヘラクレスオオカブト