玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。旧玖足手帖から記事・ブクマを引き継ぎました。


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ガンダム 00の黒田脚本とかマーケティング理論を狙い撃つぜ!とかブクマレスとか

機動戦士 ガンダム00 2 20 アニュー・リターン 萌え上がれ!俺のスィーツ脳! - 玖足手帖-アニメ&創作-
こちらのブックマークでいろいろ面白い事を聞けたので、ちょろっと書いたり、補足したりします。っていうか、あの、適当にスイーツ(笑)とか書いた感想がなんで23ブクマも行くねん。ターンエーガンダム感想の方が面白いだろ!って言うか富野が面白いだろ!
って感じではあるけど、セルフブックマーク公開してクネクネ効果かねえ?(笑)
はてなブックマーク - 機動戦士 ガンダム00 2 20 アニュー・リターン 萌え上がれ!俺のスィーツ脳! - 玖足手帖(雨水)
よろしい、ならばクネクネだ。
で、クネクネに乗じて書きたいことを勝手に書きます。

id:daihx アニメ 刹那がどんどん悟った人に… 2009/02/23
id:mahal アニラン1 ああいう構成になる理由について、ある程度納得の行く説明。ただ恋愛モノって、あれくらい周辺ぶっ飛ばす方がむしろ定石だし、そういう中で刹那が業を背負う結末は良く出来てたな、と。

僕も刹那・F・セイエイはプロとして当然の事をしたと思います。でも、周りのソレスタル・ビーイングのクルーが刹那だけに苦労を押し付けた感じのミーティングだったので、こういうグループはイヤだなあって思いました。だれか刹那の味方をしてやれよ。眼鏡とか。女スパイが死んだのに、「ライルの恋人が死んでかわいそう」みたいな恋愛至上主義なリアクションをするのは辞めれ。
恋愛物としてぶっ飛ばすのが定石って言うのはなるほどー。でも、なんか薄い。Genjiは周辺とか原作とかを思いっきりぶっ飛ばしてレイプしまくりですけど、ものすごく濃いです。とてもおもしろい。光源氏出崎統が人間として濃いのか?

id:whirl ガノタ スイーツってか(イメージとしての)ケータイ小説ってかな。必要な(と作者が判断した)部分以外すっぽり抜け落ちているっつーか展開はえーというかスカスカというか。でも楽しく観ているんだけれどもね。
id:lisagasu 無理しなくていいのにwいまのダブルオーへの違和感はわかるけど、女子供用だみたく言われるのはちょっと寂しいな。女子なら誰でも恋愛入れれば喜ぶわけじゃないですよ/

それは私も思いました。ただ、僕は女じゃないから女の事は分からないので、男の僕がわからないということは女の子向けなのかな?とか思いました。
女の子でも恋愛なら何でも良いって言うわけじゃないですかーそうだよなー。


っていうか、作者側が「こうしたら喜ぶんだろ?」って判断して狙い撃って描いているって言う感じでしょうか?それで、狙いが間違っていたり、狙いを付けられなかったグループの視聴者にしてみたら、「どこに向って狙い撃ってるんだ?」って言う感じになるのでしょうかね?
ネタとして生ぬるーく見たら面白いって感じではありますし、アニメーションとしての出来も高いんですな。でも、「出来がいい」のと「見て幸せーッ!」っていうのは違うと思うんです。∀ガンダムを見たら幸せだし。お嬢様がオシャレだし。
なんていうんですかね?
この間も富野由悠季監督の「戦争と平和」から引用したんですけど、富野監督とか出崎統監督ってファンに向けて作ってないんですよね。「自分の事を知らないで、何となく見た一般人に向けて作りたい」とか。
まー、富野も出崎も見たら(オレが)ファンになってしまうと思うからそこら辺は謎なんですけど。ファンと言うのを客層という風に置き換えてみる事はできます。
富野とか出崎とかの年代ってマーケティング理論とか顧客層の細分化って言う概念があんまりない時代だったんだと思います。昔はウルトラマンを大人も普通に見てたらしいし。(番組数も少なかったしね)
せやけど、富野とか出崎とかその他諸々の人が好き勝手にして行った中でジャンル分けって言うのが自然発生したり、固定化されて言った、って言うのがここ2,30年かなあと。
やっぱり、黎明期からやってる人はジャンルに合わせるって言うより、自分でジャンルを作ってる側だから・・・。今もwowowやネット配信をやったり源氏物語をやったり、最前線で問題を起こしまくりです。


対して、機動戦士ガンダム00はやっぱりどこそこの客層に向けてるんだなーっていう狙いがカットごとに分かってしまって、そこら辺がちがうんだなー。
恋愛描写とかは女子高生の恋に恋するような女の子にむけてる感じがして、モビルスーツのアクションの所はプラモデルを作ったりする男の子、作画マニアパート、腐女子パート、ニコニコネタキャラパート、実況厨パート、って言う風に客層に合わせて演出を変えてきてます。かなり理詰めで。だから、対象にはまった人は面白いんだろーなーって思います。
で、そこら辺が、僕のように「自分の好きなものは脳内妹だけ!世の中にはあんまり興味が無い!」っていう人は「対象外」って言われてるような気がして、「にょろーんちゅるやさん風)」って思う。
富野や出崎の場合は特定の対象が無く、全方位射撃なので僕のような人でも「俺は興味なんか無いのに!なんだこれは!血が騒ぐぞ!アニマスピリチアーッ!」ってなる。


でも、ガンダム00は「女子はこんなのが面白いんだろ?狙い撃つぜ!」ってやってるのに狙いを外してるかもしれないのか・・・。うーん・・・。
黒田洋介脚本って、狙い撃ってるんですよね。

そんなわけで「おねがいティーチャー」を見る


全体としては良くも悪くも黒田洋介全開だなぁというのが第一印象。
黒田って「物語構造のパターン」というものを熟知してて、
その組み合わせとか王道・その外し方とか
凄く巧いんだよね


その一方で黒田の弱点であるダイアローグの弱さも全開
相変わらずパターン化した会話から抜け出せない。
会話をどこまでも計算で作ってしまうのが黒田と言える。
まあ、キャラを自由に動かしすぎると、物語構造が破綻しちゃうわけで
そこは言わば表裏一体である


こういう一長一短の脚本だからこそ、演出家の腕の見せ場となる
このアニメ、なかなか良い演出家が揃っている

おねがいティーチャー〜八谷賢一VSあおきえいVS野中卓也 - まっつねのアニメとか作画とか

おねティについてですけど、今日はこちらのエントリで黒田脚本のことを読んで「さもありなん」と納得しました。ガンダム00もそんな感じですね。
うーん。やっぱ、ガンダム00は脚本主導よりももうちょっと演出で、脚本の行間の部分をオーガニックに肉付けしたら良いのになーって思いました。