#ひろゆきに対抗してぼくの、よのなか攻略法

「ひろゆき　児童書」に厳しい意見も届くことは予想してました。
それでも世に出す価値がある、読んで人生が豊かになる子どもがいると信じて作ってきました。
関わってくださった方々のおかげで『よのなかの攻略法』は充実した一冊となりました。
本日発売です！まずは書店で手にとってみてください。 https://t.co/7UJT9DHcuh
— 水野隆｜編集者 (@mizno7) 2022年12月7日

　論破する必要はない。

　僕の世の中攻略法を伝授する。

　まず、高校までは学年トップクラスの学力を維持して勉強する。（卒業時にセンター試験は９割得点する）

　国立大学理系に入る。（私立大学理系にも受かっていたけど実家の金がないので行かない）

　シュレーディンガー方程式が解けないので挫折するけど何とかごまかして卒業する。あと、学生特権を生かして京都精華大学の情報館で富野アニメを見まくる。

　アニメブログを書きまくって一定の地位を得る。

　適当にアニメブログで活躍していることをアピールして六本木ヒルズのKLab株式会社に入社する。

　過労死寸前になっても何とか発熱状態で意識が混濁していても退職交渉を頑張って傷病手当金と会社都合退職による失業手当延長を申請する。

　それで得たお金を親に送っても親が自殺する。

　いちおう障碍者枠での雇用にチャレンジするけど、派遣切りでやめさせられる。

　障害を隠して就労した現場のバイトリーダーが朝礼で「お前らに給料にを払うために会社はどれだけ苦労してるかわかってるのか？」と説教する。ヘイトがたまる。
　誰よりも多くシフトに入り、職場の中核的立場になる。
　過労になって職場で勤務中にいきなり嘔吐して繁忙期にいきなり辞めてシフトに大穴を開ける。

　親が自殺して鬱病が悪化し、過労を繰り返すので精神科で「こいつを働かせたらろくなことにならない」と診断書を書いてもらって精神障碍者保健福祉手帳２級を発行してもらう。

　働かずにアニメブログの広告収入と読者からの食糧支援で生き延びる。

　これがワシの答えや！

　たしかにー、日本の生産力の悪化や社会保障制度や税負担は問題ですけど、個人の幸せを追求しようと思ったら、僕はなるべく働かない方がいいと思う。なぜなら人間はたいていクズなので、よっぽど職場の人間関係に恵まれなければ、働いたらクズと日常的に接することになるので、クズによって精神が汚染されるので、働かない方がいいと思う。

　大丈夫！日本はまだ富裕層がいるから底辺の人が労働を放棄しても富裕層が税金をきちんと納めれば何とかなる！