玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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辻谷耕史さんの逝去を受けて

 これまでの芸能人の訃報に比べて、個人的に非常に特別なショックを受けた。
 と、言うのは富野監督の喜寿を祝うイベントを先月から取り仕切っているからです。

  • イベント告知

twipla.jp
 富野由悠季監督が喜寿を迎えられる来月頭にプリザーブドフラワーの寄せ植えとフラワースタンドサンライズ第一スタジオに送るつもりです。総額15万円なので、ファンの方にも出資を募っています。
 そのように、組織的に動いているのですが、まさか、辻谷耕史さんが亡くなるとは思ってもいなかった。
nlab.itmedia.co.jp
 僕の母親が自殺したのも辻谷さんと同じくらいの年なのだが、自殺は前兆があったし、ガンとかなら予測もつくのだが。

ameblo.jp
2018年10月12日(金)にアニメフィルムフェスティバル東京2018(AFFT2018)で機動戦士ガンダムF914K晩の上映イベントがあり、そこに
富野由悠季監督、辻谷耕史さん、冬馬由美さん、藤野貞義さん(音響監督)、森口博子さんが登壇なさった。


 その5日後の10月17日に辻谷さんは脳梗塞で亡くなった。


 直前まで元気に立木文彦さんとバンドを組んだりしていたのに…。


 その三日後の10月20日にアニメフィルムフェスティバル東京2018(AFFT2018)で機動戦士ガンダム逆襲のシャアのイベントに富野由悠季監督と古谷徹さん、池田秀一さんが登壇された。
www.gundam.info

 辻谷耕史さんのご葬儀は奥様の渡辺久美子さんなど、近親者で執り行われたそうだが、富野由悠季監督はおそらく辻谷耕史さんのことはご存じだったのではないかと思う。1週間前に共に登壇した人が亡くなったうえで、同じ舞台に立つとは、なんということか。心中察するに余りある。


 本当に、生きているというだけで大変なことだと思った。


 つい1、2週間前に元気でも死ぬことはある。それは僕の実感でもある。


 とても悲しい。


 そして、とにかく、富野監督には喜寿の誕生日までは、そしてGのレコンギスタの劇場版の完成までは生きていただきたいと思う。富野監督も脊椎管狭窄症を患っていらっしゃるということで、大変なのだが。


 私の個人的なことだが、富野監督の誕生日を祝う企画をあと3週間後に控えているのだが、その間に監督が亡くなることもあるのだ。非常に恐ろしく感じている。
 葬式の花にはしたくないんだ。
 しかし、監督が長生きしてお祝い、という企画をしているが、長生きできなかったガンダム関係者もたくさんいるわけで、生きるということは本当に呼吸の一つ一つが積み重ねで、決して自然に何もしなくても生きていられることはないのだ、と感じた。僕自身も病気で、先日は会食に誘われたのだが、その途中で嘔吐してドタキャンしたりした。生きるのは難しいなあ。


 ご遺族の方や富野監督の方が僕よりも大きな衝撃を受けていらっしゃると思うので、心安らかに戻られることをお祈りしています。