玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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今回はランカ・リー早乙女アルトの別れの回。
それはいいんだが、それ以外の前回の事件から発生すべき事がスルーされてるなー。いや、スルーして見せる見せ方自体は悪くないんだけど、時間がそれなりに経ってるのに他のキャラクターが何もしてないっぽくてぼんやり空を見上げてたりするのはいかがな物か。
クラン・クランが泣いてたくらい?あとルカ坊のお見舞いか。
やる気ーでろー。
三島とグレイスの計画も穴だらけだし、ビルラーも出てきただけで何にもしてないし。
色んな人が被害を被ったっぽい割に、同級生も出てこないんだなあ。エルモ・クリダニク社長とかの一般人を出したら幅も広がるが、時間の都合かしらん。
セカイ系ラブストーリーって言うことで、事件に翻弄される若者達の心の動揺を描くのもいいんだが、それなら社会っぽい大人を中途半端に出すのは下品かな。
スカイ・クロラの大人の不在(っていうかマスキング)の方が徹底してたような。
下品というか、大人のキャラクターであっても名前を持って出たからには動いて見せろって思う。
シェリル・ノームでさえスルーだったからなあ。アルトもあの状況で分かれたシェリルのことを一度も考えないのは、頭わいてんのか。目の前の美少女に昆虫的に笑顔を振り撒くだけかお前。
うーん。
まー、数日経ってるから、行間的にはシェリルは早乙女の実家に居るって言う連絡を受けたあと話がしづらいってのはあるんだろーけど。
戦いもあっさりしてたしなー。どーも全体的に今回は不完全燃焼でした。
イデオンならもっと夢つめこめたはず!


興味深かったのは、ランカが「愛・おぼえていますか」後のリン・ミンメイの心境になってる感じか、と。ふられて、自分の歌を利用する人間よりも自分の歌に酔ってくれるバジュラのほうに行く、みたいな流れは面白いな。
虫がいつもかわいそうだからナー。
アルトをいきなり呼び出して、駆け落ちしたいなら黙って拉致ればいいものを、いきなり虫を出して「虫だけど受け入れて!」っていうのは「ダメな俺を丸ごと受け止めてくれ症候群」ですかね?アルトどん引き。虫はない。
紙飛行機を一緒に折ったくらいで、アルトが自分の所に戻ってきてくれると思ったのか?別れの儀式か?未練はタラタラ。
でも、保志総一郎お兄ちゃんはお兄ちゃんだから妹を丸ごと受け入れるんですよーフヒヒ。
しかし、ランカがシェリルの話題を一言も言わないのは、どうなんだろうねえ?性格がいいのか、ものすごくキレてるかどっちかだなあー。
とりあえず、常識的に考えて虫とサイボーグと駆け落ちするのはダメっぽいから、「行くな!」っていうアルトが白々しかったです。
中村悠一氏がギャルゲー主人公くさいからナー。