先日、仮面ライダービルドが最終回を迎え、今週頭に仮面ライダージオウが始まった。
仮面ライダービルドは久しぶりにデザインと演出のノリが自分に合っていた仮面ライダーなので、ガイムぶりに見た。
滅茶苦茶エモくて感動したので最終回の後に感想を書きたかったのだが、体調不良のためにジオウが始まってしまったのだ。(体調が悪かったので映画も見てないです)
しかし、それが逆に文脈の明確化につながったと思う。つまり、仮面ライダービルドと仮面ライダージオウは文脈でつながっているのだ。
文脈。
- なぜ桐生戦兎は手記を残したのか
最終回の最後の最後でこれまでの49話を手記にすると発表した桐生戦兎。なぜそんなことをしたのか?
それはエモいからです。これまでの振り返りをしていく中で、最終回に序盤の展開が思い出されると思い出が増幅されてエモさが激エモになるからです。
という、エンターテインメントとしての娯楽としての理由が一つ。
もう一つは、死んじゃった人も生きてたからです。その思い出は大事にしたいよね。
悪いエボルトを消して、スカイウォールの無い世界を作りました。前の世界で死んだ人も生きてました。よかったね。うん。よかった。
でも、それだけではダメです。カシラや三羽烏やマッドローグ内海や氷室幻徳やその他にも死んで行った人は、まあ、死んじゃったわけなんですけど、死ぬ前の生きざまがすごいエモかったわけで。みーたんの涙とか。それが「新世界で生きてます」となかったことにされると寂しい。だから、桐生戦兎はその生きざま死にざまをデータとして残す必要があった。
(ていうか、仮面ライダービルドは主要人間キャラクターの死亡数が平成仮面ライダーでもとびぬけてえぐい多さなので、生き返らせる必要が子供番組としてはあったんだと思う。クウガはモブを数万人殺してるけど。)
そして、メタ的に言うと仮面ライダービルドという番組自体がそのデータで、視聴者に届けて響かせたいという意図をもって作られた作品である、ということになる。
で、視聴者、主に幼稚園から小学校低学年の男子児童とその親御さんとイケメン好き女性とオタクに何を伝えたかったのか?
- 人間の邪悪さと、ラブ&ピース
エボルトは悪い。もう、本当に擁護の余地もなく悪い地球外生命体だ。
だが、悪い怪人をなかったことにしたら愛と平和の世界が実現するのか?っていうと、そうじゃないですよね。難波重工とかファントムとかエボルトにそそのかされたとは言え、悪いことをした人間もいる。
また、現実世界に引き戻して考えてみるとスカイウォールやパンドラボックスやエボルトのいない、視聴者のいる現実世界が戦兎たちが目指したLOVE&PEACEの世界を実現させているかというと、そうでもない。
仮面ライダービルドは日本が三分割され混迷を極めていた内戦が描かれていた作品だが、その外側には外国があるわけです。西都陣営は悪いこともしたわけだけど、強い日本を取り戻さなくては諸外国から侵略をうける、もしくは諸外国に侵略をせねばならないという意識を持っていた点では、日本を守ろうとしたともいえるのだ。つまり、外国を含む地球の世界はスカイウォールの惨劇で弱体化した日本を支援するのではなく、狙うような人々の世界で、ラブ&ピースの地球ではない、ということが暗示されている。諸外国の圧力は直接的には描かれなかったものの、人間同士にも悪意や敵意があるという前提がある世界観なのが仮面ライダービルドなのです。
だからわるものエボルトを排除したら万事解決ラブアンドピースということは絶対にない。
(ビルドだけでなく仮面ライダーWの財団エックスという悪意を持った人々の集団が暗示されることもあり、大槻ケンヂが演じたりもするが、財団Xは風都のヒーローで倒せる規模の組織ではないという。本当に恐ろしいのは仮面ライダーやヒーローではどうしようもできない人々の大勢の悪意であり社会なのだ)
- ヒーロー教育の必要性
そういうわけで、旧世界でのエモくてつらい戦いの思い出をデータにして、新世界で桐生戦兎と万丈龍我は仮面ライダービルド全49エピソードを知らせていく語り部とかあやしい紙芝居の二人として、伝えていくのだろう。(そのエピソードには新世界では何事もなく生きている人々も登場するので肖像権としてはまあ、ちょっとアレなんですけど)新世界の人も「ただ何事もなく平和」として生きていくだけでなく、戦兎たちが伝える旧世界のエモさを伝えて「戦争とか戦いはつらいよな」「ラブ&ピースは自分たちで作っていかなきゃな」と思ってほしいわけで、それで戦兎は最終回の貴重なラストの時間を削ってエピソードデータを作ったんだと思う。
↓新世界での後日談
現実世界の視聴者も番組を見た上で「今回はパンドラボックスの新世界で番組は解決したけど、人間自体の悪性は変わらない。それを踏まえた上で彼らの死にざまや生きざまをどう自分の人生に取り込んでいくのか」「仮面ライダーたちの壮絶な生き様をどう自分の手本にするのか」と、特に子供たちに訴えていきたいという文脈があるのだと思った。
実質的にこういうのは聖戦士ダンバインのミ・フェラリオの語る物語とか、そういう奴に近いので、富野由悠季のアニメ作品が好きな僕も「仮面ライダービルド、超エモいじゃん!」とこういう文章を書いてしまう。
かずみんやヒゲの生きざまがエモ過ぎたので、それがなかったことになるのは本当につらいので。
仮面ライダービルド Blu-ray COLLECTION 4<完>
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僕自身は中立・悪の属性を持ち、Fateのギルガメッシュ(混沌・善)のように「人間には価値がないが、人間が作るものには価値がある」と云う思想を持っている。なので、仮面ライダービルド達に助けを乞う無力な民衆には「自分勝手だなあ」って思ってしまうのだが、その中でも誰か一人でも仮面ライダーや聖戦士の志を受け継いで「この世界を少しでも良くしたい」と頑張るのは美しい姿だと思うのです。(まあ、ビルドは新世界で救済されたけどダンバインは世界中で核が使われて、リーンの翼は東京タワーとレインボーブリッジが吹き飛んだ)
「この世界を少しでもラブ&ピースの世界に近づけたい」という気持ちも、めっちゃエモいと思うので、仮面ライダーを見たキッズやオタクはそのエモさを忘れずに自分の人生を頑張ってほしい。僕はそういう気持ちを持ちながらも学業や仕事や家庭に挫折して中立・悪アヴェンジャーのクラスになってしまったのだが。
仮面ライダーは大体殴ったり蹴ったり視聴者に武器のおもちゃを売りつけたりしてして、子供のいじめの発端になる側面もあるのだが、「この世界を良くしたい」というエモい気持ちを盛り上げるために「戦いメッチャしんどい」という要素を描くことも必要悪だったりするんですよ。仮面ライダークウガのきれいごと理論とか。
そういうわけで、親御さんは子供が仮面ライダーを真似てケンカしたりするのを全否定はせずに、正義の心を上手く伝えてあげてほしい。僕は放送当時19歳でしたが毎日空地のブロック塀でマイティキックの練習をしてる痛いオタクでした。(アメイジングマイティキックは着地が難しくて怪我した)
いや、僕もインターネットを始めたインパク音頭の時点で仮面ライダークウガのオタクだったのでハンドルネームをヌ・リョウグ・ダ(電気羊種怪人:武器・パソコン:仕事・グロンギ族のホームページとか会報つくり:ゲゲル・人間社会に潜伏して虐殺文法を撒く。制限時間、被害人数、無限)という設定でインターネットをしてるんですが。
蝶野さんあたりの怪人に憧れるけど怪人にも成れず、人間社会にもうまく適応できないみたいなクウガのエピソードめっちゃエモいし好き。怪人も含めた人間社会超辛いけど世界を良くしたいって言う五代雄介も病むし、自分でそれなりに努力してるのに世界に見放されてつらい蝶野さんも病むので、そういう「幸せになりたいけどつらい」気持ちのエモさはすごい共感する。
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- 次の王としての仮面ライダージオウ
えーっと、コホン。ちょっと自分語りしてしまったが。
次の世代の王として、仮面ライダージオウが後番組として始まったんですが、タイムマシンの力で仮面ライダービルドの前半の桐生戦兎(仮面ライダービルド)と万丈龍我(仮面ライダークローズ)がしれっと登場している。スカイウォールもある。なので、新世界で仮面ライダービルドの物語を伝えられる、というわけではないのだが。
まあ、雰囲気的な文脈として、ビルドが作った物語の文脈やエモさを受けて、次にどうするかって言うのがジオウ。というつながりがあって、ビルドとジオウは完全に独立してないって言うか、ジオウはディケイドと同じように過去の仮面ライダーと出会っていく企画だからな!!
で、その発句としての仮面ライダービルドを受けて次の句の仮面ライダージオウなんですけど。
これがベストマッチ。
仮面ライダービルド「ラブアンドピースの世界のために!」
↓
仮面ライダージオウ「俺は、やっぱり・・・王様になりたい!世界を全部良くしたい。みんな幸せでいてほしい。そう思ったら王様にでもなるしかないじゃないか!」
このヒーローのテーマの継承と発展の飛躍がすごい美しいやん。エモい。
もうね、この文脈は言うたら悪いけど、福井ガンダムの機動戦士ガンダムユニコーンから機動戦士ガンダムナラティブ(個人的信念から略称は使いません)の「ラプラスの箱は開かれたけど特に一年経っても何もなかった」というガッカリ感を超えてる。文脈のナラティブ度合いは仮面ライダーの方がガンダムより上。
(しかしここで時代を30年ほどさかのぼってみよう)
機動戦士ガンダム逆襲のシャア「だから、世界に人の心の光を見みせなけりゃならないんだろ!」
↓
機動戦士ガンダムF91「もはや体制内の改革は無理と判断して、このコスモバビロニアの建設を決した!」
「我等と意見をことにするものたちよ!私を殺しに来るのはいい!私は逃げも隠れもしない!」
(と、富野ガンダムでもそういう文脈がある。その延長にVガンダムもあるのだが)
コードギアス反逆のルルーシュの続編がどうなるかはわからんのだが、鉄血のオルフェンズとかガンダム00とか「主人公たちの生きざまを見た人たちが少しずつ世界を良くしていきます」みたいなそういう安穏としたオチに行くことが多いのだが。
(見てないけど、仮面ライダーゴーストの「次は君だ!」とか)
そんなの無理!!
「世の中は良くないので良くしたい」「戦争は辞めたい」というのは、坂口安吾の戦後反核随筆から、漂流教室から、機動戦士ガンダム初代の洞察力に期待とか、そういうリベラル進歩主義や克己心をテーマにした作品は多くあるけど、
そんなアニメや萬画を見た程度で人間が良くなるわけないし、実際よくなってないしみんな戦争してるし、台風が襲ってきて地震が起きたら自民党と共産党と立件民主党の支持者だかフェイクニュースアカウントだかが足を引っ張り合っているのが貴様たち地球人という愚民の総体だ!
そのようなものが世界を良くしてラブ&ピースにできるわけがないし、仮面ライダークウガを見た俺は結局無職の精神病だし、富野由悠季監督本人が「初代ガンダムを見た世代が50代になったけどその世代はやっぱりダメ。子供に期待するしかない」って言ってるし、人間が都合よく善性に目覚めるわけがないのだ。仏教もキリスト教も2000年以上前から啓蒙を続けているが、所詮貴様らはその程度よ!
というわけで、大衆がみんな善人になって平和な世界になります、とか、いい人だけが新世界に選ばれます、とかなんてのは嘘です。そういうことを言う奴は詐欺師かカルト宗教なので八つ裂きにしていい。
そういうフィクションのハッピーエンドの嘘に対して、最新の平成元号最後仮面ライダーが「大衆には期待できない。王様になるしかない!」
って王位簒奪を宣言して変身するとか、エモさが爆上りやろ!
ビルドの「人間は簡単に憎み合うし騙されるし、大抵クズだし国は貧乏」という要素と「それでも人間世界を見捨てず良くしたい」という相反する要素がベストマッチして仮面ライダージオウが誕生するとか爆エモやで。
あと、インテリの初代仮面ライダー1号本郷猛が「ショッカー(実質ナチス)の敵!人類の味方!」とぶち上げたのをひっくり返して「大衆人類には期待しない!独裁する!」という宣言が文脈としてエモ過ぎる。ホンマに大衆は情けないし強権を発動するしかない!という戦後から現在の反知性主義と分断主義に至る歴史の文脈も併せてエモい。
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- 最低最悪の王
しかし、そこで「立派な王様が国をいつまでも治めました」というハッピーエンドもやっぱり嘘なので、仮面ライダージオウが即位したオーマジオウは最低最悪の王で民を弾圧しているという未来が描かれて行くっていうのが一捻り効いてて、ウマいっ!うますぎる…。こういう文芸テクニックを使われると俺は本当に弱い…。
テクニカルにもうまいんだけど、「世界を良くするにはどうすればいいのか」というテーマをいろんな角度から子供番組の立場として(まあ、おもちゃを売らなければいけないという業を背負っているにせよ)、真摯に考えている姿勢は偉いと思うなあ。
で、その最低最悪の王様のオーマジオウの声が平成最初の仮面ライダーRXで霞のジョーを演じた小山力也さん。小山力也さんはFateの衛宮切嗣とか、リーンの翼の迫水真次郎王やバトルスピリッツ 少年激覇ダンの異界王やうたわれるものなど、正義の志に挫折して悪になってしまう人物を多く演じた声優。そういうメタな文脈からも、「正義と悪」「大衆とヒーロー」というテーマが浮かび上がってきて、エモい。
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「うーん。うーん。どうしたら世の中が良くなるんじゃあ~~~俺は頭が悪いけん分からんのじゃあ~~~~」
(中立・悪の岡田以蔵)
岡田以蔵はかわいいよっておーい!竜馬でも言ってた pic.twitter.com/PPrQjUyeuv
— ロケットだんいん (@SSRshitappa) 2018年6月16日
で、未来で最低最悪の王になると言われた仮面ライダージオウに変身する高校3年生の主人公・常磐ソウゴくんは衛宮士郎だしエイサップ鈴木だし馬神弾さんのポジション。しかし、仮面ライダージオウはお手本のレジェンドライダーたちが介入するので、Fateやリーンの翼とかとはまた違った文脈が発生する。
また、タイムマシーンを悪用するタイムジャッカーは自分たちに都合のいい人間に歴代平成仮面ライダーの力を与え、歴史を改変しようと目論むので、歴代ライダーはお手本としてだけでなく、悪の面も見せる、という文脈の徹底ぶり。
これはかなり文脈がこんがらがっているしタイムマシーンとかだけでも子ども向けドラマとしては難しくなるのに、歴代ライダーの文脈や正義と悪、ヒーローと愚民の統治論まで含めるとかなりものすごい作品になりそうだぞ、仮面ライダージオウ。というか風呂敷をまとめられるのかジオウ。でも、顔にカメンライダーと臆面もなく描いてしまうアホっぽさもあるので、力強く突破していけるのかジオウ。
と、オタクなのでついつい長文で語ってしまったでござるが、ここは心をキッズにして正義の味方の活躍を見ていきたいです。まあ、大人になってしまった僕は悪いけど!
明後日の第2話が楽しみです!
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著者へのプレゼントはこちら
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君は僕にプレゼントを贈ることもできるし、送らないでもブログを読むことができる。有料ブログで引用を拒否するのは論壇を活性化したい僕の方針ではない。
だから金やちやほやされるためにブログを書いているのではないし、読んでくれるだけでもいいのだが、もらえるものはもらえる。
インターネットで知らない人から褒められて物を貰うの、なんかサイバーな感じがして面白いし。
(でも猫と同じくらい人の恩を忘れるし個人情報は速攻で処分して忘れます)(でも恨みは忘れないんだな、これが)
- 編集後記
天才メンヘラIQ135のグダちんは度重なる仕事の過労、親の自殺、将来の不安、難しい手続きをしたのにもらえない障碍者年金などのストレスでブログが書けなくなった。毎日嘔吐していたので、仕事中にいつ嘔吐するかわからなくて危険と判断して退職を余儀なくされた。
私のIQは135です。50人に一人。だいたい小隊長レベルです pic.twitter.com/CmtdattOrz
— ヌ・リョウグ・ダ ちん (@nuryouguda) 2018年9月7日
nuryouguda.hatenablog.com
で、まあ、そのあと細々とガンダムの各話感想を書いてたりもしたのだが、胃腸がものすごく悪くなった。あと毎日16時間寝て8時間しか活動できないくらい自律神経と精神状態が悪化した。
それでもたくさん寝てゲームしてぼんやりする生活を2か月もしてたら治るかと思っていたのだが、毎週ゲロを吐くわ、下痢がひどいわ、常に腹痛だわと一向に治る気配がなかった。
んで、精神科に相談したのだが、もちろん薬は工夫してみたのだが。
精神科に行ってきた。
— ヌ・リョウグ・ダ ちん (@nuryouguda) 2018年9月5日
仕事をやめてたくさん寝てゲームばかりしているのに腹痛と嘔吐が2ヶ月治らない。
医者曰く、
「仕事のストレスが減った分だけ、精神の根本的な部分の怒りが暴走している。エネルギーはあるが、入れ物の肉体を壊している」
という中二病みたいなことを言われた。岩窟王になる! pic.twitter.com/6StLnPgCJo
僕の怒りは母親が自殺したときとかのブログの闇の記事を読んでくれたらわかるけど、親とか社会や世界に対する深い呪詛だから。
— ヌ・リョウグ・ダ ちん (@nuryouguda) 2018年9月5日
過労死で臨死体験したこともあるレベル。呪いの炎が自分の体も焼いてるんだなー。2ヶ月ゲームしてる程度では回復しない。世界を焼かないと満たされない。
岩窟王と英雄王のダメな部分を煮詰めて脆弱にしたのが僕。
— ヌ・リョウグ・ダ ちん (@nuryouguda) 2018年9月5日
芸術的活動に昇華したらよいのだが、デミウルゴスの泥に作られた肉体が僕の神性の邪魔をして病気に成る。神を殺すしかない。
精神エネルギーはある(主に本質的な怒り)けど、それを処理する肉体の自律神経やソフトウェアに脆弱性があるので、様々な病状を呈する。
— ヌ・リョウグ・ダ ちん (@nuryouguda) 2018年9月5日
だからタフに成れ、と医者に言われたんだが。
エネルギーを外に上手く出すように執筆するとかすべきなんだろうが、とりあえず新しい胃薬を試す pic.twitter.com/tWrkn1NaBO
「仕事をしているうちはストレスや怒りを目の前のことにぶつけられたけど、仕事を辞めて2か月くらい休んで多少体が回復すると、今度は心の奥底にある本質的なすべてに対する怒りが暴走して体の症状として出てくる」
「精神エネルギーが滅茶苦茶あるけど、入れ物の脳や自律神経や内臓が脆弱なので、原発の炉心がヤカンに入ってるような状態」
「原発はメルトダウンして散逸して薄めて冷やせばいいが、精神的な怒りは死ぬまで無限に深層意識から溢れて、体を壊し続ける」
「そういうわけで、エネルギーを外に出さないと死ぬ」
というわけで、ジョジョの奇妙な冒険のスタンドとか、ファイブスター物語の外燃機関イレーザーエンジンみたいに暴走する精神エネルギーを脆弱な肉体から外に出さないといけないわけで、そういう活動のためにはやっぱりこういう気持ち悪い長文ブログを書いていかないといけないのかなあって思ったというか。
仕事で休憩なしで奴隷みたいにこき使われて過労になってそれで休んでも体が元に戻らない怒りとか、北海道の自信で共産党がデマを出してるというツイートに「それがデマでは?」と反応したら通報されてアカウントをロックされて解除された怒りとか、アイドルマスターシンデレラガールズの推しの野々村そらちゃんが今回もまたR止まりだった怒りとか、デレマスでアイドルと楽しくクッキングしててもアイドルが幸せな家庭の話をするとそれを素直に喜べない家庭崩壊した怒りとか、とにかくメンヘラの僕はものすごく怒っている!
怒りすぎたのか、新しい薬が効いたのか、ちょっと腹痛がましになったので一気に書いてしまったのだが、昨日まではほとんど寝たきりだったのでデレステ3周年のイベントが中途半端になって、やっぱり怒りが。
怒りを芸術的に昇華するといいって思うんだけど、精神科医からも「私は医学はできるがガンダムに対する造詣の深さはグダちんさんにはかなわないしブログも書けないので尊敬します」ってお為ごかしを言われているのだけど、やっぱりメンヘラは腹が立って腹が立ってしょうがないし、自分が不幸なのに自分と同じくらいの年齢の女性が子供を何人も作ってへらへら笑っている声がかん高くてうるさくて、嫌なことが多すぎてもう何に対して怒ったらいいのかわからないので、とりあえず衝動的に低スコアのゲゲルをしてしまわないように、力を制御して究極のザギバスゲゲル・・・。
おまけ
来年40周年を迎える #ガンダム の産みの親 #富野由悠季 監督は今年11月に喜寿を迎えます。
— ヌ・リョウグ・ダ ちん (@nuryouguda) 2018年9月4日
富野ファンで何か贈りたいです!
#Gレコ #クラウドファンディング
何がいいですか? 準々決勝です。#拡散希望 #投票したらRTお願いします #tomino
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