16時間寝たかったけど6時間プラス2時間しか眠れなかったのとスマホのゲームの電池が切れたので充電中に見た。
んあーーーーーーーーーー。面白い。面白いんだけど何とも云わく言い難いというか、
雰 囲 気 ア ニ メ
違ったらごめんね。まあ、アニメーションのテクニックとかスポンサーや玩具展開に関係なくできるOVAらしく色々試してて、テクニックだけじゃなくて商業主義とはあんまカンケ―ないリリシズムみたいな雰囲気とか、そこらへんも当時のOVAならでわっすねー。と、言えるっちゃ言えるフリクリ2話。
OVAから深夜アニメにシフトしたけど、最近の深夜アニメはソシャゲとか声優アイドルの商売道具の一環になっちゃってて逆に縛られてね?みたいなーそんな時代感覚。
あ、ロボットの戦闘は面白かったっす。でもプラモデルじゃねーんだよな。
千値練とかから2012年とか、技術が進歩してからアクションフィギュアが出たカンチ。ロボとのソフビっぽい感じのアニメーション、グレンラガンを経て宇宙パトロールやダリフラにも受け継がれてる。それが今石さん系列のアニメーターの手癖なのか会社としての方針なのかはよく知らない。トップ2!は劇場版しか見てないし、雑語りしかできねー。
とか、やっぱりずっと見たかったガイナックスの作品っつー訳で語りたい面もあるんだけど、18年も前の作品で、僕が思春期に見たかったけど見れなかったもので、それをいまさらどうこう語るのってなんかダサくね?
っていう気持ちも有る。
id:samepa さんとか、当時からずっと熱心なファンがいて、そういう人には失礼かもしれないんだけど、と、同時に榎戸洋司信者が怖いという面もあって、あんまりここで僕が変に考察するのもどうかなーっていうおじさんになってしまった心理がある。もしかして僕が18歳の思春期後期にちゃんとこれを履修できていたら、精神がきちんと成長してアニメへの欠落感を満たして大人になって、勉学や就職も失敗せずに後顧の憂い無く立派な社会人に成れたかもしれないけど、そういう「もしも」はないし、今でもダラダラアニメやゲームをやる無職の年男独身男性になってしまったよ。
ずっとカンチアイコンのさめパさんは初めてフリクリをご覧なすった20歳頃の情熱の初期衝動を今も持ち続けてる人なのかしらね。
僕もエヴァンゲリオンはシンジ君と同い年の頃に見たのでばっちりハマったんだけど、僕が30代に突入してヱヴァQで渚カヲル君の首が飛ぶのを見た次の週に母親が首をつって自殺したので、なんかどうでもよくなっちゃった。
そういうダメ人間のダメな気持ちのマミ美とか、思春期に終わらせておかなきゃいけなかったんだろうけど今でもダメな俺。というかドンドンダメになっていってる。身体化症状も出てきてるし。
ハルハラ・ハル子は一生懸命運転したり走ったり電話したり殴ったり悪態をついてて頑張ってて偉いなーって思ったっていうか、Aプロっぽいギャグマンガ描写じゃなかったら何回かナオ太君を殺してたかもしれないけど、バンダイチャンネルの分類では「コメディー・ギャグ」にカテゴライズされてたんですけど。それに対して冷めパさんとか榎戸信者はどう思うんだろう。
あと、ハル子はスキニーなパンツが似合っててかっこいいね。
それから、不在の兄の代理の神様とかカンチとか、ナオ太の代理の猫とか、取り換え可能な男性を扱う女性の当てつけっぽい所とか、それに対して不全感を覚える故・サルバドール・ダリ(兄)の同じ名前を名付けられたサルバドール・ダリ(天才)みたいな自己尊重されない弟の空っぽの自我の象徴としての消失した脳みそ。
少年から見た兄の力の象徴としてのロボット、みたいな、そういうゼロ年代雑語りはやろうと思えばできるんだけど、やっぱ18年越しの初見でそういうことを言うのは恥ずいね。
アニメで精神分析!アニメで社会学!とかいうゼロ年代もなー、なんだかなあ。結局謎本ブームの延長でしかなかったんじゃねーのみたいな。
まあ、アニメは面白いよ。うん。なるべく面白いアニメを見ていきましょう。見れなかったアニメや古典も最近は配信サイトが充実してるからいいよね。次はアイアンリーガーを見たいね。
っていうくらいの落ち着いたスタンスでアニメを娯楽として見ていく余裕がおじさんにはちょうどいいんじゃねーのかなーって。
あんまり必死になって「このキャラの心情は僕と同じだ!」とか言うのも、もうそういう年じゃないんだしさ…。
ていうか僕はまだ鬱病や自律神経失調症の後遺症は治ってないんです。リハビリ中です。寝たい…。
雑に終わる。明日は3話。評判の悪いオルタナが上映終了する前に本編6話を見ていきたい。本広克行監督は富野監督とリング・オブ・ガンダムを撮ったこともあるんだけど、どっちかっつーと押井守のフォロワー。
フリクリも色んなドラマとか萬画とかのパッチワークなんだけど、マンガっぽい柔らかみのある所はどっちかっつーとAプロ感ない?
まー、本広監督も鶴巻監督も2000年前後の踊る大捜査線とかケイゾクとかIWGPとかのアニメや特撮を取り入れたビジュアル系のドラマをやってたり影響を受けてたりしてて、そこら辺がちょい被ると言えば被るんだけど。ゼロ年代雑語りマンの宇野さんも木更津キャッツアイが好きなんだけど。僕に言わせれば木更津キャッツアイはむしろガンダムZZ。
でも、押井守とAプロはリアリティレベルの雰囲気から違うわけで、そこが今回ちょっと不評の原因なのかもしれねーなーとか、すげー偉そうな誰目線だよ、みたいな。
って、雑語りをした後にちょっと検索したらこういうページを見つけた。
GAINAX NET
Illustration:鶴巻和哉 (鶴卷和哉) (Staff)
Comment:
たしかエヴァ旧劇場版の打ち上げの帰り道、プロダクションIGの石川社長から「鶴巻君、どんなアニメが作りたいの?」と訊ねられ、「『ど根性ガエル』みたいな」と答えました。それが後のフリクリです。どちらかと言えば、イラストとは逆に、ハル子に張り付かれた方がナオ太なのでしょうが……。
優秀な スタッフと熱心なファンに支えられ、面白いアニメにすることができました。ありがとうございました。
GAINAX Toppage Gallery-FLCL(2010~2011) - OguwaAsuka04的創作 - 巴哈姆特
(↑中国のファンサイト 元のGAINAX NETは消滅。)
やっぱなー、俺、アニメを見る天才だから。初見で本質を見抜いちゃうんだよなー。天才だからなー。まあ、のび太みたいに「アニメのここが面白いと分かる才能」は就職にはほとんど役に立たないし無職だしダメ人間。(編集者に大事なのは締め切りを守ることと人脈)
カウンセラーに「自衛隊の人は被災地で頑張ってるのに、グダちんはアニメの雑語りしかできないのでクソだと思う」とメンヘラっぽく言ったら「がんばってる自衛隊もアニメを見て息抜きするから、それの手助けマンとして活動したらいいんじゃね?」と承認欲求を満たしてもらう言葉を言ってもらったというか、言わせたというか、そういう小狡さが僕にはあるよね。トカトントン
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nuryouguda.hatenablog.com
君は僕にプレゼントを贈ることもできるし、送らないでもブログを読むことができる。有料ブログで食って行けば就職困難な僕でも生活の糧になるかもしれないんだけど、こういうアニメ感想雑語りで食っていくのも本職のアニメ作ってる人に申し訳ないし。会員制サロンを作ったら内輪向けのノリに成っちゃってつまらないし、色んな外から来る人との偶然の出会いとか口論を楽しみたいじゃん。
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