玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

僕は天然ガンダム評論家?評論って何?

設問;アニメ感想はなぜ批評に近くなるのか - カオスの縁 ――無節操日記
nuryouguda
僕のやっていることは批評と言うよりは解説だと思います
オーバーデビルをキルケゴールの悪魔だと解説した時は我ながら頑張りました


zsphere
>グダさん
ええ、あのキルケゴールの回はすごい頑張ってらしたと思います(笑)。
ただ、解釈のために別のテキストを持って来る、っていうのは
それだけでもう、すごく批評的な行為な気がしますけれども(ぇ
解釈と解説の境界ってどの辺なんだろう……。


解答:アニメが総合芸術だから - まっつねのアニメとか作画とか
ちなみにこの問題(アニメ感想とアニメ批評の区別のつかなさ)についてグダさんを例にあげるのは不適当です。

なぜならグダさんはガンダムの専門家みたいなものだから。

富野に対してグダさんよりシンクロしてる人はそういないでしょう。

だから「ガンダム周辺」に限ってはまさしく評論家レベルなので、評論して普通

そういうやりとりをした。
どうも、僕はガンダムの専門家”のようなもの”らしいです。
そんなに偉い事をしている意識はなくって、やらないと気持ちが悪くてやらずにはいられないからやってるという、野生の獣のようなものだと思いますが。
あきまん氏もダムエーで言ってたけど、富野作品の冨野電波を取り入れないと死んでしまう、トミノゾンビです。
もっとちゃんと考察してる人はいると思いますよ。
がんだまぁブログの人とか。
まあ、僕はガノタというよりはトミノ寄りですかね。
そもそも、ガンダム程度のものを批評してブログに書いて、本当の意味でのインテリジェンスを手に入れられなかったというコンプレックスが…(富野的発言)


で、富野作品はわりと初見では分かりにくいところもあるし、みんなが分かりにくいってネットで書いてるのをよく見たりする。
で、だから、みんなが分かりにくいって言う分がネットにあるんだったら、僕が見て「エウレカ!」って言う部分を書いたらいいと思うので、解説しているというのが多いですね。

たぶんね、アニメ感想、批評には需要はないが、アニメ観賞のためのガイドブック的なものは求められているような気はする。ならアニメ誌の類を買えばいいじゃん。でも買わないんだろうね。値段のわりにはいらない部分があったりして(広告とか)。もっとすぐに参照できるまとめサイトみたいなもんなんでしょう。必要とされてるのは。
「アニメ感想」の困難(←何度目だ) - トボフアンカル・ミニ・メディア(T:M:M)

そんな感じです。
たとえば、キングゲイナーの終盤に出てきたアイシングゲートってわかりにくいアイテムですよね?
でも、あれはキルケゴールの「死に至る病」に登場した「悪魔の絶望は氷の城に引きこもりになる」ということを映像にしたものですよ、と解説しました。
証拠として、キングゲイナーの時期に富野監督は上智大学キルケゴールの「死に至る病」について講演をしていました。悪魔サタンが氷の地獄に閉じ込められているということなどを参考資料にしました。
アニメの情報量と言うのは、あまりにも多すぎるので、ちょっと調べたら誰だって作者の意図と言う正解にたどりつけるけど、24分の本編で表現できる量と言う制約はあるので、富野アニメは圧縮率が膨大です。視聴者の側で解凍しなきゃいけません。
で、僕はその解凍ソフトを自作してみんなにフリーソフトとして配る人になりたいです。
たまにバグやウィルスも入ってますけど、そこら辺はファイアウォール入れてください(笑)。ありていに言うと、生暖かい目でスルーしてね。



とりあえず、言葉の意味をちゃんと知ってない気がしたから調べてみたったー。

大辞林 第二版 (三省堂

  • かんそう ―さう 【感想】

(名)スル

あることについて、感じたり思ったりしたこと。所感。感懐。

富野アニメを見たら感じちゃうっ

かいせつ 【解説】

(名)スル

物事の内容・背景・影響などをわかりやすいように説明すること。また、その説明。


かいしゃく 【解釈】

(名)スル

(1)語句や物事などの意味・内容を理解し、説明すること。解き明かすこと。また、その説明。
「正しく―する」

(2)物事や行為などを判断し理解すること。
「善意に―する」


ぶんせき 【分析】

(名)スル

〔analysis〕

(1)ある事柄の内容・性質などを明らかにするため、細かな要素に分けていくこと。

⇔総合

「事態を―して対処方針を立てる」

(2)知的活動の過程・方法の一。所与の対象・表象・概念などを、それを構成する部分・要素・条件などに分け入って解明すること。

⇔総合

(3)物質に含まれている成分の種類や量を化学的・物理的に求めること。

僕がえらそうにやってることですね。キャラの気持ちについて、わかったよーなことを書いてみたり。
例:「ジェリドがマウアーにモテたのは、ティターンズはシャトルに最初から乗れたのに、ジェリドが連邦一般兵士と一緒にいたのを見たマウアーが『最後まで一般兵を助けようとしてて素敵』と勘違いしたから(実際はカミーユにこだわりすぎて遅れただけ)」
っていう。
むしろ、推理に近い?

すいり 【推理】

(名)スル

(1)ある事実をもとにして、他の事をおしはかること。
「―を働かせる」「犯人を―する」

(2)〔論〕〔reasoning; inference〕あらかじめ与えられた何らかの前提から新しい結論を論理的に導き出す働き。演繹(えんえき)的推理・帰納的推理・類推などがあり、前提が一つのものを直接推理、二つ以上のものを間接推理と呼ぶ。

シャアがアムロに「ララァを殺したお前に言えたことか!」と言った理由はガンダムミステリーの一つですね。
ザコンだからとか、三角関係の劣等感とか、「ララァを殺したお前」と言う最大級の禁句を言って最期にアムロに本音をぶつけたとか、諸説ぷんぷん。
富野に訊いてみたら、多分「忘れた」
って言う。
シスコン的には小説版の方が好き。

ひょうろん ひやう― 【評論】

(名)スル

物事の善悪・価値などについて批評し、論じること。また、それを記した文。


ひひょう ―ひやう 【批評】

(名)スル

事物の善悪・優劣・是非などについて考え、評価すること。

自分が面白いと思ったから善だ、つまらないから悪だ。と言うのは感想ですが、それを客観的なものだと定義しようとすることが批評や評論でしょうか?

ひょうろん-か ひやう― 【評論家】

(1)評論を職業とする人。
「文芸―」「政治―」

(2)自らは手を下さず、意見や批評を述べるだけの人を皮肉めかしていう語。

タイムシートも切ったことのない俺が、何を言うのか!っていうwww


しかし、批評の対象と言うのはあいまいなものばかりですね。数学や物理学は善悪がはっきりわかります。それは批評じゃないのね。
法学とかも、過去の資料の分析であって、批評ではない。
文芸が良かろうと悪かろうと、結局は面白いかどうかでしかない。
政治評論とか軍事評論と分析との違いはいまいちわかってない。状況を分析して、適合しているのなら、善。それ以外は悪。という批評だろうか?
ただ、政治や軍事は参考資料データが膨大だからヒト脳で分析する場合は直観や経験で近似的に判断せざるを得ないから、「批評」なのだろーか?アニメも?
ならば直感でしかないのだったら、感想のような気もするけど、批評の場合はちょっとは資料を参照しているんだろう。(キルケゴールとか、映像の原則とか)
結局、グレーゾーンが広いですねー。って言うだけか