玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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2009年、アニメーション、ベスト&ワースト

体調最悪なのに帰省途中で(でも、帰省しないと死ぬ)、携帯電話更新なので、id:mattuneさんとか、id:karimikarimiさん、六さんid:epsode_zeroさんあたりだっけ?
よろしく!
エピゼロさん、さっきは名前を忘れてすみませんでした。体調しんでます。
http://d.hatena.ne.jp/ill_critique/date=20091220
http://d.hatena.ne.jp/episode_zero/date=20091220

私はベストアニメーションを選ぶほど見てないし、ワーストアニメは見たくもないから、見たアニメのベスト部分とワースト部分について書く。


では、ベストガンダム部門
ジャカジャン!

十年経っても私を魅了するちから!
五年かけて全ての黒歴史ガンダムを私に見せた力!
十年後のガンダム00と比べても全く見劣りしない映像美!(Iフィールドや月光蝶の光はガンダムSEEDよりド派手)
(セルアニメとしては0083も見劣りしないが、あれはアニス婆さんの土地に空き缶を捨てる話だから減点)
ファーストガンダムで描き切れなかった部分を二十年の後だしジャンケンで蹴りをつけ、さらに超時空SFにした手腕は見事。
また、シリーズを全否定して全肯定する手法は仮面ライダーやウルトラなど、他のバンダイ事業部のゼロ年代を切り開いた。経済効果も大きい。
あと、全体的にかわいく、見てて幸せになる。


ワースト部分は、脚本構成やデザインなど裏方の構成にいくつか致命的ミスがある。スモーはターンエーガンダムとは違う時代の設計のはずだが、ミードとサンライズの齟齬で同系メカになるなど。この事は富野も反省していた。
が、それを逆手に取って、スモーも黒歴史のコピーと匂わせたり、ターンエーの裏切りというドラマを無理矢理にでも作り出す手腕と貪欲さは見事。


「俺達がガンダムだ」
ワンフレーズポリティクスの力でわかりやすい。刹那は楽しいやつだ。
ワースト部分はターンエー以上に構成が致命的ミス。
だが、政治部分に関してはターンエーは、十年考えてやっと再見できたが、ガンダム00は一度見れば朝日新聞の社説だと解るのでよかった。
うまく富野の政治描写を薄めて飲み込めるようにしている。富野は岩塩。


出崎統がまた原作レイプをやらかした。
企画当初のあさきゆめみしをレイプするだけでは足らず、時をかけて紫式部を直接レイプ。
手塚治虫の聖書物語という色んな意味での神の原作を監督した出崎統にとって、千年ごときは物の数ではない。
しかし、出崎が監督したら必ず揉め事になるのに、何であの歳まで現役で生きているのか、その生命力たるや!
内容のベスト部分は、マザコンの出崎がマザコン源氏を作ったが、紫の上が母親の代理とか教育の以前から、最初の出会いから可愛すぎる。妹萌え最高です。最終回も「若紫へ」
他のサブタイトルは全て体言止めだが、最終回のみ明確な指向性をもっての「へ」
妹へ!
おにいさまへ・・・
ワースト部分は、おにいさまへ・・・の方が作画がいい所。

  • ベスト萌え賞 ファイト一発!充電ちゃん

萌えました。女体で励ますと、やりたいことが明確でよい。
ワースト部分は、一番偉いのは原子力発電じゃん、って思わせる所。

アクセスアップに貢献してくれたのに忘れてた。
お祭りフィルムだしなー
アスカがエロくて、かわいかったです。
エヴァが良く走ってた。
綾波レイが母ではなく、妹になったらいいね。
ワースト部分は、シンジ君が神を気取っていたから痛い目に会えばいいね。
ナルシスホモとアスカががんばれ。


ショドウフォンを僅かに抑えて、セレソン携帯電話が受賞。
ワースト部分は、一番偉いのは自衛隊じゃんって思わせる所。
リーンの翼はそこまで踏み込んだが、濃すぎたか。

アニメじゃない!一人一人のドラマがいい。玩具も上手い。
ことはがかわいい。
いや、パクロミもかわいい。かわいいなあ。
ことはと薄皮大夫でマジ泣き。
マコちゃんもダメンズウォーカーで素晴らしいな!
イケメンはイケてるし、敵も深くてよい。
ワースト部分は、全部合体ロボットが仏壇。

佐藤順一が光と影という、割と長く取り組んでて消化不良だった主題に改めて挑んだ作品。
納得がいく構成だが、若干おとなしかったか? わかりやすいのがサトジュンの魅力でもあるが。
あ、でもラストシーンを思い出したらやっぱりいいね!
ワースト部分は、パチンコしか楽しみがなさそうな田舎町の癖に、誰もパチンコをやらないで祭や観光で楽しそうに暮らしていたので、スポンサー台なし。

富野由悠季がやっと実写を撮りました。
18メートルガンダムの立つ時代に、さらに機械として理に適った新しいデザインのガンダム
そして、辛い黒歴史だけでは生きられない人類に与えられた、ビューティー・メモリーという希望。これこそ陰陽和合!
運命の輪でありますな。
スピード感のある展開や動きも、短いイベントフィルムにはマッチ。ガンダムの無敵ぶりがすごい!
制作にあたったROBOTのスタッフの方が語った言葉がすごい
「富野監督の絵コンテがわからなかった。
監督には、絵コンテに全部書いてある、といわれた。
作ってみたら本当に絵コンテに全部書いてあって驚き、恥じ入った」
ワースト部分としてはいろいろと不透明なところ。続編とか。 しかし、それは本筋ではない。
あと、イベントフィルムなのに相変わらず空気を読んでない。そこがいいんだけどね。大体、アニメの内容がわからなくても損はない。