#チェンソーマン第94話　男の精神対女の肉体ズ

　前回、理不尽なほど強くなれるというチェンソーマンという漫画のヒーローになるために、デンジは理不尽なセックスをしたいという動機で復活した。

　支配の悪魔が信じている「悪魔は恐れられなくなると弱くなる」というルールも十字架を足蹴にする理不尽パワーでぶち抜いてほしいものだが。

　まあ、今回はチェンソーマン対武器人間ズ（+墓地に眠る公安職員のゾンビ）のアクションがメインでストーリーはほぼラストの2Pしかなかったけど。なので感想も明日書こうと思ったけど寝る前にサクッと書いてしまうが。

　セックスじゃん。

　これセックスじゃん!!!!

　サクッと書くといった割に筆が滑って、以下、感想を4千文字書いたけど、「セックスじゃん！」と言うだけです。

　マキマさん「チェンソーマンはキャラクターとして消費されるので弱くなった」と言ってるけど顔が写ってないので不愉快そう。やっぱりマキマさんはチェンソーマンが好きなのでなんもしらん人間どもにチェンソーマンが消費されるのも不愉快。なので、武器人間ズと相打ちになったチェンソーマンに血を与えて復活させる。そして一緒に殴り合おう。マキマさんはチェンソーマンの心臓が好き。でもそれを手に入れるためには、デンジ君に戻ってしまったチェンソーマンの脳のデンジくんの精神を改めて破壊しようと思う。

　体液を与えて、精神を壊すために肉体で殴り合うとか、もうセックスとしか言えないので早く付き合っちゃいなよーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

　さすが主人公のデンジくん、前回「たくさんセックスしたいい!!」と叫んだあと、ちゃんとセックスしていてすげえ。有言実行。

　で、セックス的にはデンジくんはマキマさんに対して受けなんですが、デンジくんもがんばっている。
　武器人間ズは前回チェンソーマンにやられた対戦の記憶を持っているし、弓の悪魔であるクァンシも前回の武器人間回の変身前のセリフのように最後まで、首を刎ねられてもマキマを守ろうとしていた。なので、マキマに精神を操作されているにせよクァンシやレゼの人格の要素の断片はある。

　なのだが、チェンソーマンのデンジ、「なんでレゼがここに？」とか言わない。他の武器人間と同じく、爆弾の武器人間も瞬殺する。（前回の武器人間との対戦の意識はチェンソーの悪魔でデンジではない）

　……純愛じゃん……。前回「ホントはダメだけど！ひでえ事だけど…！彼女とかもホントは……！5人!！10人くらい彼女がほしい！たくさんセックスしたいい！」ってデンジくんは言ってたけど、再生レゼには目もくれず、マキマさんを倒すために武器人間ズを瞬殺する。
　彼女が10人くらい欲しいけど、やっぱりデンジくんはマキマさんが一番好きなんじゃん！（レゼファンは可愛そうだが）純愛じゃん…。

　前回の武器人間回のチェンソーの悪魔モードのチェンソーマンよりは弱くなっているけど、相打ちとは言え複数の武器人間ズとゾンビを屠ったので、デンジのチェンソーマンのコンディションとしてはかなりいい感じ。

　で、マキマさんに話を戻すけど、世界中の人々にチェンソーマンが消費されているのが戦略としては正しいけど感情としては不愉快なので、チェンソーマンを自分で治して自分で殴って壊すことにする。独占欲じゃん！マキマさんはチェンソーマンが好きでデンジくんの精神は壊したいのだが、自分で殴って壊すっていうの、デンジくんの精神にもマキマさんが執着しているって言うことですよね。無自覚な恋じゃん。

　はー、好き。

　僕がチェンソーマンを読み始めた理由は「強めの顔のいい女に人生をめちゃくちゃにされたい」「強めの顔のいい女と一緒にめちゃくちゃになりたい」という性癖なので。

　マキマさんはチェンソーマンを手に入れたいし支配したいけど、そのための手段でしかなかったデンジくんの精神にも執着が芽生えてて、マキマさんも冷静さを失っています。自分でメディア操作してるのにチェンソーマンがみんなの消費物になるのも嫌だから独占欲を出すとか、ダメな恋を求めてる感じの女だ。

　ちょっとアイドルマスターの話ししていい？俺、アイドルマスターSPで主人公の会社のライバルプロダクションの961プロ所属のライバルアイドルとして出てくるプロジェクトフェアリーがのオーバーマスターって曲が好きなんですよ。

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　アイドルマスターの原点の765プロは普通の女の子がアイドル候補生になってがんばるっていう方針で、親しみやすさとかがあるんだけど。961プロは高級感とかランクの高さとか高嶺の花とか強めの顔のいい女って感じを出してくる。

　そういう強めで顔が良くて天才で完璧で頭が良くて（響？）クールに割り切る女が、恋愛で本能に従ってタブーを犯してダメな恋を求めてめちゃくちゃに堕ちていくの、すごくいいよね…。

　チェンソーマンの話に戻るけど、強めの顔のいい女と精神と体液をぶつけ合って壊しあってめちゃくちゃになっていくセックス、いいと思う。
　ていうか、精神と肉体をぶつけ合って壊しあって絆が深まるっていうの、少年ジャンプの漫画のライバルとしてはスタンダードだな。ただマキマさんの性別が女なだけで。いや、悪魔なので性別はあんまり関係ないんだけど。でも、マキマさんも愛するチェンソーマンを前にしたら精神的に揺れたり独占欲を出したりしてくるので、そういうところはかわいい。

　普通の女の子が恋をしたり悩んだりする漫画は、僕はそんなに琴線に触れないというか、勝手にしてろ恋愛脳って感じだけど。一人でもやっていける強めの顔のいい女が恋のために他人も自分もめちゃくちゃにして堕ちていくのはとても好き。
　デンジくんは人生をマキマさんにめちゃくちゃにされたけど、今回はマキマさんも独占欲出したりとか、部下に見切りをつけて自分から殴り合いをしようって、マキマさん自身もめちゃくちゃになっていきそうな方向性が見えてよかった。セックスは双方向だから。

　チェンソーマンの悪いものを消す力を支配して糞映画のない秩序だった世界を作りたいって言っているマキマさんだが、本心は世直しなど考えていなくて、大好きなチェンソーマンと思いっきり殴り合いたいし、相手と人間関係の主導権を争いたいっていうだけなんじゃねーの？互いにぶつけ合うのが気持ちいいってだけなのでは？

　逆襲のシャアじゃん！富野由悠季オタクの僕がハマるわけだ。

#チェンソーマンは愛の話だし、逆襲のシャアはセックスなんだよ!!!!!
世直しとか口実だし！好きな人と互いの尊厳をかけて殴り合いたいだけなんだよ！
血を与えるマキマさん、サイコフレームを横流しするシャアだし。情けないチェンソーマンと戦って勝つ意味があるのか？だし
— ヌ・リョウグ・ダちん (@nuryouguda) 2020年11月20日

　性癖だな……。

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　借金28万円を後10ヶ月で返済するので、食料品が一番節約になる。嗜好品は我慢しますが、食料はないと死ぬので。
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　コロナウィルスは日本人には割と手加減していた致死率でしたが、変異して冬にロックダウンが起きるかもしれないので保存食を集めていきたいですね。

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