玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

伝説巨神イデオン23 戦慄・囮の星

脚本 松崎健一 絵コンテ藤原良二 演出谷田部勝義 作画監督湖川友謙
あらすじ
http://www.sepia.dti.ne.jp/stillness/ideon/story/television23.html
植民星からのSOSを受信して助けに行く、というスタートレックシリーズ的展開。
松崎さんだなあ。
SF的なサイエンスやファンタジーだけで無く、戦艦の仲で散髪をやったり、そう言う生活感も、やっぱりSFには大事な構成要素なんでしょうかね?
ガンダムの現場から」の視聴者からのQ&Aで富野監督が「ホワイトベースの中でも散髪はやっていますが、描くことは出来ませんでした」と言ってたので、それをやってみたわけだな。
はてしない物語のバスチアンが「聖書の中の人はどうして毎日食事を取らないんですか」とか言ってたけど、(うるおぼえ)富野アニメはそれをなるべく意識していますね。
食事シーンも多いし。


あと、ここらへんになると、コスモの喋り方にかなりの落ち着きが出てきます。なんだか、いい男!
その良い男のコスモはカーシャ以外の女の子と恋をします。
滅ぼされた星の将軍の娘、キッチ・キッチンがまた、鮮烈に美しいな!萌えです。
トミノアニメは幼なじみと姫の2本立てヒロインだったりする事が多いらしいが。
キッチ・キッチンは将軍の娘だから、姫かな。喋り方も。それでいて、ジーンズで孤児のお姉さんでも在る。
宇都宮比瑪みたいな一つの理想像かも。
フラウ・ボゥ鵜飼るみ子さんだったが、フラウよりもかなり陰のある演技でなかなかナイス。


後半からのロマンチックな会話シーンに使われるようになったバイオリン協奏曲が凄く良いなあ。


あと、オーメ財団の私設軍隊に入隊したギジェは、なりふりを構わなくなったのか、民間人を大量殺戮したりすることにためらいがなくなったように見える。断髪もカッコいいぞ。
それから、イデオンのバリアー崩しの粒子はギジェだけが独占して使用しているっぽい?
それもなかなか策士だな。





だが、イデオンはバリアーがなくっても無理やり合体して敵をボコボコに。ガンガ・ルブはカッコいいのに・・・。
バリアー崩しはそのあと、普及して無い?
イデオンは核爆弾の直撃を食らったのだが、放射能はあまり気にしてないなあ。
イデの力のおかげかもしれないが、富野アニメって核は多く出る割に、白血病的な描写はほとんど無いですね。
そっちの方が問題なんだが・・・。
小型核爆弾でも平気にしているイデオンなので、バリアー崩し云々ではないのかもしれない。
でも、ハーケンは刺さる。


オーメ財団はズオウ大帝の階級社会を自由経済と科学技術で崩壊させようとしている勢力で、軍閥のアジバ家も大帝に歯向うためにイデオンを欲しがっているらしい。
僕が高校生のころに思いついた、ウルトラマンのパロディーの宇宙戦争小説でも、敵方の宇宙人が自分の星で革命を起すために発掘した最終兵器を地球人が偶然横領してしまって三つ巴の戦いになる・・・というアイディアが在ったのだが、生まれる前からトミノにしてやられていた。
くそう。
トミノめーッ!
あるいは似たもの同士なのかもしれないが。波長が合うというのはあります。