玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

当サイトはGoogleアドセンス、グーグルアナリティクス、Amazonアソシエイトを利用しています

リーンの翼新刊インタビューについて

http://d.hatena.ne.jp/char_blog/date=20100328#4
らしい
リーンの翼は第二の処女小説で、他に富野さんのなかで小説と言えるのは最初の「機動戦士ガンダム」だけかも知れないと。
ガンダムには「動かし難い固有のもの」があったと。


もう6年くらい前になるけど 富野監督が京都精華大学で講義をした時に(KINO2)、「物語に普遍性が大事」と言う話題で、僕は監督に「普遍性にアプローチするにはスタジオワーク的な広い合議と、個人の深い思索ではどちらが?」という話をした。(今思うと、アニメスタジオも思索はあるし、個人小説も取材や意見はあると思うが)
監督は「才能のある人は個人でも良いが、我々は才能がない。だから自分は小説をもうかけない」とおっしゃって、「いや、ガンダムおもしろいから」「いやいやダメだよー」とか押し問答になりかけた。
その後、僕は監督に「監督が自分を出すのは良くないとおっしゃった機動戦士ガンダムの小説ですが、私は好きです。なぜかというとそこにはニュータイプを足掛かりにした人の願いがあると感じたからです」 という電波な手紙を出した。


なんだかんだ言って、どういう形にしろ監督が今回ガンダムを認めてくれてよかったです。
だってクスコ・アルさんがお父さんに嫌われるのはかわいそうですよ。