いきなり榎戸洋司のメタファーのモノローグで外の世界と閉じた世界が始まって終りを予感させる。榎戸さんは好きだよね、そういうの。
あと、子供と大人とか。
設定とかSFとか宇宙的世界観とか組織とか全くわかんねーし、知らねーし、Pillowsの音楽の批評とかもできないんだけど。かっこいいとは思うけど。
アニメの演出効果とか、俺には技術も何にもねーから知らねーんだよっ!!
だが、一つだけわかる。
謎の女に見えたハル子もサメジマ・マミ美も結局逃げた男を追いかけてるだけの女じゃん。かわいいもんだ。(「カンケーネーンダヨ!」って言ってるハル子の気持ちはわかるんだけど、好きな人のためっていう点では普通だ。俺は普通に世の中とうまく関係を作れないので全部ぶっ壊すっていう意味で関係ねえんだよ)
宇宙海賊王アトムスクがどういう男かは知らないけど、海外に野球留学したナオ太の兄貴のタスクと同じ外の世界に行った男という点では同じなわけで。
だけど、外の世界に飛び出したら女が追いかけてきてくれるっていうのも男の甘えなんじゃねーのってのは眉毛の男のみっともなさで描かれてるのかもしれねーみたいな。
少女革命ウテナではアンシーが外の世界にウテナを探しに行くのは当然のように見えたけど、男が外に出て行って、それを女が追って行ってくれるって思うのはちょっと20世紀的価値観じゃねーの?って感じてしまった。ヘテロとホモの違い?
アトムスクとラハルの鎖は二人をつないでいる運命なのかもしれないし、そこは二人の事情かも知れないんだけど。
前回考えた主人公とヒーローとロボットとギターの話。
やっぱりナオ太くんが自分のギターで戦いましたね。海賊王のギターと合体するとは思わなかったけど。王道。
でも派手に女を殴って告白しても昔の男に取られてさぁ~。
敵はやっぱり少女の心の闇から生まれた怪物体。やっぱりプリキュア。
でもやっぱり猫は猫同士、子供は子供同士仲良くしたらいいっていう感じで年上の女性は外の世界に行く。
海賊王の力で戦ったナオ太も、派手そうに見えて、結局親の離婚を止めたニナモリと同じような物かもしれねーんだなっていう走り高跳び。だから中学生は中学生と恋愛した方がいいかもしれないのかもしれないけど、それもマミ美との関係のリフレインに過ぎないのかもしれないんだけど、まあ、そこはそういうもんなんすかね。
でもマミ美は男のタスクを追いかけるんじゃなくて、弟のナオ太のシルエットを利用してカメラマンとして自立っていう、To Heartの長岡志保エンドみたいなところがあって、そこもまああの頃の時代感覚っつーか。
でもナオ太の元にはハル子のギターが残され、それはまだ力を秘めていることを暗示させて終わる。ハル子はナオ太が作ったダブルネックのギターを持って行く。
それはそれで二人の絆としていつか輝くのかもしれないし、片思いが連鎖する21世紀のハチクロ?みたいなものかもしれない。
まあ、細かいことはいいんだよ。愛だよ、愛。めんどくさいっすね、愛。
でも、OVAを全部見てもフリクリ信者とかピロゥズ信者があそこまでお熱なのかはいまいちわからなかったけど、思春期のインプリンティングってのもあるよな。僕はそれがガンダムなんだろうなー。
ウエダハジメ先生は富野界隈でも結構重要なんですけど、入手できるかな。萬画版フリクリ。3000円くらいでアマゾンで買えるのか。でも、そこまで俺はフリクリのオタクになるべきなんだろーか?
基本的にガンダムのオタクでアイマスのPなのであんまりカルデアのマスターとかきくうしさまとか副業は増やしたくないけど、基底現実の労働環境は厳しいんですよね。
つーか、フリクリ、関連書籍多いな、ポストエヴァンゲリオンとして期待されてたあの時代のあーいう盛り上がりを思い出す。結局エロゲーに一旦収束してゼロ年代を萌えで過ごして、いまはVRとか仮想現実とかでしたっけ。
(ハル子とくっついたらマミ美が怪獣を作るの、ちょっとエロゲーのkanon問題の予感はあったかもね、ま、それも愛なんだよなあ)
僕は脳内妹と愛をはぐくむ。
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