玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

亡念の ザムド 2

亡念のザムド
全部見た友人はあまり?と言うのだが、ネットの評判は注目と言う。だから鼻毛切りながら見た。
確かにジブリっぽいんだが、富野分もありますね。話の巻き込まれ感覚とか、画面脇で小芝居を同時並行でやったりとか。
だから、先週はジブリだけでなくエウレカの前のキングゲイナーも含めて、宮地監督とボンズ(逢坂浩司なし)の「経歴みたい」と書いた。
でも、ジブリや富野を入れようとしたり丁寧にしようとする姿勢は感じたけど、スタジオジブリトミノになってる訳でもない。だから、「経歴」
どう違うかと言うと、一つ一つのレイアウトや絵はきれいなんだけど、見せたいものやメインがセンターに置かれたままなので、視聴者の視線があまりうごかない。だから視聴者の運動体感が少ないから退屈な印象。映像の原則的に変化が乏しい。キャラクターのトリミングもバストアップか全身というのが多くて図解説明的な絵が多い。カメラのレンズもあんまり変わらない気がするなー
まあ、視線固定はヌルく見やすいという一般的テレビドラマでよく使う手法なので、メジャーを狙うならよいのだが。
内容はマイナーな超能力だったり変な怪獣や戦争というものなので、印象がどっちつかずだ。アニメーションとしても良く動いているのに、いまいち迫力を感じなかった。
レイアウト的に、怪獣戦闘より少女か背景に視線が行くからかなあ?きれいなんだけど燃えにくい。
まーそれは僕の目がトミノ体質だから、というだけかもしれん。


で、全体的にはやっぱり「スタイリッシュで気持ち悪い」という印象。見た目の世界名作劇場よりもエウレカセブン的な「スタイリッシュな気持ち悪さ」を強く感じる。だから真似だけでなく個性は出てるよね。
もちろん、宮崎駿富野由悠季も気持ち悪いんだが。
宮崎は雑想戦争とおどろおどろな怪獣など雑多な気持ち悪さや生々しさがある。(庵野が描いた巨神兵のアニメの溶け方と、宮さんが描いたオーマのマンガの腐り方の対比を参照)
富野は性格的なしつこさと気持ち悪さがある。
ザムドの場合は二次元グロ画像みたいな清潔だが強調されたスタイリッシュな気持ち悪さがあって若手オタクっぽい?


あと、女子が強いのはジブリ分にしようとしてるっぽいけど性格的にはちょい違うなあ。
なんか男の子が好きそうな弱さや弱みもあり。
パヤオトミノヒロインはもう一段階、どっか変な女が多い。
ザムドエウレカと似てて、電波が薄いのに電波な先輩を真似て変な事をして、その割に似てなくて二次元グロ画像みたいになってるかな。
アニメではない画面の外の生の気持ち悪さの有無?世代差?
でも、今川監督はトミノより下の世代だけど、気持ち悪いくらいくどくて面白い。