玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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安彦良和講演会「マンガと歴史観」

講師 安彦良和


コーディネーター(遺伝子組換えでない) 伊藤剛(マンガ批評家 テヅカ・イズ・デッドの人)


ホームページにもパンフレットにも載っていないのに、なぜか居た人 呉智英(マンガ評論家 犬儒家)


2007年2月18日 京都文化博物館 別館ホール


今回は,2月10日から開催する特別展「GUNDAM〜来たるべき未来のために」を記念して,マンガ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の作者,安彦良和先生を講師にお迎えします。アニメ版の「ガンダム」では描かれていなかった物語の細部を緻密に描いた同作は,「神武」,「ジャンヌ」,「虹色のトロツキー」など多数の歴史ものマンガを手がけてきた安彦先生ならではの,想像力と描写力に満ちあふれています。今回の講演では,歴史的な人物や事件に対して作家がどのように向き合い,史実に描かれていない部分をどう肉付けしていくのかなど、安彦先生の創作の秘密についてお話をうかがいます。


http://www.kyotomm.com/2007/01/post_11.php

行ってきました。入場料が

無料
ただし,京都国際マンガミュージアム特別展
「GUNDAM〜来たるべき未来のために」展の当日有効の半券の提示が必要。
当日会場でも販売

特別展「GUNDAM〜来たるべき未来のために」展
入場料:大人1,500円, 中・高生1,000円,小学生500円(マンガミュージアム入館料含む)

という事で、パチンコで勝ったら行こうと思っていて、勝ったので行った。
のだが、常設展のチケットを買うだけで講演会に入れて貰えた。常設展は300円。
やすっ!
次の大河原邦男講演会も300円で聞けると良い。
先週の富野由悠季に引き続いてのガンダム神講演会である。ガンダムガンダム
なのだが、今回はガンダムについてというよりは歴史マンガに付いての講演がメインであった。
で、パンフレットにお詫びが載ってた。

おわび
本講演会は「GUNDAM」展の関連企画としてお知らせしておりましたが、本来は、連続講演会「ミュージアム発・マンガの未来へ」の一環として企画された物です。講演の内容も、「GUNDAM」展やアニメ「機動戦士ガンダム」に付いての物ではなく安彦良和先生の歴史マンガに付いての講演となります。「GUNDAM」展の関連企画としてお知らせしてしまった事で、安彦良和先生、「GUNDAM」展関係者の皆様、その他関係各方面の皆様、ならびにご参加のお客様にご迷惑をおかけしてしまい、まことに申し訳ございません。この場を借りて深くお詫び申し上げます。

ダメジャン、京都国際マンガミュージアム
まあ、タイトルを見たら、ガンダムじゃなくて歴史マンガについて語るのだろうということは予想もついたし、僕も新選組とか好きだし、石ノ森章太郎の日本の歴史も全巻持ってるし、安彦良和の歴史的フィーリングは嫌いじゃないし、彼がそういう人だということも知っているので、驚きは無い。
だが、それならガンダム展の入場料で講演を聞くというのは変だろう。会場にはガンダム展の限定クリアーガンダムのプラモデル*1を持った人や、小学生を連れた親子連れもちらほら居た。
小学生はあからさまに退屈していたぞ!


という感じで、正直、あまり良い講演会ではなかった。
会場が元々、戦前の銀行のクラッシックな建物ということで、ムードはいいのだが、矢鱈と声が反響して、しかも喋っているのが60のじいさん、漫画家とマンガ評論家という喋るのが得意でない人びとだったので、はっきり言って喋っている事の半分も聞こえなかった!
小学生はあからさまに退屈していたぞ!大人でも寝ている人がいたし。
神の講演会なのになあ。
しかも、時間がおして、予定されていた質疑応答がなくなった。
呉智英は、ゴーマニズム宣言に一時期よく出ていて、小学生の頃はゴー宣を愛読していたので、その頃立命館大学で呉氏が講演をしたときに聞きに行った事があった。(ヤなガキだな・・・)
のだが、その頃から彼の紹介するマンガは僕にとっては古いというか大人すぎる嗜好で、ヌルオタの僕にはちょっと合わないなあという感じでした。
で、構成も20分間呉氏が喋る、40分安彦神がしゃべる、20分呉氏と安彦神がしゃべる、20分伊藤氏が喋る、20分3人で喋る、という感じで、微妙に一貫性が無い。
っていうか、何よりも聞き取りにくい。
富野由悠季は講演慣れしているんだなあという感じでした。
実際、安彦神が「富野さんは講演とかお得意でしょうけど、僕は下手です」と仰ってたし。


で、もう、破滅的にダメだった講演会で、1500円だったらかなり悲しい思いをしたなあという感じなのですが、こちらの方は場所が良かった用で、良いレポートを上げていらっしゃるので、紹介。
http://www.overcube.com/blog/archives/2007/02/post_269.php
http://blog.livedoor.jp/akakage2046/

もう、こっちを読んどいてください。


で、部分部分聞き取れて僕が面白いと思って、overQさんのブログに書いていないことを書く。はっきりとしゃべる(その割にどもる)富野のように忠実に書き写す事は無理なので、間違いはご勘弁で、眉唾で読んでください。


割と、12月の京都精華大学での発言と被る所もあった。
その時の模様は、こちら。
http://d.hatena.ne.jp/nuryouguda/20061205/1165337266

僕なんかの家系は根無し草なので、京都の方の、何代も続く家系だと聞くと、素直に凄いなあと思う。
そういうわけで、古代から家系がハッキリしている天皇家を尊敬する事は自然な事だと思う。
(聞き取りにくかったし、微妙な問題なので、早合点しないように!)

日本は単一民族ではないという事を描いた。

そういえば、今僕が読んでいる富野由悠季の小説のアベニールをさがしてに興味深い一文があった。

「勉強しな。日本は、いいものをいっぱい持っているんだよ。エンペラー・システムだって、あれは、日本国内で、いろんな民族が内乱を起こさないように編み出した手法なのさ。そういうものを生んだすごくいい土地なんだよ。日本列島って」
(略)
「だから、アベニールは、べストン・クーリガを日本に降ろしたんだ。日本と同じ多国籍国家のアメリカは、大きすぎて意思統一できない。日本は、西暦が始まる前に、南と北と大陸から、いろんな人種が集まって作られた多国籍国家で、単一民族化してきた歴史が長いから、こなれているんだよ」
「日本列島って、そういうことなんですか・・・・・・アイヌがアメリカ・インディアンと同じ位置づけになるんですね」
「リューキューもね」
(略)
民族主義者、原理主義者に限って、教義とか主義を誤解する名人なんだよ」

トミーノと安彦神は、仲が悪いとか、憎まれているとかよく言われるけど、話を聞くと安彦良和は富野のことをそんなに悪く思っていないようだし、思想的にも似ているような気がしないでもないのだが・・・。とりあえず神二人にはけんかをして欲しくない。

僕はガンダムの作者ではなく、一スタッフ。あれは富野さんの作品。

すくなくとも、認めてはいる。

歴史マンガに実在の学者を出した。愛知大学の写真資料に載っていた顔写真が非常にいい顔なので、それに似せて書いた。
そうしたら、出版した後で、その写真は戦後に取られた物で、マンガの舞台の戦中では30代から40歳あたりだったという事に気付いた。すごい爺に描いた。
でも、そのことで怒られたりけなされたりしなかったので助かった。むしろ、関係者の人に面白いといって貰えた。
でもさ、その写真の隣に、戦時中の人の写真が同じように載ってたので、間違えたほうの写真も戦時中だと思い込むのも仕方ないですよね?と言い訳してるのが可愛かった。

奥さんがよく2ちゃんねるを見ている。
それで、「あなた、2ちゃんねるであなたの発言が晒されてるわよ。もう、2ちゃんで叩かれるから変なことを言うのはやめてください」
2ちゃんねる便所の落書きなのだから、お前こそ見るのをやめろ」
というやり取りがあったらしい。

たしかに、2ちゃんねるで「安彦は左翼」「安彦は在日」という言い方を見かけたことは僕にもある。
このスレのことだと思う。
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1171171187/

憲法】「なめられて平気なのか」という今の嫌中嫌韓とセットの改憲論は、サブカル的…安彦良和[02/11]
1 :カイワレ大根φ ★ :2007/02/11(日) 14:19:47 ID:???
漫画家の安彦良和さん

今の改憲論はサブカル的

 機動戦士ガンダムでは、主人公の敵の「ジオン公国」はナチスなんです。
整列して挙手して「ジーク・ジオン」。ところが、ガンダム人気はジオン人気というぐらい人気が出た。
かなり否定的に描いたのに、それを承知で格好いいと思うのが人間の性(さが)なんですね。

 (前首相の)小泉純一郎さんも、国民は「むちゃくちゃ言っている」と思いながら、格好いいと
肯定した。理屈にもならないことを押し通す方が謝るよりもいいと。あれもある種の性でしょう。

 「なにか面白いことない?」という関心にあおられるのが、サブカルチャーの世界。
そこでは行儀が悪くて、刹那(せつな)的で、非日常的なものを求める。昔は「お楽しみ」に
すぎなかったのに、最近は偉そうな顔をして出てきて、本当の政治気分を醸し出している。
サブカル的政治ブームというのでしょうか。

 僕はアニメをやめてから「虹色のトロツキー」という満州国中国東北部)を舞台にした
漫画を描いた。満州国は日本にとって非常に存在感があった。真剣にやれば「王道楽土」ができると
思って国造りをした。だけど、やはり現地では、日本人は威張り腐って結局は因果応報。
本気だったけど間違っていた。

 平板な「善玉・悪玉論」では抜け落ちる、人の生きざまとか微妙なものを描きたかった。
でも今の嫌中嫌韓とセットの改憲論は、そんなの関係ない言い方ですからね。「なめられて平気なのか」って。
過激でインパクトがあるけど、それをそのまま受け取るのもサブカル的ですよ。

 僕が学生運動をしていたころにも、日本は米国に守られて半永久的に平和だという前提があった。
甘えがあった。ぬくぬくと居心地がいいから平和憲法は捨てがたいと。そういうのは嫌だったが、
人類の最高の目標を書いた看板の陰で「解釈改憲」という恥ずかしい状態も続いた。
「いいかげんこの看板を外そう」という気持ちは分かる。

 でも、今のこの政治気分では非常にレベルの低い憲法改正になる。だったら恥ずかしくても
分別がつくまで、この看板を掲げておけばいいと思います。

 やすひこ・よしかず 1947年北海道生まれ。弘前大中退。手塚治虫の「虫プロ」を経て、
テレビアニメ「機動戦士ガンダム」「勇者ライディーン」などの作画監督を担当。
89年から漫画家に専念。主な作品に「王道の狗(いぬ)」など。神戸芸術工科大教授。59歳。

ソース 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/kenpou60/
http://www.tokyo-np.co.jp/kenpou60/txt/070211.html

で、奥さんがプリントアウトしたスレをよく読んでみると、「便所の落書きだと思っていたけど、むしろ飲み屋の放言に近くて、良い事をいう奴も居るし、ただ悪口を言ってるだけの奴もいる」
と気付いたそうだ。
それで、「2ちゃんねるが政治を語る場になっているかもしれない。ボクの時代では、歴史を語るとか政治を語るとか言うのはダサいという感覚だったけど、政治がサブカル化、カジュアル化している。
それで、ネットで政治を語るときに、富野さんや僕の名前が出るという事は、(http://d.hatena.ne.jp/torix/20070212 とりかごさんとかのことか?)政治や歴史を語るのが、昔は三国志とかだったのが、今はサブカルに近い感じでガンダムとかを元に話してるのかな?
ということを伊藤氏と話していた。
(ここも聞き取りにくかったので、ニュアンスで書いていることを了承してください。どの発言が安彦氏の物で伊藤氏のものか微妙にごっちゃになっています)」

また富野由悠季について発言した。神が神について語るのはカタルシスだな。
嫌韓厨ガンダムが好きな人と被るようだね。http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anime/1171720897/-100とか。
僕はガンダムを見ると、国家とか民族という事にこだわる事自体が嫌いになりましたけど。それよりは個人個人がおおらかなニュータイプとなる事の方を目指したい。嫌韓の人はガンダムを見て、どうなのか。やっぱり、国家論や人種差別をちゃんとやったほぼ唯一のアニメだから、嫌韓流の人の問題意識とシンクロする部分があるのだろーか?
で、トミノ

「40代になった人がガンダムのことを実は、語ることが恥ずかしくなくなってるという理由が、特に今のその、戦争論、それから、テクノロジーのある雰囲気等という部分に間違いなくあるようです。で、それは僕自身がこの数年のなかで、えぇっと、うぅ〜ん、いろんな人と対談をさせてもらえるようになりまして、えぇ、実感した事です。
つまりガンダムで知ったから宇宙開発に行き、ガンダムを知ったから機械科系に行く電気系に進むというようなあのー、学生さん、それから、今や一流大学の教授になっているといった方の話も聞くようになるといった時に、極めて20世紀の最後まで人類が伝えていった物戦争論と技術論っていう風に触っていて、ガンダムから入っていくと戦争中に使われている技術論、科学論というのは何かということを考える時にも、モデル、つまり入り口になり得ていった。
それから戦争という物を単純に「陣取り合戦」という考え方だけで進めていったため、にです。えーと。
ガンダムの中に出ている敵味方論ていうものが、とてもわかりやすかった。ということから実を言うと、近代西洋史とか近代日本史の大学の先生になっちゃったていうような方もいらっしゃいます。
で、そういうような事、事例から、どういうのかな、ロボットアニメだったんだけど、総論的に原則を触る、物語を作れていたんじゃないか、という事が一番その、大人になってもガンダムを語って良い物になっている。」

(ボクの先輩にもガンダム好きで史学の大学院で研究されている人がいます)

と言ってた。
ガンダムガンダムすげえよ!
ただし、トミノに言わせれば

「20世紀までの大人たち、20世紀までの人類が考えている戦争論と、21世紀以後の戦争論、21世紀は戦争論がありえないと思っています。地球上では戦争をしていられない、している暇がないという風に思っていますから、戦争論というものがそういう風にありえない。
なのに、それを一般の論調として取り上げる事が出来ずに、某北朝鮮が核開発をしたからという事で食糧支援を50万トン、あ、50万トンは石油です。―をよこせみたいな、力関係で物事が進むと思っている人たちは、ジオン以下です。
朝鮮民主主義人民共和国だけでなく、力で物事を進める人たち全般がジオン以下ということ。)
「戦争を考えるのは気合ではないんですよ。気合で無い事がわかっていないから、またブッシュさんが平気でまた増援をするという事が起こっている。」

で、安彦先生が
「この中にも2ちゃんねらーがいると思いますけど、僕がこういう風に考えている、という事をまた2ちゃんねるに書いてくれたら嬉しいです」

ここら辺は、「外部に漏らさないように」と言った富野由悠季監督とは正反対な所だなあ。
「在日」と煽られた上で、「2ちゃんねるに書き込みしてよ!」なんて言う60のおっさんって面白!
そういうわけで、
http://moso.egoism.jp/yas.lzh
富野の音声ファイルは公開しませんでしたが、安彦先生の講演は公開します。ただし、風呂屋で録音したような音質で、9割は聞き取れません。

金属のGペンで絵が書けるのが信じられない。島本和彦なんか、なんであんな太い線が引けるのか不思議だ

島本和彦先生とも仲がいいと言うか、知り合いっぽかった。
出身北海道だしなあ。

筆は難しくないですよ。やさしいですよ

それは、どうかと。安彦ウマ過ぎ。

安彦立ちは、自分のオリジナルでなく、虫プロの養成所でこういう風に描けと教わった事。それで、直立不動よりも、こう立ったほうが、疲れないし、自然だと教わったんですよ。
学校の朝礼で、休めのポーズはこうでしょう。


と、言いながら神自身が安彦立ちを描いてプロジェクターに移してくれた!すげええええ!
神が絵を描いてるよ!

で、げんしけんの面々のように記号論の話に行くわけですが。
僕は質疑応答になったら、「げんしけんを安彦先生画読んでるのは意外でした。マンガは月に何冊くらい読んでるんですか?」と聞きたかった。
もしくは、
「歴史マンガという、実在の人物を描く上で、マンガには小説には無い弊害があると思うのでス。
というのはどういうことかというと、絵はストーリーの道具でもあると同時に、読者に対しての商品アピールだという事です。やはり、格好の良いキャラクター、綺麗な絵、という物を読者は求めているという側面があります。
ですが、歴史物は実在した人物、実在の世界を描くという事で、絵空事のマンガのように美男美女ばかりを出すわけにはいかないと思うのです。また、「似せる」ということもある程度必要です。
また、個々のキャラクターだけで無く、実在の世界の人間模様の雰囲気を出すために美男も居れば、不細工な人物も居る、という風な全体のバランスが必要だと思うのです。
ガンダムはそれがかなりうまくいったために、ガンダムが歴史と同列に語られる世界観を手に入れられたという側面があるのではないか、という風にも思います。
安彦さんが参加しておられないガンダム、特に近年の作品においては美男美女ばかりが活躍し、活躍しないキャラクターは、一目でそれとわかるようなおざなりな描かれ方をしている例がありますが、それは僕は歴史にも匹敵するガンダムらしくない、と思います。
そうは言っても、ストーリーを分かりやすく、読者に読ませるためには主人公は主人公らしい雰囲気、悪漢は悪漢らしい雰囲気の容貌で描かれなければならない、ということも厳然とあるわけです。
そのような歴史マンガを描く上で、どのようにキャラクターデザインをされて、どのキャラにどのような容貌を割り振っていくという事をされていらっしゃいますか?」
と、言う事を聞いてみたかったのだが、聞くまでもなく安彦先生がそれらしいことを仰ったので嬉しかった。

僕も、僕みたいな格好のおっさんが活躍するものを描いてみたいとも思いますが、そんなの誰が買うかって言う事です。
カッコいいのがみんな見たいんですよね。
やはり、それは日本のマンガ文化が手に入れた記号で、それがなくなると、やりにくい。
けど、それを超えたところにも、うんぬん。
(うろ覚え)

YASみたいなおっさんを活躍させたいんだ・・・。

萌え系の絵柄は、僕らの時代とか、いのまたむつみから出てきたよね。
それで、いのまたがどうとかこうとか(聞き取れず)

とか、そんな感じ。
で、確実に聞き取れなかったという一点において、ダメな講演会だったけど、もともと僕は歴史漫画家としての安彦先生の事を聞いてみたかったし、ところどころ面白い発言も聞こえてきたし、何より神と同じ空気を吸えたのが嬉しかったので、確実に300円の価値はありました。

*1:クリアーモデルって何がいいのかわからない。内部構造が透けて見えるというわけでもないのに。